１０時頃起床。

水分補給と快便。

昨日から続く、
（２２歳で古本興行を立ち上げた放送作家）若林凌駕
が古本屋を立ち上げるための値付けをするために、
寝付かず、２４時間配信を横目で見ながら、
ボクの最新刊『本業　2024』に続く『文業　2024』
を書き綴っていく。

『文業　2024』の表紙も決めなくては。

現在までの原稿、全てのフォントを整える作業、
ひとつひとつ手作業でやっていく。
法則性は簡略化が見えてくる。
長時間続けてやることによって
見えてくるものがある。

お昼、ちょうど作家の樋口毅宏さんから
いただいた、お蕎麦を作る。

蕎麦湯を初めて飲んでみた。改良の余地あり。

常備しているキムチ納豆も漬けておく。

今日から小路紘史監督の８年ぶりの新作
『辰巳』が公開になる。
後方支援はするに決まっている。

最初の試写会から半年が過ぎている。

そして『ケンとカズ』を巡っての対談も。

博士チームの映像研の福井さん、来宅。

先程前まで阿佐ヶ谷の若林凌駕のところに居たので、
連絡をしたらそのまま、鷺ノ宮に向かってくれた。

我が家に訪れるのは初めて。
ちょうどママが帰宅したところで紹介する。

新たにYouTubeの映像制作チームを立ち上げるために、
概算要求などを組み立てる。

芸人同士ではないので、
ビジネスライクに制作状況などを赤裸々に申告し、
忌憚なくお互いの条件を並べていく。

作家の海猫沢めろんさんとお約束していたので、
おふたりにボクの倉庫をご覧頂く。

さすがに３部屋に宝物が山積みになっているのに
驚いていた。

福井さんと別れて、めろんさんと、
鷺ノ宮の『猫の目』に行くか、
高円寺『UNKO』へ行くか、ご相談。
やはり、『UNKO』は踏んでおきたいとのこと。

中杉通りから早稲田通りまで歩いて、
目的地まであと一歩のところで、タクシーを拾う。

庚申通りを入って、奥に入ったところに、
今日もウンコが開店していた。

これだけ足繁く「ウンコ」にたかる、
ボクはもはや「蝿の王」だ。

店長とオーナーが出迎え、そして先客あり。

彼女たちのひとりが、
中国から輸入したウンコ石。
重みがあり、悪くない。

モニターからは三木道三。

めろんさんは、本棚の屍派の北大路翼に反応。
九龍ジョーと同じく。
この繋がりが石丸元章にまで
流れることも知らなかった。

彼女たちは、アレン様のファン同士とか。
まったくボクは知らないのだが……。

そして、世を忍ぶ仮の姿で飲んでられる方の
実像は、知る人ぞ知る「てんぐちん」さんとのこと。

てんぐバーに誘われたが、いずれに。

高円寺『UNKO』のトイレはタイの公衆便所のごとし。

なのだが、実は店の中にあるのを今日、初めて知った。

めろんさんが家庭のことで早退したも
ボクは居残り、お二人の数奇な人生を聴き込む。
三又又三の靖国奉納プロレスでの
熱狂的女性観客でもあるとのことで、
三又又三に電話をつなげる。

いずれじっくりお話を聞く、お約束をして店を出る。

運動不足解消にYouTubeの配信を続けながら、
夜はくねくね。

まっすぐ帰宅せず、
妙正寺川の方を迂回しているうちに、
龍宮城に辿り着く。

４０分だけで入ったのだが、
場内は阿鼻叫喚のカラオケ＆ダーツの宴。
ボクひとり、パーティションの奥のボーイズバーコーナーへ。
誰もいない。
そして横から流れてくる知らない世代のカラオケ。
ツイキャスに切り替えて、
次々と変わる２０代のボーイの人達と話し込む。
Z世代の鷺ノ宮のボーイは野心もなく、やさしく、爽やかだ。
身の上話を聴きながらトリスのハイボール。
ジェネレーションギャップの差異は、
究極のボケだ。

とにかくこれが面白かった。
さすがに、今の２０代が
王貞治も長嶋茂雄も知らなかったのは、
もはや、違う惑星に住んでいるのかと思ったなー。
３人のボーイさんとライン交換して、
今度、フットサルを一緒にやろうと約束するのだが、
しないだろうなー。

線路を越えると、
こちらの惑星の引力に引き寄せられる。
２回目。

煙草も吸えて朝の５時まで。

店内ではストーンズのミス・ユーが流れていて心地よいことこの上ない。

半分麺の坦々麺。

最高の締めラーメン。

帰宅は２時過ぎ頃だろう。

それでも仕事を少々やってから就寝。
ボクには珍しく完全に息抜きが出来た一日だった。

ボクのエゴサに何度も引っかかる裁判案件。
詳細は何も知らないので発言は控えるし、
わかっていることは、
ここでもボクに「うんこ」が近づいてきている。
いや「うんこ」が臭ってきている。
こちらは踏まないようにしておこう。