5時20分起床。

起きたら
すぐに日記を書く。

♪モーニングモーニング、オレの朝だよ。

ママが手作りの家飯が
やはり美味しい。

２月〆切の新書『議員失格』
の原稿を書き続ける。
頭で書けているので、
タイピングが追いつかない。

ヤクルトおばさんが「ヤクルト１０００」を
持ってきてくださる。
「大丈夫、下血の方？」
「今、下血には１０００が特効薬なんですよ！！」
なとど軽口を叩きながら、２連購入。

今回、延期にした終日イベント。
１月６日に予定して２企画を
２月１８日、日曜日を代替日で見当。

３人のスケジュールを合わせるのだけでも、
ハラハラする待ち時間に必要となる。

大型テレビ番組はいかに大変なことだろうか。

そして１月８日に迫った、
このイベントの集客も
アル北郷に発破をかける。

１２月２６日に開催した、
北野映画研究の後編にあたる。

クエンティン・タランティーノと北野武を知る瞬間とか、
『首』の３０年前の手書きの構想ノートの披露とか、
世界中で最もディープな北野武監督研究が
果たせたと思っているので、
前編を見てから、後編のチケットを買って欲しい。

当日会場でのプレゼント大盤振る舞いにも、
期待して欲しい。

各種映画賞の候補が発表になる、
『福田村事件』の長谷川秀吉役は
あれほど前評判が高かったのに、
どこにも候補すら入っていない。

特にブルーリボン新人賞は、
マキタスポーツの記録を破る、
最高年齢新人賞を狙っていたのに……。

しかし、宇多丸さんのＴＢＳラジオでの
「最低最高賞」の表彰だけでも良しとしよう。

あれは嬉しかったなー。

ひたすら原稿にどっぷり浸かる。
座ったままで同じ姿勢のまま。

気分転換を兼ねて——

１２時より「ハカセ会」のYou Tubeの生配信。
３人のギフトを受け取る。

明日の丸の内ピカデリーでの初日イベントに向けて、
オンライン試写で再見。

さらに旧作もざっとチェックを入れていく。

明日は枝豆社長と一緒だ。
たけし軍団と消耗品軍団とかけているわけだ。

Netflixで大傑作『スライ〜スタローンの物語』
を見て以来、殿と同じ年のスタローンが
愛おしくて仕方ない。

このドキュメンタリーを通して、
彼が天才脚本家とわかったので、
台詞のひとつひとつが、響くようになった。

お昼、この時期は、各社の
フリーズドライのスープを取り揃えて、
飲み比べているが、
意外にもシンプルに美味かったのが、
クノールのオニオンコンソメ。
メモ代わりに

夕方、冷蔵庫に残っていたアップルパイを
紅茶と一緒に食べたら、
あまりの美味さにそのまま昏睡。

夢の中で少年時代から目眩く時を逆行しながら、
気がついたら１時間、経っていた。

『失われた時を求めて』の冒頭、
マドレーヌと紅茶の記憶のような体験だった。

そもそもアップルパイを１０年ぶり以上に
食べたのだから。
お酒を飲まないと味覚が変わる証明だ。

配信期限が今日の２４時までと決まったので、
ことあるごとに、この動画のRTを繰り返す。

マスコミ業界で最も危険なYouTube対談だが、
テレビ・ラジオのレギュラーがないと
ボクの生活にまったく影響がない感じだ。

おかげさまで、目標値の１０万再生は遥かに超えた。

今日のメインイベント。
１７時に家族で揃って出発。

電車を乗り換え乗り換え、有楽町へ。

末っ子の元服（１５歳）記念の食事会。
３人兄弟、順番に毎回、ホテルで祝っている。

正月で病床に居る時は、
予約していたこの家族会にも
行けないものと覚悟していたが、
無事参加できたことだけでも感無量。

しかし、まだ病み上がりだ。

ビユッフェスタイルで皿には盛られるのだが、
食べさせてもらえるのは一口だけルールで。

お酒も一杯も飲めないまま、
生かさず殺さずのなま殺し、
エアバイキング方式。

デザートはОＫ。
何時もは食べないのに
あんと３種も食べた。

ドレスアップした娘の写真が可愛らしく、
待ち受けにすることに。

しかし、ひどく嫌がれる——。

帰途、一駅分をみんなで歩く。

２０歳の長男が、
１５歳の末っ子をオンブしていた。
「もう重いよ！！」と言いながら……。
それを笑ってみる妹。
兄妹仲好く、微笑ましい。

東京の冬はイルミネーションが
夜空に光が刺さっていて
家族移動だけでも小旅行になる。

パリでなくても移動祝祭日だ。

ちょうど４０年前に
ひとり深夜にスクーターで弟子志願に通った
有楽町のニッポン放送付近は、
特別にセンチメンタルな気持ちに浸る。

嗚呼、あれから４０年！！

ひとりぼっちの弟子志願だが、今は家族から
「肛門出血ジジイ」と呼ばれるようになるとは……。

有楽町駅で「ビックカメラ」へ。
充電コードを買って貰う。

電車を乗り継ぎ帰宅。

電車内でボクが欠伸で酔客に絡まれ、
オヤジ狩り寸前になり、
家族の想い出話に見せ場を作る。
殴られれば良かったなー。

家族カラオケの誘いを振り切り、
２１時帰宅。

この平和のひとときの間も、
Xの世界では無限の
殺し合いのようなバトルが続いているのだ。

被災地と万博の問題……。

某テレビがＣＭなしでもオンエアーになっていた。
もはや違和感しかないのだが、
ここからどう立ち直そうというのだろうか。
テレビタレントは好感度という指標のなか、
砂上の楼閣に住む儚い生き物との実感。

芸人は本来、木戸銭を貰いながら、
ライブで生きるだけでも良いではないか。

某雑誌に某企画を通したら、
知らなかったのだが、
告発対象がこの雑誌で
連載中とのことでポシャる。

そんなこともあるのだな。

２２時から、
「ハカセ会」のYou Tubeの生配信。
大盛況だが、得点のないまま、
最期にひとりが自力入会。盛り上がる。

「中学生新聞」さんも終わりに登場。
今日はチャットでお国訛り会だったので、
大人の悪ノリ騒ぎに不思議に思っただろうなー。

お酒も飲まないで、２４時には就寝している。

明日も今日と同じ有楽町で、
枝豆社長とのイベントだ。

有楽町で会いましょうは、
Ｗミーニングだ！！