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5月5日(日曜)★61歳でもこどもの日。末っ子と焼き肉食べ比べ。夜は銭湯で時間との勝負の菖蒲湯、おとな4人で整える。『サンダルキッチン』で若者人生相談。

11時起床。

アサイーの新商品。
ザクロ味。すっかり慣れてくる。

端午の節句。
我が家には2人の男児がいるのだ。

豪ちゃんの一連のライブ配信のシリーズ、
極力、買っているのだが、
この配信アーカイブを見るのを忘れていた。
今日が最終日だった。

コンバットRECさんがいきなり、
安定した超多弁な面白さだ。
「オレが宮藤官九郎だ」の論が面白い。

少年期のグラフティ話のディテイルも詳細。

この座組は心地よい男女ハーモニーがあるなー。

しまおさんが入ることでオタク系部室の
もっさり感が一気に無くなるし。

『豪の日』の田端グループも半分ほど見た。
こちらは文句なく面白いですなー。
資料的価値も高いし、
見終えるのが惜しくなっている。

「とみこはん」の切り絵を飾る。

家族3人で自転車に乗って
早稲田通りの『寿苑』へ。
ボクは2回目。
ママと末っ子は2回目。

マスターに「必ず家族連れてくるよ」と言って、
たった3日後に連れてきたので驚いていた。

お店は大盛況。
家族連れが多いのだが、
誰もがそれぞれの卓のアチコチで、
「美味しい!!」と連発していて、
我が家の初参戦組のハードルがあがりまくる。

嚥下障害が今年から、
20年ぶりに劇的に寛解したので、
焼き肉も食べられるようになった。

15歳の末っ子と食べ比べをするが、
61年史上、最大級に食べた。
店を出ることには、強烈な睡魔にも襲われる。

帰宅後、『本業2024』の書影解禁を待つ。
その前に2日前の書影を確認。

まるで愛しの胎児のレントゲン写真を
先生に見せられているみたいだ。

「こんなに大きなお子さんですよ!!」と。

前作『藝人春秋Diary』も大著だったが、
それを超える太さだ。

21時から、NHK特集。
Spiderの電源がいつの間にか抜けていて、
頭のほうが見れないまま。

ママと一緒に。
“うつ”と生きる
にはさまざまな感想と考察と共感がある。
もし将来、鬱病患者がいたときの
周囲のすべき反応も参考になるだろう。

超人気バンドの中心人物というポジションは、
漫画家や棋士と違って、
仕事が大人数を巻き込むところで、
責任感との相剋を生む。
これはボクにも経験がある。

何度も見て、研究したいし、
何時かの対談に備えたい。

山口さんとの対談計画に
音楽に政治を持ち込まないで、
という声が一部にあるのだが、
これは持ち込むはずがない……。

日本の同調圧力を嘆くしかない。

夜、ひとり散歩へ。

目的地は阿佐ヶ谷駅。
そこで、(22歳で古本興行を立ち上げた放送作家)若林凌駕、
と作家の海猫沢めろんさんとの待ち合わせ。

歩いていたら、突然、後ろから話しかけられる。
「水道橋博士さんですよね」
「はい」
「ボクはすぐそばのライブハウスの店長なんです。
もしよろしかったら見ていただきたいです」と。

早稲田通り沿いのお店。
以前から認識があったのだが、
ライブハウスとは知らなかった。

そして原田専門家がオープンマイクで歌っている
ライブハウスとは、ここだったのか。

ギターはオーナーのコレクションとのこと。

ボクは昨日がギター記念日である話しをして、
『おとぼけビ~バ~』の話をしたら、
完全にその存在を詳しく知っていた。

店長のMANさんと一緒に。
バンドマンでギタリストであるとのこと。

そして、これらの番組、ボクもよく見ているのだが、
ここで収録されていることは知らなかった。

MANさんと互いの出演交渉と条件提示、初めて会って、ここまでのスピードで話すことは、まずないだろう。

ボクの本拠地を増やすことが出来るだろう。

阿佐ヶ谷駅前で若林凌駕、めろんさんと合流。
ふたりとも自転車だった。
ボクはふたりに合わせて歩いて来たのに。

「ボクの目的は銭湯の端午の節句の
菖蒲湯に入ること。いま、24時前だから、
今日中にいかなければ意味がない」とのミッション。

『天徳銭』は25時までとのこと。
さっきまで若林くんが店頭で古本を売っていた場所。

24時30分前、ギリギリに飛び込む。

ちょうど、ハカセ会の、
おびーるのみたろうが、
風呂からあがるところですれ違う。

銭湯の中がこの店はハワイ仕様なのだ。

例によって、水風呂で、
シャイニングのジャック・ニコルソン、
モノマネをやっていたら、
低温症ではなく、心臓の脈が乱れだした。

中止する。

めろんさんは、しきりと
「整う、整わない」にこだわっていたが、
一度、サウナにおける「整う」
定義について識者に聞きたい。

銭湯から出ると、向かいのコンビニの前で、
おびーるのみたろうもビールを飲んでいたので、
そのまま誘う。

しょうぶに勝ったVサイン。

阿佐ヶ谷駅前の映画館、
阿佐ヶ谷モークのラインナップがすごすぎる。

自転車を押しながら店選びが続く。

海猫沢めろんさんのアテンドで、
阿佐ヶ谷駅前の
『サンダルキッチン』へ。

ボクは今までノーマークで初めての訪問。

小さなバーで凝った食事には
期待していなかったのだが、

これはどういう意味なのか知りたい。


タコライスは自分で具材をチョイスできる。

ボクタチは、2段ベッドの下の階で飲んでいたのだが、
坂口恭平の『東京一坪遺産』という名著を思い出す。

ボクの新しい本には、
坂口恭平の話が何度も出てくるのだ。

めろんさんが、坂口恭平と懇意で、
一緒に熊本に住んでいた頃の話。
初耳で面白すぎる。

めろんさんとも早急にライブをやりたくなるし、
坂口恭平さんも最近はメンタルな好調な様子なので、
俄然、会いたくなる。

若林凌駕の人生相談、
大人としては何度も諌めるのだが、
しかし、無鉄砲だから若者なのだ。

ひとりでタクシーに乗って帰宅。

帰宅は4時前だった。


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