術後一年。

お久しぶりです。
2022年12月2日 舌癌の舌部分切除を受けました。


一応、後から主治医に戴いた病理検査の結果を書いておきます。
(自分で資料を読みながら書き起こしています。貰ったのは記号の羅列です。)

腫瘍サイズ17×10mm、深達度2mm。 切除範囲 35×31mm。 扁平上皮癌。 腫瘍はYK-2の様式で浸潤。 切除断端陰性。 白板症様病変あり。

G2 中分化型
pT1 扁平上皮癌
pHM0 断端 (−)
pVM0 断端 (−)
Ly0 リンパ管侵襲は認められない
V0 静脈侵襲は認められない
Pn0  リンパ節転移の因子無し?(良く解らん)
YK-2 境界線にやや乱れがある
R0 完全切除

【参考】
口腔癌の病理診断のポイント 62_592.pdf (jst.go.jp)
pT1/T2 舌扁平上皮癌における浸潤様式分類と. 予後に関する臨床病理学的検討 32_63.pdf (jst.go.jp)

まずは最初の一年を何とかクリア。
あと一年経過観察を続けて、問題がなければ特に大きなイベントは起こらないだろうとは言われていますが、これも過ごし方次第だとは思います。
基本的に、月に一度の採血(腫瘍マーカー検査)で通院しています。
一年が経ち、切った舌も術前と変わらない状態まで回復しました。
このまま何事もなく乗り切りたいですね。

あと、8月に胃と大腸の内視鏡検査を受けました。
昨年の夏に大腸ポリープが見つかり、その一部に癌化した細胞が見つかったことで、これも経過観察と言うことになります。
「実は舌癌をやったんですよ」というと、スキルス胃がんの場合はPET検査でも解らないので、胃カメラも同時にやろうと言う話になりました。
鎮静かけてやるので、寝てる間に終わりました。
胃には小さなポリープがいくつかあるものの、特に心配無いもので、
ついでに食道なんかもしっかり見てくれて、大腸も含めて心配な所見は無いとのことでした。

歳を取るにつれ、いろいろな不調が一気に来ました。
突然過去に治療した歯が根元から折れたりとか(笑)
健康に勝る宝はないなとしみじみと感じる一年でしたが、
若くて健康で必要が無いと思っていても、医療保険くらいは加入しておくことをお勧めいたします。
あと、なんか変だな。おかしいなと感じたら、すぐに病院に行ってくださいね。

同じ病気でも、人によって進行の度合いは全く違います。
私は多分、ラッキーだったほう。
遅ければ遅いほど、失うものは大きいです。


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