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KAC2023 ボンバーガール観戦のススメ

初めましての方は初めまして。
趣味でボンバーガールを嗜んでいたものです。


今回、来たる11/25(土)に開催されるKonami Arcade Championship 2023(以下KAC)でボンバーガールが4年ぶりに種目採用され、予選通過した8チームでの決勝大会が行われることになりました。

しかも、同時開催イベントとの兼ね合いだと思うのですが音ゲーとの時間被りも薄く、「これ見る人そこそこいるのでは?」と思ったり思わなかったりしたので、かわいい女の子を眺めながら休日を満喫したい人向けにミリしらガイドを書いてみようと思います。



タイムテーブル 14:30からの準決勝以降が配信されるみたいです。


できるだけ予備知識なし用で書くつもりですが、ボンバーマンを人生で1分も遊んだ、見たことがないならテキトーに動画を探して3分だけ見てみてください。俄然わかりやすくなると思います。自分は友達の家で10分しか遊んだことないです。







1. ボンバーガールって何?


ボンバーガールは、2018年8月に稼働が始まったアーケードゲームです。
昨年から、最新作であるボンバーガール レインボーが稼働しています。

ジャンルは対戦協力型アクションゲームで、他ゲージャンルの言葉を借りるならMOBAの側面もあるみたいですね。


クッソ射幸性の高い起爆ボタンがついてることで有名


んまぁ~難しいことは置いといて、4vs4で時間内に相手のベースをよりぶち壊したほうが勝ち!のゲームです。



で、一番大事なのが




撃破されるたびに女の子が脱げます。




モモコ(CV井澤詩織)



パイン(CV悠木碧)



プルーン(CV高橋花林)




この業界相当ヤバくて、参戦したからには全員脱げます
スキンもいろいろあるので、同じキャラでも複数撃破絵があるぞ!!!




で、撃破絵が有名ですが、ゲーム内の3Dモデルもめちゃくちゃkawaiiです。




アクア(CV大空直美)



グリムアロエ(CV長谷優里奈)




メロン(CV井上喜久子)



これも各々好きにコーデできるので、プレイヤーの""こだわり""を垣間見ることができたりできなかったりするかもしれません。



ということで


・4vs4の対戦協力ゲーム

・時間内に敵ベースをより壊したほうが勝ち

・女の子がかわいい

・脱げる


これだけわかればとっかかりはおっけーです。

一見酷い説明に見えるかと思いますが、安心してください。そう思います。




2. 対戦ルールについて


さすがにゲームについてが雑すぎたのでかるーく説明していきます。


さっきも書いた通り、このゲームは時間内に敵ベースをより破壊すると勝ちです。ちなみに1試合は最長5分。このジャンルの中だとサクサクですね。



ゲームの流れ


マップは点対称になっていて、お互いが分担して敵ベースを攻めたり、攻めてくる敵から自ベースを守ったりします。


んで、その過程でブロックをボムで壊しながらアイテムを集めて育っていきます。この流れはボンバーマンとほぼ一緒。だいたい試合開始後30秒程度で育ち切っちゃいます。


その後は、途中にあるタワーやゲートという施設を壊しながらベースまで行って、ベースにボムやスキルでダメージを与えて壊し切る、もしくは5分経った時点でより多くダメージを与えていれば勝ちです。


ベースにどのぐらいダメージが入ったかは、プレイ画面の左下にあります。

青が自ベース、赤が敵ベースなので、ここさえ見とけば大まかな勝ち負けはわかります。
最後の30秒で一気に逆転することもしばしばある
ので、短いながら白熱度はなかなかです。



5分経って敵ベースの方が削れていたので勝ち
時間は残っていたが先に自ベースを破壊されたので負け



細かいことを話すと無限なので、まずはこれだけ。

相手ベースの方がボコボコになってれば勝ちや!





3. ボンバーマンとの比較


このゲーム、ボンバーマンのおかげで直感的にわかってもらいやすいポイントが多いのが強みだと思ってます。

ということで、ここはボンバーマン感覚で考えてもらっていいよ、ここは違うよってところをざっくりまとめます。


①アイテム

ほぼボンバーマンです!

3つのステータス キャラクターにより上限は異なる。

ボム、火力、足の3つのステータスがあります。
それぞれボムを一度に置ける個数、ボムの爆風の長さ、足の速さに対応しています。ボンバーマンと多分同じです。


スタート直後はブロックを分担して掘り進め、各自アイテムを集める。


それに加えて、経験値というアイテムがあります。チームゲーなのでチーム全員で集めるアイテムですね。これは観戦的には気にする必要があまりないと思うので割愛します。



②ボムの性能

これも同じところが多いですね。

置いてから一定時間で爆発すること、爆風の出方、誘爆のしかた、ブロックの壊れ方はボンバーマンとほぼ同じなので、その辺は「ボンバーマンっぽいなあ」でOKです。


十字型の爆風や誘爆、ソフトブロックの壊れ方はまんまボンバーマンだ。


一方でボンバーマンと違うところは、爆風に当たったら必ず即死!というわけではないことです。体力の概念があって、毎回死ぬわけではありません。

でも、敵のボム(赤ボム)に当たれば当たり方次第で最悪即死ですし、自分や味方のボム(青ボム)に当たれば即死上等の行動不能時間があるので、ボムに対する緊迫感はしっかり残っています。


ボムに当たると毎回即死というわけではないが、大きいミスをすると即死させられてしまう。




4. 4つのロール


ボンバーガールには、2023年11月現在で26種類のガールがいます。

昔かじってたって人も今見ると知らないキャラが増えてると思うので、興味があったら公式サイトでチェックしてみてください。


全ガールを説明するのは長くなりすぎるのでしませんが、各ガールは4つのロールに分かれているので、それについて簡単に説明します。



①ボマー


ボマー ボムを5個置けるため、最も自在に誘爆ができる


その名の通り、ボムがたくさん置けます。
かの有名な藤崎詩織パイセンもボマーです。原作再現。

火力高めのボムをばらまけるので一番ボンバーマン感があるのと、各々がソフトブロックをまとめてたくさん壊せるスキルを持っています。
そのため、フィールドをガンガン素早く掘り進んでいくのがお仕事ですね。

ブロック破壊能力やその他の特殊なスキルを活かし、敵ベースを攻める前衛の一端を担っています。


一度にブロックをたくさん壊せるスキルを持っている。



②アタッカー


アタッカー ほとんどが足7であり、機動力がとても高い


アタッカーは一部例外を除いて、体力が低くボムも2個しか置けない代わりに機動力が高い切り込み隊長的ステータスを持っています。

最大の特徴として、各々が無敵時間を持った攻撃スキルを持っているため、爆風などを無敵でかわしながら攻めていくことができます。その性能を生かし、ボマーと同じく前衛の役割を担っています。



多くのスキルに無敵があるため、爆風を避けながら攻城できる。





③シューター


シューター 足は遅めだが長い爆風を飛ばすことができる


シューターは、足こそ遅いですが火力が高いため、遠くに爆風を飛ばして誘爆やダメージを狙うことができます。

特徴として、各々が中~遠距離から敵を攻撃する射撃スキルを持っています。その性能を生かして、味方ベースを守るゴールキーパー的立ち位置となることが多く、防衛の役割を担っています。




中遠距離の敵を攻撃できる射撃スキルを持っている。



④ブロッカー


ブロッカー なりは小さいが体力が最も高い


最後にブロッカーです。ボンバーガールの中で最も体力が高いのがステータスの特徴です。

一定時間ごとにソフトブロックを生成できるスキルを各々が持っており、築城と呼ばれる地形の構築をしたり、敵が破壊したブロックをせっせと修繕したり、敵のリスポーン地点にブロックを置いて使用を阻害したりします。

その他、敵を妨害するスキルや自ベース/味方を回復するスキルなども持っており、フィールドを奔走しながらキリキリ働く防衛ロールです。



ソフトブロックを生成してフィールドを整えたり、敵を妨害したりする。




⑤各ロールの配置について


ボンバーガールはロールの振り分けに制限がなく、その気になれば1ロールで4人を固めることもできるゲームです。(ただし、今回のKACでは1ロール2人までという制限が課せられています。)

とはいえ、今大会はバランスのいいステージですし、全ロール1人ずつの4人チームになることが最も多いと予想されます。もし1ロール2人採用するチームがいたら、「オタクが自慢の編成披露して来とるなぁ」という目で見てもらえばいいかと思います。


なんだかんだ全ロール揃った基本編成が多いゲーム


また、MOBAでは全員がグループ行動したり、攻めと守りが全員でせわしなく入れ替わることも多いと思いますが、ボンバーガールはわりと前衛/防衛が2/2でくっきり分かれている時間が長いゲームです。

そのため、前衛が一時的に守りに入ったり、逆に攻めが一時的に3人になっていたら、「オタクが自慢の立ち回り披露して来とるなぁ」と思ってもらえば大丈夫です。




5. 試合の見どころ


ここまでの話だけでも雰囲気は追えると思うんですが、試合が大きく動きやすい個人的な見どころがいくつかあるので、ざっくり解説します。



①ラッシュタイムについて


ボンバーガールはベースのゲージだけで勝負が決まるわかりやすいゲームなのですが、そのゲージが一定以上離された時に各チーム一度だけ発動する逆転要素があります。それがラッシュタイムです。


ベースゲージに一定以上差がつくと、ラッシュタイムに突入する。


ラッシュタイムに突入した側は体力が全回復し、詳細は省きますが一定時間物凄く強い状態になります。
そのため、誤ったタイミングでラッシュに突入させてしまうと、とんでもない大逆転になる可能性があります。


ラッシュタイムが大丈夫なやつか判別するのはゲームを知らないと難しいと思いますが、「何かが起こるかもしれねえ!」と思いながら見てもらえればと思います。
野良と違って固定チームだからそんなことなかなか起きないとは思いますが、大会本番の魔力は怖いからなぁ(フラグ)




②独断と偏見による注目スキル


ボンバーガールでは、各ガールがそれぞれ3~4つのスキルを持っており、これをボムと組み合わせて戦います。

長くなるので全て解説することはしませんが、今大会で勝手に注目ポイントだと思っているスキルがあるので、これらに絞って紹介します。


・ウォールマジック

ウォールマジック ボムをブロックに変換する性能は唯一無二


1つ目は、グリムアロエのスキルである「ウォールマジック」です。

ブロッカーは各々がソフトブロックを生成するスキルを持っているということはすでに書きましたが、グリムアロエはその中でも自分を囲むボムを全てソフトブロックに変換するという唯一無二の性能を持っています。

敵が置いたボムも関係なく変換できるのでベースにダメージを与えたいボムを逆に守りのブロックに変えることができる上に、ボマーのスキルで置かれた強力なボムも関係なく変換することができます。

トリッキーなキャラクターなので使い手が多いわけではないですが、配信に映る可能性はそれなりに高いと思うので、あまりにもわからせにくい粘り強さにぜひ注目してください。よわよわ~♡


ボムを変換することですごい遅延力を発揮する。



・伝説の樹の下で

伝説の樹の下で 稼働初期の悪名高い無限爆撃は修正済み


2つ目は藤崎詩織の「伝説の樹の下で」です。
ボンバーガールの中でも屈指の有名なスキルかもしれませんね。

原作の名場面をリスペクトしたスキルで、伝説の樹の下で待っている詩織のもとに味方が駆け付けて告白を成立させることで、16.5秒間2人が無敵になるスキルです。その間爆弾も銃弾もノーダメージです。愛、凄すぎるだろ。

何もない地面に突然伝説の樹を生やすことから、プレイヤーの間では植樹の愛称で親しまれています。酷い。

度重なる弱体化で詩織も激減して配信で映らない可能性すらありますが、やはり唯一無二の性能な上に露骨に盛り上がるスキルなので抑え得です。
詩織がいるときは1試合あたり2~3回樹が生えると思うので、そこに注目しましょう。


告白に成功すると2人がしばらく無敵になる。女の子しかいないゲームで告白?妙だな…




・アクアブルームーン

アクアブルームーン 当てるのは難しいが決まったときは大逆転もありえる大技


最後に紹介するのは、アクアのスキルである「アクアブルームーン」(通称ABM)です。

円形の魔法陣を出して範囲内の敵の足を遅くし、約3秒後に命中した敵をすべてスタート地点まで強制送還するスキルです。

当たったときの被害は死ぬより重く、試合終盤では致命傷になりかねません。
対面するプレイヤーも絶対にこのスキルに当たらないように位置取りを警戒したり、強力な無敵技を温存したりする対策を講じてくるはずなので、デカい魔法陣が映ったらとりあえず注目してみるのがお勧めです。

アクアも扱いが難しく人口は少ないガールですが、選りすぐりのオタク精鋭がいるので結構な確率で配信に映ると思います。



ベース内のほとんどをカバーする範囲を持ち、敵を追い払う効果も高い。




③試合終了直前の攻防


ボンバーガールの試合終了は

・5分間(300秒)経過する
・どちらかが敵ベースを破壊する

のいずれかが条件になります。

このどちらにおいても、基本的には試合終了間際のやり取りというものがあります。見ていきましょう。


・タイムアップ直前のやり取り

どちらもベースを破壊しきれない場合は5分間で試合が終わるわけですが、その場合ラスト30~40秒程度の間のラストアタックでいかに上手くベースを削るかがポイントになります。

あまり多くリードしすぎるとラッシュタイムで大変なことになるため、ラッシュタイムに入らないようにお互い削り合いを行います。

攻守どちらも大事なタイミングに向けてベース回復スキルや無敵スキル、ダメージが大きいスキルを温存していることが多いので、強力なスキルの打ち合いに注目。ラスト直前に回復で逆転、なども起こり得ます。


残り30秒前後からは逃げ切りと逆転の激しい攻防が起きる。




・リーサルの攻防

一方、どちらかのチームが敵ベースを破壊する場合は、ベース破壊のタイミングでリーサル攻防が存在します。

この際、敵をラッシュタイムに入れなければ破壊できないようなときは、ラッシュタイムをかいくぐりながらリーサルを頑張ることもあります。
失敗すると大変なことになる諸刃の剣なので、そういう意味でも見どころだと思います。


相手のベースをラッシュタイムで台無しにならないように破壊できるかは腕の見せ所だ。



このほかにも、お互いが同時にバチバチに削りあったり、逆に防衛が強すぎて全然攻められない試合もありえます。
いずれにせよ、ラスト30秒前後のお祭り騒ぎに注目です。






以上です。

簡単にしたいと思いながらわりと長くなってしまいましたが、最悪女の子眺めてればアドなので忘れてもらっても大丈夫です。

それでは~

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