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チーズバーガーにはなれない

チーズバーガーのように、美味しくて手軽で元気をくれる、したしい味わいのものがある。
ロバート・フルガムのエッセイや、「一日一句金言日めくりカレンダー」とか、肩の凝らない、いいマンガ。シンプルに哲学やぬくもりを表現できる才能がねたましい。


ある人に
「松重豊さんのブログはいいよ」と教えられ、読んでみた。
『修行が足りませぬ』
http://matsushige.cocolog-nifty.com/

完敗だった。これに勝てるわけがない。


川上弘美さんの『東京日記』
http://webheibon.jp/blog/tokyo/

にも同じような、乾いてそれでいてふんわり優しい味わいがある。
そしてそれは、「美味しい完全栄養食」だ。ほかには何もいらない。何も足さない。何も引かない。


私は「これは、物を書きたい人間としてマネしなくっちゃ!」と奮起してさっそくマネしたが、数行でダメだと分かった。
自分が生まれつき言葉を「発し続けなければ死んでしまう」、マグロや鮫に似た書き手であるということを改めて自覚した。
とにかく大量、雑、整えるのは大変。副島淳くんのアフロヘア―のよう。
読み手はうんざりするだろうし、でもそれをしなきゃこっちが死ぬ思いをする。


簡潔に?要点をついて?
無理。
そして松重さんや川上さんたちのような気品ある書き手さんたちが薔薇であるなら、ことわざにもあるように違う花は薔薇にはなれない。
私は日々、燃えるように文章を咲かせては散りしぼみ、繰り返す。
でもそのエネルギーだけは、ベルばらにも銀座の夜の蝶にも負けねえと思うよ。


人により、文章への評価のポイントは異なる。
着眼点。
組み立て方。
表現力。
個性。
芸術性。
娯楽性。
問題提起として。
じゃ、私なんだろ。
ポイントねえ。セゾンカード使ってるけど、永久不滅ポイントじゃないんだろうなあ、私の文章のポイントは。ただの滅ポイント。


私は学がないから難しいもんは書けないしそもそも自分がそういうのは読めないけど、エッセイも日記も小説も詩も問題提起も娯楽もレビューも、書くのは大好きだ。


そしてよく、画像と音楽の動画を添える。
それは表紙だったり、額縁だったり、画竜点睛の点だったり、食事のあとの美味しいドルチェつきのコーヒーやグラッパだったりする。もっとも多い使い方は、テーマを象徴するものとしてそこに置くこと。
個展の小部屋の、できあがり。ポスターは、大事でしょ?
コラージュは、子供の頃から大好きなの。


自己満足でいいと思えるようになった。
それでいい。
美味しくてシンプルなチーズバーガーには、逆立ちしたってなれない。
その中に深淵な哲学や深い世界を秘めて供することは。


私はアメノウズメノミコトが「台に乗り、背をそり胸乳をあらわにし、裳の紐を女陰まで押したれ」て踊って笑いを誘ったように、鬼のように密に、思うさま踊り狂う。
「いや、もう、分かったから。見たくないから。そこまで出さなくていいから、ね?」
と泣き顔で言われようが
「ほっといて。私は脱いで踊りまくりたいんです。すいませんねえこの歳で。でも生まれつきです」。


チーズバーガーにはなれない私の生み出すものたちは、食べものに例えたらなんなのかしら?


フレンチのフルコース?こってり全のせラーメン?コンビニの棚?
うーん?
まあ、濃いな、とは思うけど、なんだろ?


こんな感じかしら。

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南条 イオ

恋、書くこと、音楽三昧の言葉屋。のんきに優雅にげんきよく。そして、今日を大事に無事に笑顔だよ!
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