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2023埼玉県議選予測 西7区(川越)

みなさんこんにちは!水恋です!
今回は間近に迫った埼玉県議選の予測第一段(第二段以降あるか分かりませんが汗)を公開します。第一段は自民系候補が乱戦する西7区(川越市)です!



選挙区紹介

県議会西7区は川越市全域の選挙区。川越市は、江戸時代には川越藩の城下町として栄えた都市で、別名“小江戸”と呼ばれる。国政では、中選挙区時代(旧埼玉2区)には小宮山重四郎氏と山口敏夫氏が毎回激しく争っていた。この争いは、小選挙区に移行しても続き、山口氏の側近だった中野清氏&息子英幸氏と小宮山氏の長女泰子氏が毎回激戦を繰り広げている。
県議選では公明党候補が毎回2.2万票前後で危なげなく当選し、衆院に転出した自民中野英幸氏も知名度や地盤の強さを見せているが、残る2議席は毎回激戦となっている。なお過去3回の選挙結果は以下の通りとなっている。



候補者紹介

自民党公認・須賀昭夫

川越市仲町出身、前川越市議1期。2019川越市議選では3346票を獲得し、5位当選を果たした。本庁地区を地盤とする。

自民党公認・渋谷真実子

父は、2017年川越市長選に出馬し川合善明氏に敗北した渋谷実元県議。2019県議選では172票差で次点(15,070票)。古谷地区を地盤とする。

公明党公認・深谷顕史

福永氏の後継として、2019県議選に出馬し当選。党県青年局次長を務める。南古谷地区を地盤とする。

無所属(国民党籍有)・山根史子

父は元民主党参院議員、山根隆司。民主系会派“埼玉民主フォーラム”に所属する。前回は旧国民民主公認で出馬したが、今回は立憲県連・国民民主・連合埼玉推薦の無所属(国民党籍有)として出馬する。UAゼンセン準組織内議員。南古谷地区を地盤とする。

共産党公認・守屋裕子

東京都出身、元川越市議1期。長年に渡り業者婦人運動に携わる。2003県議選で初当選するも、2007、2011県議選は落選。2017川越市議補選(定数1)では次点。2019県議選で12年ぶりに県議に返り咲く。南古谷地区を地盤とする。

無所属(自民党籍有)・海沼秀幸

川越市南大塚出身、前川越市議2期、元海上自衛官、佐藤正久参院議員元秘書。自民党籍有りながら公認推薦を得られなかったが、自民党市議8人から支援を受ける。また、埼玉県隊友政治連盟から推薦を得た。2015市議選で3,916票を獲得し2位で初当選、2019市議選で3,480票を獲得し3位で再選。大東地区を地盤とする。

維新公認・明ヶ戸亮太

前川越市議3期。2011市議選でみんなの党公認で33位(定数36)で初当選を果すが、15市議選では最下位、19市議選では28位といずれも振るわない結果になっている。

選挙予想

以上のことを踏まえ、次のように予想した。



公明党候補は過去3回の選挙で2.2万票前後を獲得し、いずれも危なげなく当選している。また過去3回の選挙でトップを争っていた中野氏が衆院に転出し、自民系候補が3人出馬することから、今回は公明・深谷氏がトップ当選すると予想する。

無所属・山根史子氏は、2015年は新人ながら上田知事から支援を受け3位で当選(民主公認)、2019年は非自民非共産の野党候補が山根氏のみになったことなどから2位で当選を果たしている。今回は、維新が擁立しているものの自民系候補が3人出馬する点や、立憲・小宮山衆院議員や連合埼玉などから支援を受けるなど組織力もあり、「やや有力」と予想する。

残る2議席を巡り、自民系3候補と共産候補が争うと予想する。前回トップ当選した中野英幸氏や川合善明川越市長の支援を受ける自民公認・須賀氏と、市議選で上位当選をし続け、自民党市議8人から支援を受けるなど無所属ながら強さを見せる海沼氏が僅かな差で当選圏内でないかと考える。前回惜しくも次点で涙をのんだ自民公認・渋谷氏と、過去3回の選挙で、毎回当落線上に絡む共産党の守屋氏は僅かな差で追う展開と考えた。

維新は初めての擁立。維新の比例票は22参院選では、1.7万票獲得しているものの、維新候補は、地方選挙の方が国政選挙より票が出ない傾向がある(投票率が低く無党派層が投票に行かない等が理由)。また明ヶ戸氏が市議選で19年は22位当選、15年に至っては最下位当選に留まっている点も考慮すると、維新・明ヶ戸氏はやや厳しい展開になりそうだ。

あとがき

いかがでしたでしょうか。
川越は政治状況がかなり複雑で、中々予想するのが難しかったです( ´-ω-)
訂正など指摘がありましたら教えてくださると幸いです!

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