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嵐という五大必須栄養素を摂取できないと心に不調が出るらしい

嵐という必須栄養素はメンバー単体で賄えるものではないことを痛感した1年ちょっとだった。

かつては雑にテレビを眺めるだけでほぼ確定で嵐の5/5を2回以上摂取できた。しかし今はどんなに頑張っても1回で嵐を1/5しか摂取できない。

しかもこれは週に何回メンバーを見たところで1/5に1/5が足されるのではない。共演してしっかり絡んでやっと2/5だ。ずっと5/5を摂取して生きてきた人間にとってはかなり物足りないというか、空腹感が凄まじい。五大栄養素をバランス良く体内に取り込まなければ心に不調が出る。まさにその状態だった。共演すれば少しだけ回復し、時間が経てばまた落ちる。その繰り返しだった。

それでも必死に1時間の番組群から栄養を摂る。しかし最初は良かったものの、次第に必須栄養素を摂るどころか、私には摂取できない栄養素まで過剰に摂らなければいけなくなってしまった。

敬虔なオンリー担ではない私は、メンバーから派生する外部栄養素を摂取できる心を持ち合わせていない。核となる五大栄養素が摂れて初めて外部の栄養素が採れるのだ。今の私には小峠や陣内や有吉を摂取する余裕はない。吉村は別だが……吉村……

そんな中、上映終了ギリギリにドルビーシネマに滑り込み、『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』を見た。完全栄養食だった。大野、櫻井、相葉、二宮、松本の五大栄養素がバランス良く身体に吸収されていく。げっそりしていた心が満たされていくのが分かった。私には嵐がどうしても必要なんだと改めて実感した一日だった。



……ここまでが2022年3月までの内容。バラエティ担降り記事を書く前から書いていた作文なのでかなり参っている。

今は後輩を中心に新たな栄養素の摂取になんとか励んでいる。しかしやはり嵐の代わりになるグループはこの世に存在しないし、代わりなんていてはならない。そんなのは双方に失礼だ。

これから新たな栄養素に次第に身体が適応していくのか、新たな栄養素を摂取しつつ真空パックされた微かな栄養素を少しずつ吸って生きていくのかは分からない。とにかく、栄養失調だけはならないように気を付けよう。多分、そうなったら取り返しのつかない事になるだろうから。



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