こんにちは、水星プロデュース事業部です。
クライアントからいただいたご相談に対し、水星が独自の視点で解決策を考え、伴走した事例をお届けしてまいります。

プロジェクト概要

今回は東京から飛行機で約1時間ほどでアクセスできる八丈島へ。
そこで本格的なドームサウナと４棟のヴィラのオープンを控えている、LAVA SAUNA & VILLA 様 (株式会社ACROSS)より、オープン前にネットから予約できるティザーサイトとグランドオープンに向けたWebページ制作のご依頼がありました。（現在はグランドオープン済）

支援内容・プロジェクトの目的

今回はティザーサイトにより予約経路の確保(CHILLNN導入)と、グランドオープンに向けてwebサイトを制作しました。webサイトで施設独自の世界観を表現し、「この施設に泊まりたい」というファンをつくり、直接予約の件数を増やすことを最終的な目的に設定しました。

どのようにつくったか

■ティザーサイト
八丈島の南島リゾートの世界観や豊かな自然のイメージと、施設内にボタニカルガーデンを創るというオーナーの想いのもとから、ボタニカルをイメージした背景を選択しました。
プレオープンに合わせて公開し、予約経路の確保を行いました。

■webサイト
グランドオープンに合わせ、webサイトを制作しました。
トーン＆マナーをオーナーと擦り合わせ、サイトのデザイン方針を決定しました。また、今回webサイトで使用している写真は、カメラマンによる撮影を行っております。

■webサイト制作にあたってのポイント
新規オープン施設としてブランドの軸が定まっていないことから、「LAVA SAUNA & VILLA がもつ唯一無二の価値」を模索し、どのような表現でアウトプットするかに注力しました。

①現地で肌で感じたものを言語化する
イメージキャッチの為に現地に滞在し、実際にサウナを体験させていただきました。ここでふと気づいたのは、サウナの内側と外側の漂う世界が、通常のサウナでの感じ方よりも大きなギャップがあったことです。
床や壁からも熱波を発するドーム内の暑苦しい熱気と対比して、サウナの外側は、山や海から訪れる涼しい風の音の静けさと、南の島のゆっくりと流れる穏やかな時間が漂っていました。この感覚をワンフレーズで言語化する作業を行いました。

②誰に向けて訴求するかを見極める
サウナ付きの宿泊施設はいまや全国に多く存在します。
当施設は八丈島という特殊な立地でありながらも、競合を全国各所のサウナ施設と捉えました。メインコンテンツである特殊なサウナは、複数のサウナ専門のYouTubeチャンネルに取り上げられるほど注目されています。八丈島という立地でもわざわざこの施設に宿泊したい、というサウナ好きのゲストのニーズがあると定義し、サウナ体験の表現に厚みを持たせました。

③写真に役割を持たせる
八丈島の自然が印象的に残る写真から、アメニティ紹介のような機能を訴求する写真まで、写真にそれぞれ役割を持たせることを意識しながら撮影を行いました。ゲストが宿泊するうえで必要な情報はテキストでも発信しますが、全体的に文字量が多くなると離脱してしまう恐れがあります。施設周辺の自然の様子から、お部屋の備品の発信まで、写真がメッセージを発信することを意識しながらワイヤーフレームに落とし込み、最後まで見やすいサイトに仕上げました。

完成したWebサイトはこちら ↓↓

LAVA SAUNA & VILLA の「静寂の中から熱気が伝わる」世界観と、この施設ならではのサウナ・ヴィラの体験が訴求できるページに仕上がりました。
八丈島へ行かれる際は、ぜひ LAVA SAUNA & VILLA に宿泊してみてください。

全体ディレクション：SUISEI, inc
撮影：延原 優樹
webデザイン：北川 克也

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