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けいもうしたいの(キケン!)

啓蒙したいことがある。啓蒙したくてとまらない。啓蒙される準備できてますか?啓蒙するよ?!

昨夜、まさに眠ろうとする直前、暗闇の寝室で次男におっぱいを与えながら長男と会話していた。おおぶりのジェスチャーでなにかを話そうとしていた長男(2さい)。突然、彼の指が、わたしの目に入った。明るいところでならすぐ避けるか反射的に目をつぶるが、その暗闇の中で彼の指と爪が目にあたった瞬間、緑色の光がはじけて、激&痛が走った。

おおきな陸上競技場で「よーいどん!」と合図が鳴って、ボルトがそこを走ったら、それはもうどうみても走ってるのはボルトだろう。偽物があのスピードだせない。ぜったいにまごうことなきウサイン&ボルトが走った!なワケだが、それくらい確固たる感じの、激&痛だった。

ただしその激&痛のトラックの中わたしは授乳中だったので授乳&次男が眠りに落ちるまで待ち、長男に状況を説明し「これは痛い」と言いながら鏡を探し明るい部屋で目を開けようとする、と、開けようとした途端さらに痛い。怖すぎる。

さすがにガチで痛そうな母親の空気を読み取り、いつもの饒舌を一切封じ一瞬で眠った長男。目を開けられずとりあえず両目を閉じ眠るわたし。

朝になり、目を開けるも痛いので眼科に行った。眼科なんて小学生以来とかなので眼圧を図られるだけでビビ&リ、先生の前に座り、視力検査のように顎を台にのせ、眼球を診察された。すると無表情目の女性の先生は「ああこれは、あきらかにはっきりと見える傷が」と口走り、

先生は改めてわたしのほうをみて
「黒目にあきらかに見てわかるくらいの大きな傷がついてます」と言った。
1日4回2種類の目薬を差すことでなおるとのことでいま自宅で言われた通り目薬を打って大人しくしている。

雨が夜更けすぎに雪へと変わるだろう感じでこの痛みもじきに消えてなくなるだろう。だけど消えない、うまれてしまった、きもちがある。それぞ「けいもうしたい」だ。

なにをかというと、「爪」だ。
2歳児は嫌だということを頑なに嫌がる。うちの子はガチで爪を切らせてくれなかった。一週間ですぐに長くなる幼児の爪。8ヶ月の次男は3日に一度くらい切るものの長男はあまりに嫌がるので頻繁にきれなくなっていた。きがついたとき、寝ているすきに切ったこともある。だけど深刻視してなかった。つまり、甘く考えていた。

今回わたしは病院で「黒目に大きな傷がある」といわれたとき、その瞬間、それまでなんとなく思っていたことを強くはっきりおもった。それは「これまじ他の幼児にしなくてよかった」である。もしもうちの子の爪が他の2歳児などの目に入っていたら。

まずその幼児は超絶な痛みに泣きわめき、かわいいかわいい我が子の異常な様子に親はびっくりするだろう。そしてそれが目だと知ったとき親はいろんなことを考えるだろう。失明したらどうしよう、このままずっと痛みや、血の跡があったりしたら、、、とおもいハッと「目を見せて」というが開けるのも痛がる幼児、病院にいき先生につげられる「黒目に 傷」、、、!そのひびきにショックをうけるだろう。我が子の爪を切らなかったわたしのことを壮絶に恨み倒し恨んでも恨みきれないくらいの気持ちになりモヤモヤが残るだろう。かつ、その子自体も痛くてショックだったろう。アラサーなのでもはや微妙に落ち着いていられたが、これが子供だったら・・・と考えて考えて夜更けを過ぎても考えている。達郎よ。そして達郎以外のみなさんよ。

つまり、爪は切ろう!
親も子も、爪を切ろう!

爪を切ろう!

(爪が長いことでしか得られないメリットってないよね?ある?)

爪を切ろう!

夜更けすぎる間も無く、地球のたくさんの啓蒙メッセージにこれも、まぎれてしまうだろう。だけど、わたしはわかっている。あなたの心に残っただろう「けいもうされた!」という跡のことを!跡を積み重ねあおう。それが愛だ。

(あれ、、!これも達郎の愛のメッセージにまぎれる?!(達郎ツヨすぎキケン!/////

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