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【緊急J-Pop】もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対【MHHスペシャル】



<<これは2024年2月スタート「メンヘラハッピーホーム2024」の記事です>>
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※これは、cakesで2016年から連載された「メンヘラ・ハッピー・ホーム」の過去記事に【2024現在のSUISUIからの新解釈ミニエッセイ】が追加されているアップサイクル連載です(記事最後に追記部分があります)。あの頃「脱メンヘラした!」とか言ってほんとすいませんでした!逆に今こそこの連載を一緒に読んで、再生しあって考えていこうよ!お付き合いください。



「経験が、邪魔をする」と、かつてglobeのKEIKOは歌った。

そんなJ-Popの名曲に、こちらのJ-Pop界を勝手に牽引する1人として今、アンサーソングを奏でたい。


Aメロ:「恋も陣痛も経験が邪魔をするのか問題」について


高校3年の春、大失恋をして11キロ痩せた。
大学2年生の時またしても大失恋をした際、かつてほどにダメージを受ける事はない!となぜか冷静でいようとして、結局それ以上に傷つきパニックになり自爆した。

経験は、偽物の未来日記を書こうとする。
「前はこうだったから」が、「未来もこうなるにちがいない」を勝手に作り上げる。
でも私たちは、誰も何も予言できない。その未来日記とは別の未来が現実に訪れた瞬間、びっくりして真っ白になってしまう。この点において、経験は邪魔だ。

恋愛だけではない。陣痛も同じだった、少なくとも私の場合。
私は二度目の妊娠をしていた。そして今回の妊娠が分かった頃から、妙なプライドと自信があった。出産は、二回目だから!全部わかってるから!こんな出産記事※まで書いたから!
なんならこの出産記事が受賞したことでcakesで連載してるのだから!
※【分娩と便秘に効く】下半身からの巨大なモノの出しかた2015 | note

2016年3月10日、出産した。

その際あまりにも大きな学びを得たこの思い、わたしの“J(陣痛)-Pop”、届けたくて。

Bメロ:「2/3の冷静な感情」


3/10 朝4:00ー
「あ、陣痛だな。」とおもったとき、とりあえず隣で眠る長男を起こさず一人で二時間くらい粛々と、布団にもぐったまま、アプリで陣痛の間隔を図り続けた。「とうとう来た」と思ったと同時に、「絶対に2年前のようにはならない」と冷静だった。

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