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客観的な「既読スルー」など存在しない。お前の言う「既読スルー」とはお前の中にしか存在しない恣意の産物に過ぎない。

 この前初めて「既読スルーされてイラッとした」という旨のメッセージを頂いたのだが、この手の既読スルーに文句を言う人々は、そもそも既読スルーとは何であるか、その正体を分かっていないであろう。

 "こういう条件を満たせば「既読スルー」と定義する"というLINEユーザー全員に共有される明確な決まりなど、LINEを見渡して見たが、無い。それは、すなわち誰の目から見てもそうだと言える客観的な「既読スルー」など存在しないことを意味し、世にはびこる「既読スルー」の正体は、個人の恣意による偏見にすぎないということが分かる。
 だってそうだろう。自分のメッセージに既読が付いたが、それに返事がないのは、単にスルーしたからという理由以外にも、複数可能性がありそうなのに、何をもってスルー一択に絞りそう決めつけるんだ。
 他に考えられる返事がない理由として
例えば……、
・端末が壊れて文字が入力できなくなったから
・手を怪我し、文字が打てないから
・既読をつけたのは、第三者であり、実質的には未読だから
・メッセージを読んだ直後、死んぢゃったから
・・・きりがないほど、例はたくさんある。
 このように返事を書きたくても書けない事情が相手にはあるのかもしれないのに、それが彼らには全く考慮されない。
 非論理的。完全に個人の恣意によって「既読スルー」という事にされてしまう。

 なんじゃそりゃ。そう考えると既読スルーに対し苦情を言うような奴は、自分で仕掛けた落とし穴に自ら嵌って「誰が掘った穴だ」と激怒するのと本質的同じで滑稽である。

 相手にする価値がない無能の人。
 そのような奴らに対するスルーはむしろ推奨すべきものに見えてくる。

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