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オールドスクールにハマる週末

今週末の神奈川は久しぶりに土日両方とも雨。おまけに昨日は雪が降りそうなくらいの寒さ。いや、まぁ普通この時期ってこれくらい寒いのが当たり前なんだと思うけど、今年は異常な暖冬だから急にこんな寒い日が来ると困ってしまう…。

そんなわけで出かける気にもならなかったので、土日ともに家のなかで過ごすことに。こんな時は普段読めていない本とかを読むチャンスだから、買いっぱなしのままにしてたエド・ピスコーの「ヒップホップ家系図」を読んでみた。

もともとフルカラー版の頃から知ってはいたんだけれど、アメコミ価格だったこともあり買うの躊躇してたら、いつの間にか中古本が高騰。

それでもやっぱり気になるからプレミア価格で買おうかと悩んでたところ、Vol.1~4を全てまとめた2色版が最近発売されたことを知って、慌てて買ってきた。なんとなく今回の2色版も買い逃すとプレミア化しそうな予感がするからさ…。

ヒップホップ創成期のかがやき

1985年までのヒップホップの歴史が書かれたコミックだから、内容的にはヒップホップ誕生からエリックB&ラキム登場あたりまで。当然知ってる内容も多いんだけれど、漫画で読むとまた新鮮で面白く読むことができた。

オリジナルのフルカラーも悪くないけど、今回の2色刷りはジャンプやマガジンなんかの少年誌と同じだから、日本人的にはこっちの方が読みやすいかもしれない。

シュガーヒルのシルヴィア社長がめちゃくちゃ悪役っぽく描かれてるのに笑ったけれど、まぁ時代も時代だし実際のところも多分こんなものなんでしょう(笑)

ランDMCのランのお兄さん(ラッセル・シモンズ=デフジャム創始者)がカーティス・ブロウの登場にかかわってる話とか、ラン自身もカーティスのライブDJをしてた話とかは知らなかった。

ワイルドスタイル&スタイルウォーズ

本は最後まで一気読みしたんだけれど、読んでる途中でスタイルウォーズというグラフィティ・アートのドキュメンタリー映画の話が出てきた。

調べたらABEMAプレミアムで配信してることが分かったんだけれど、ひょっとしてと思って調べたらワイルドスタイルまで配信されていることが分かったので、さっそく2週間の無料体験に加入することに。

ワイルドスタイルも昔から一度見たいと思いつつ、ずっと見れてなかったんだよね。

で、昼から連続で一気に鑑賞。どっちも「内容がどうこう」って類の映画じゃないけれど単純にこの時代のニューヨークの空気感は凄い好きだなって改めて感じた。

さんぴんキャンプとかHip Hop Royal 2000とかB-Boy Parkみたいな野外イベントは、要は日本版のワイルドスタイルがやりたかったんだってことも良く分かったしね。

このファンタスティック・ファイブのライブシーンのコーラスは、キック・ザ・カン・クルーがB Boy ParkのテーマにもなったDown by Lawで引用してたね。

大神の大怪我とかは有名だけど、それ以外でもこの時期の日本語ラップはオールドスクール・ラップからの引用がかなり多くて、聴いてると「あっ!」って思うフレーズがたくさん出てきて面白い。


そんなわけでコミックと映画を見終わった後もオールドスクール熱がやまないので、今日はひたすらオールドスクール・ラップを聴いてる。

全然知らなかったけれど、何年か前にSoul Jazz Recordsからレア・オールドスクールのコンピがいくつか出てたり、メジャーどころは当然配信されてるから、今はめぼしいオールドスクールラップってほぼ全て配信で聴けるんじゃないかな。

サブスク嫌いだから僕はダウンロード購入しちゃったけれど、たぶんプレイリストとか作ってる人もいるだろうし、興味ある人はそういうの聴いてみてもいいかも。

僕も自分自身で今度プレイリスト作るつもり。しばらくはオールドスクール尽くしの毎日になりそうな予感がしてる。とりあえず明日の通勤で聴くことは間違いないね。















































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