見出し画像

ポケモン剣をウニで攻略する日記 #9 「ビート(ファイナルトーナメント)」戦・その1

世の中にはいろんなことがあって、そのいろんなことの波の中に「ホップ」「マリィ」「オリーヴ」は流されていった(彼らとのバトルは省略します)。

というのも。ファイナルトーナメントの乱入者こと「ビート」との戦いが今、熾烈を極めており、これこそ書いていかなければいけないことなのだ。おそらく、この「バチンウニ」縛りで最も熱く、最高に燃えるバトルになることは間違いない。「ビート」こそ最大のライバルだから…

「バチンウニ」で極限の戦いに挑む

では今回の縛りの内容を公開しよう。「バチンウニ2体のみ」「同じわざは2体以上使用禁止」「どくびし禁止」「ダイマックス禁止」「全員レベル1」「どうぐ消費最小限」、以上だ。これでレベル51~53のポケモンを使う「ビート」に挑んでいく。

大事な要素を解説していこう。まず、「バチンウニ2体のみ」と「全員レベル1」だが、これは「レベル1で戦える最低個体数で挑む」ということである。

画像1

そこで、主力となる「アルテマウニ」と、サポート要員の「オメガウニ」の2体を用意していった。なお、主にわざの兼ね合いで試行錯誤のうちに個体が変わったりもするのだが、全て名前はこれにしている。

「アルテマウニ」…もちもの:きあいのタスキ

わざ:まもる・でんじは・つぼをつく・ねっとう(2019/12/19現在)

「オメガウニ」…もちもの:ゴツゴツメット

わざ:ミサイルばり・こらえる・エレキフィールド・あまごい(2019/12/19現在)

「どくびし禁止」「ダイマックス禁止」「同じわざは2体以上使用禁止」はこれまで通り、強力すぎるわざを控える目的での採用だ。

画像2

そして、「どうぐ消費最小限」であるが、これは当初「どうぐコマンド10回以内」でプレイしていた。その時は勝てる算段があったし、何よりPP枯渇戦術が簡単にこなせてしまっては面白くないからである。ところが(後述するが)どうしてもこの縛りでは攻略できない相手が出てきてしまい、「可能な限りどうぐに頼らない」という意味で採用した。

今回戦っていく相手

さて、実はこのファイナルトーナメントでの「ビート」戦、この記事を書いている時点で未だに勝利できていない。

というか、勝利してから記事を書こうと思ったらそれこそいつになるかわからない状態である。そういうわけで、ここからは攻略した相手とその戦法を備忘録的にも記しておき、今後の勝利に繋げていきたい。

まず初めの相手は「クチート」だ。性能を以下に記しておく。

画像3

クチートLv.51♀ 【はがね】【フェアリー】

使用技:じゃれつく・アイアンヘッド・かみくだく

この「クチート」を倒す手段としては「やけど」「ゴツゴツメット」が有効である。この2種であれば、圧倒的なレベル差に関係なく相手にダメージを与えることができる。

本戦では開幕直後に30%の確率で「やけど」にできる「ねっとう」を使うのであるが、当然ながら先手をとられるので「きあいのタスキ」で持ちこたえ、ただ一撃の「ねっとう」を浴びせていく。ここで「やけど」にならなかったらリセットするしかない。

こちらの動画ではまだ戦術が安定しておらず、「メロメロ」も使用しているのだが、目的としては同じである。

相手が「やけど」したら、「まもる」で1回耐え、瀕死になったら「オメガウニ」に交代、「こらえる」を使用して「ゴツゴツメット」の反撃ダメージを与えていく。

当初はこれで完璧に勝てると思っていたのだが、なんと「ビート」は「かいふくのくすり」を持っており、「クチート」のHPと「やけど」を全快させてしまうのだ!!!!!

かいふくのくすり大攻略作戦

これは何度戦っても同じで、ランダム使用などではなく一定の決まりがあるものと思われた。これはいけない。せっかく、わざレコードだのなんだのと準備して、開幕30%でしか「やけど」に成功しない「ねっとう」に賭け、ひたすらリセットを繰り返しても、適切な戦術を組めなければ無駄になってしまう。

ともかく、「かいふくのくすり」を使われるタイミングを「HP20%以下」と仮定して、計算をしてみることにした。

まず、やけどダメージが最大HPの1/16だから約6%、ゴツゴツメットダメージは最大HPの1/6で約16%。

つまり、やけど1回(アルテマウニ)→ゴツゴツ3回・やけど3回(オメガウニ)→やけど1回(アルテマウニ)の順でダメージを入れれば、残りHPは約22%となり、トドメにゴツゴツ1回・やけど1回(オメガウニ)を入れればこれは丁度最大HPの22%ダメージになるので完全攻略ができるはずだ。

ただし、この戦術には必要な準備と大きな運用素がある。

まず、「アルテマウニ」が普通に「ねっとう」で「やけど」にした場合、「やけどになったターン」と「アルテマウニが瀕死になるターン」の2回「やけど」によるダメージが入ってしまう。

今回、敵のHPを減らし過ぎると「かいふくのくすり」を使われる恐れがあるので、絶対に無駄なダメージを入れてはならないのだ。

仮に「オメガウニ」が3回連続で「こらえる」を成功させることができればいいのだが、連続使用で命中率が1/9まで下がるようなのでそれはとてもじゃないが組み込めないだろう。

ではどうやって開幕「やけど」ダメージを1回に抑えるのかというと、ここでは「どく」を使う。

画像4

すなわち、予め「アルテマウニ」を「どく」状態にしておくことで、「やけどにしたターン」に瀕死になることが可能なのだ。順番としては、

相手の「クチート」の攻撃(高確率で「じゃれつく」)→「アルテマウニ」の「きあいのタスキ」が発動→「アルテマウニ」の「ねっとう」→相手「やけど」→お互いに状態異常ダメージ・「アルテマウニ」瀕死、となる。

これで開幕「やけど」ダメージ問題は解決。あとは「オメガウニ」が「こらえる」を2回連続で成功させ、都合3回のゴツゴツメットダメージとやけどダメージを入れられれば、計算通りのHPが削れるはずだ。

「こらえる」の2連続成功は確率の問題で、概ね30%といったところだから、「ねっとう」の「やけど」にする確率30%も合わせて考えるとこの戦術は「ビート」に挑戦するたびに約9%の確率で成功するといったところだろう。実際には相手の「じゃれつく」が外れたりして計算が狂い、9%未満の成功率だとは思うが…

で。ここまで書いておいてアレなのだが、ハッキリ言ってこの作戦は失敗してしまった。次の動画を見てほしい。

完全に計算通りのダメージの入りだったにも関わらず、「かいふくのくすり」を使われてしまったのである。どうやら「HP20%以下」という仮定が間違っており、本当は「HP25%以下」なんじゃないか…と思ってすぐさま再計算してみたが、仮に相手のHPを綺麗に26%残せたとしても(ちなみに可能である)「やけど」と「ゴツゴツメット」のダメージは合わせて最大HPの22%であるため、どうやっても削り切ることはできない。

残りの4%を削るには相手の先手を確実にとった上で、そのターン中にゴツゴツメットのダメージを与えなければならないのである。残念ながら「バチンウニ」にはダメージを与えられる先制技を全く覚えられないため、現状「かいふくのくすり」を回避して攻略するのは不可能なのだ。

諦めなければ道はある!

ではいったいどうやってこの「クチート」を倒せばいいのだろうか。実はこのプレイの時点では先述の「どうぐコマンド10回以内」は生きており、どうぐをかなり節約して戦っていた。では、どうぐを縛っていなかったら倒せるのだろうか。当然ながら、「げんきのかけら」を大量使用すればじきに相手のPPが枯渇して「わるあがき」で自滅してくれるため、簡単に勝ててしまうのであるが、そういうことはしたくないものだ。

ともあれ実験してみたところ、なんと「クチート」のHPが20%以下になったであろうにも関わらず、相手が「かいふくのくすり」を使ってこなかった。つまり「かいふくのくすり」は1回こっきりのアイテムだったのである!!

ここでは実験のため「やけど」にせず、「ゴツゴツメット」のダメージとどうぐ11個(「げんきのかけら」10個・「ふっかつそう」1個)で「クチート」を倒すことができている。まとめると、「クチート」を倒すには

1.開幕「ねっとう」で相手を「やけど」にする。できなければリセット

2.「まもる」「こらえる」を使いつつ「やけど」「ゴツゴツメット」ダメージを与えていく

3.相手が「かいふくのくすり」を使用したら「アルテマウニ」は「まもる」の使用を控える

4.「オメガウニ」の「ゴツゴツメット」によるダメージを地道に与えていく

以上の4ステップで可能ということだ(その後ブラッシュアップされたが、それはまた別の記事にしよう)。相手の「じゃれつく」の成否にもよるが、だいたい「げんきのかけら」9つほどで勝利することができる。

これでもう「クチート」は大丈夫。「アルテマウニ」のレベルも18まで上がったことだし、次の「サーナイト」は開幕「スペシャルガード」を使ってから地道に「じゅうでん」を重ねていけばいいだろう……

と、思っていたのだが、

果たしてこの圧倒的火力である。コイツをいかにして攻略するのか、それはまた次の記事にしよう。

今回はここまで。ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?