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ポケモン剣をウニで攻略する日記 #8 「キバナ」戦

ついに最後のジムリーダー・「キバナ」戦となった。やれ、「バチンウニ以外使用禁止」ルールがいったいどれほどの難易度になるのかはじめは予想もつかなかったが、蓋を開けてみればそこから更なる縛りを追加していっても平気なほどの自由度が用意されていた。

ここはひとつジムバッジ獲得の最終戦を盛り上げるために「バチンウニ以外使用禁止」「同じわざは2体以上使用禁止」「ダイマックス禁止」「どくびし禁止」の他に「バチンウニ1体のみ」を追加してやっていこう。

しかし相手は「ドラゴン」タイプの使い手。ミニリューハクリューカイリューしか知らない筆者にとっては謎が多すぎる。よって、ここは一度しっかりとしたパーティーで臨み、相手のポケモンを観察してから本挑戦をやっていくことにした。

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どうして…

いや、ジムチャレンジの時点で察するべきではあったのだが、まさか本戦が2vs2だったとは。

実は2vs2形式のバトルは「バチンウニ以外使用禁止」ルールでは非常に戦いづらい。特性「ひらいしん」によって味方の「バチンウニ」の「でんき」タイプのわざも全て無効化(して「とくこう」上げ)してしまうのだ。

実は下準備の段階では完全にウニ1体クリアを狙っていたため、「でんじは」を用いて戦えば相手が「じめん」を持つポケモンでもなければ大丈夫だろうと高を括っていたのだが、「でんじは」が横のウニに吸い取られるだけでなく、「フライゴン」まで見えてしまっておりすっかり破綻してしまった。

(ところで、この記事を書いている時点でこのバトルは終了してセーブしてしまっているのだが、手持ち1体のみで挑めば1vs2の挑戦ができたのだろうか。後の祭りではあるが、そういうバトルも楽しんでみたかった。)

バチンウニ2体でキバナに挑む

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そんなわけでプランを変更し、「まもるウニ」「むしウニ」の2体による「バチンウニ2体のみ」「同じわざは2体以上使用禁止」「ダイマックス禁止」「どくびし禁止」のプレイが始まった。

わざ構成は「むしウニ」が攻撃メインとなっており、「とつげきチョッキ」を持たせてある。「ドラゴン」タイプは「バチンウニ」では弱点を突くのが難しく、得意の「でんき」わざも横のウニに吸い取られるとあって状態異常系のわざ+相手が状態異常の時に威力を増すわざで組み立てた。

一方で「まもるウニ」はサポート中心である。「まもる」は言うまでもないが、相手の「すなあらし」を上書きするための「あまごい」はなかなか重要だ。

実は「むしウニ」のほうが「すばやさ」の値が高いので、「あまごい」を「むしウニ」に持たせるか悩んだのだが、こうげきわざしか使えなくなる「とつげきチョッキ」との兼ね合いをとるために「まもるウニ」に覚えさせた。強化された「ねっとう」の威力を見るのにも1ターン遅れるが仕方ないだろう。

「でんきショック」はわざと「むしウニ」に吸い取らせ、「とくこう」を上げるために採用してある。つまり、主砲は常に「ねっとう」ということだ。

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で、この作戦でいってもまあいろいろあって2回ほど全滅したのだが、おかげでバトルの流れも組み立てることができた。

1.開幕「ギガイアス」に「ねっとう」で「やけど」を負わし、「フライゴン」を「どくづき」で「どく」にする。「まもるウニ」で「あまごい」を使っておく。

2.「むしウニ」はひたすら「いいきずぐすり」で自身の回復に専念し、「まもるウニ」は「のろい」で「ぼうぎょ」を高めておき、「でんきショック」で「むしウニ」を強化する。

3.「フライゴン」を先に倒す。「サダイジャ」が出てくるので、これも「ねっとう」で倒し、そのターンに「ギガイアス」が倒れるように調整する。

4.最後のポケモン「ジュラルドン」戦は2vs1になるので、適宜回復をしつつ攻撃すれば余裕で勝てる!

さて、この作戦が通じるのかどうか、3度目の勝負に挑んでいこう。

激戦!ウニvsドラゴン

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まずは手順1なのだが、これは驚くほど早急に達成できてしまった。「ねっとう」「どくづき」ともに相手を状態異常にできる確率は30%と悪くない(と思う)数値なので、こういうこともあるのだろう。「あまごい」による「すなあらし」無効&「ねっとう」強化もバッチリである。

だが、結果的には作戦が甘かった。「やけど」のダメージが思いのほか大きく、「まもるウニ」「むしウニ」の強化が終わる前に「ギガイアス」が倒れてしまいそうな雰囲気になってきたのだ。

そこで急きょ作戦を前倒しし、「フライゴン」を「ねっとう」で撃破したのだが、最悪なことに「サダイジャ」が登場したターンに「ギガイアス」も倒れてしまい、無傷の「サダイジャ」と「ジュラルドン」が並び立ってしまったのである。

こうなっては仕方ない。「サダイジャ」に「ねっとう」は効果ばつぐんだから、2発ほど当てれば倒すことができる。ゴリ押しするしかないだろう。

ここで助かったのは「ギガイアス」のキョダイマックスわざが単体攻撃で、しかも「まもるウニ」がしっかり凌いでくれたことだ。「サダイジャ」の攻撃も運よく「まもるウニ」に向いてくれたため、(瀕死で「のろい」による強化が無駄にはなってしまったが)結果的に「ねっとう」を使う隙が生まれ、「サダイジャ」を倒すことができた。

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結局、手順2~4までが破綻ということになってしまい、スマートではないにしろ最終的には2vs1の戦いにまで持ち込むことができた。ここまでくれば、「ねっとう」で「やけど」を負わせ、「でんきショック」によって強化された「たたりめ」で攻めれば楽勝だろう。

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いろいろと虚を突かれたというか甘かったというか泥臭いバトルになってしまったが、これにて「ドラゴンバッジ」獲得。ついに8つのバッジ全てを「バチンウニ」によって手に入れることができた。

だがまだウニの戦いは終わらない。この旅いちばんのライバルがきっともう一度立ちふさがってくるはずだ。彼を倒し、チャンピオンを倒すまで、ウニの扱いをもっと磨かなければならない。

今回はここまで。ありがとうございました。

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