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3月1日(火)

午前3時に目覚め。折口信夫の万葉集論のいくつかを拾い読みする。
スピリチャル万葉集と題してここに自己流の解釈を発表するようになってから、かれがどう解釈していたのかがいまさらながら気になっていた。
巧拙はさておき、もし同じようなアプローチで解釈しているものがあるとすれば、まず想定できるのはかれをおいて他にないと思えるからだ。
折口がとうの昔に予見する成果をものにしていれば、その解釈の深さに勝てようはずもなく、連載の中断も検討しようかとも考えた。
いくつかの論に目をとおしただだけで折口の万葉集理解の深さとユニークさにあらためて感心し腰ひける思いだったが、かれの時代と現在とでは、万葉時代ほどではないにしても言語表現に時代的な隔たりがあることを再認識した。もとより折口の取り組んだ万葉集と、こちらが興味本位で触れているそれは次元がちがうのだ。
これはこれで存在理由はあるだろうと自己評価して、作業をつづけることにする。

午後から古い女の人を眼科とリハビリに送迎。きょうは雨が寒さを連れもどしたような陽気だったが、車内で待機する間も暖を欲しいほどではなかった。
いよいよ、たしかな春が来たようだ。

帰宅してからスピリチャル万葉集の新規分をアップする。

きのう自動車保険を乗り換えたのが以心伝心したか、代理店の担当から連絡があった。
「キーはどうなりました?」って、いつの話だよ。笑
長いお付き合いに感謝しつつ、あのときの対応に不満で変えさせてもらったことを報告。



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