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5月4日(水)

遠く鉄路の音が耳に入ってきたから早朝の4時あたりかと目をさましたら夜中の12 時半。最終か貨物の音だった。
枕頭でシュタイナーの著作に再チャレンジ。以前読んでいた本で、書き込みがしてあるので、それをざっと読なおしてみたが、その意味すら理解できない。別次元でこの本を読んでいたときがあったことに驚く。忘却はいつものことだが、理解力まで劣化しているのか。
どうやら「チベット死者の書」の直後に読んだらしく、同書の影響が見て取れた。流れとしては褒めてやりたいが、堰がないままダダ漏れ。
読書日記をつけないといかんか。

二度寝ののち4時半起床。ストレッチ。
5時から「8月6日のバット」校正作業。お粥休憩を挟んで8時過ぎまで。

昨夜から鼻水止まらず。これも断食による好転反応だろう。
今日をもって「断つ」は終了。気のむくままの食べ方、あるいは抜き方に移行する。そのうちまた悪食、暴飲暴食の生活に落ち着きそうだが。笑

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昼前に、断食から初のチャリお出かけ。横川駅まで走って、そこからJRに乗り換えて宮島へ。
「もし衣笠祥雄がカープの監督だったら」の表紙イラストを描いてもらった、にしもとおさむさんの個展を見に行く。
かれの人柄がじんわりと染みでた愛らしく、そこはかとなくユーモラスな作品が並んでいた。
以前も某所でかれの個展を見ているが、カープのスローガンのごとき「ガツガツGUTS」さがなく、いつもほっこりさせられる。
あれだけの鯉のぼりたちに歓迎されたわけで、これから小生も健やかに成長できそうだ。

にしもとさん作品集のコピー

会場の「ぎゃらりぃ宮郷」で、断食後初の外食。わがままをいってパキスタンカレーをハーフにしてもらう。チキンが入っているというので躊躇したが、ひさびさにスパイシーな食を楽しめた。肉料理特有の後味の悪さもなかった。

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宮島からの帰りに、カネメのばぁばぁに寄る。
今回は中丸寿絵作品展。作家の洋服作品のほかに、所蔵の絵画の展示もあって、一粒で二度美味しい展覧会だった。
抽象でない靉光、筆が遊んでいる丸木位里の作品など、貴重な小品も堪能できた。

丸木位里作品

チャリで帰ったのが18時。からだにパワーはないが、持久力はあっていつもより疲れず。最後のダラダラ坂の難所もスイスイ。これまた断食効果なり。

今日の農園作業は、水やりのみに。


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