マネー本のご紹介 その6 太朗氏

マネー本の紹介記事6回目です。今回は太朗さんです。

2022年に出版された『家族3人月10万円暮らし。年間450万円貯蓄する経理マンの幸せにお金を貯める100のリスト』(出版:KADOKAWA)の著者である太朗さんは現在38歳。住宅ローンは完済され、すでに貯蓄4,700万円。40代後半でサイドFIREされるご予定です→。「家族3人月10万円暮らし。年間450万円貯蓄する経理マンの幸せにお金を貯める100のリスト」太朗 [生活・実用書] - KADOKAWA

一人暮らしではなく、奥様とお子様との3人暮らしで月10万円。その秘密の一つが住宅ローン完済。太朗さんの家計簿では住居費が0円となっております(固定資産税はかかるのでしょうけど)。

そしてオール電化のためガス代はなく、光熱費は電気代のみですが、これが冬場でも8,000円程度で済んでいるというのが驚き。太陽光発電により家庭の電力を得ているというのが大きいですね(売電収入で電気代がマイナスになっていた時期もあるとか)。

一方で、娘さんの習い事などには興味が向いたところへ通わせ、飽きるなどして興味を示さなくなれば別のところへというように。お金どうこうで縛るようなことはないということ。

月に一度家族でマネー会議を開かれており、「お金の話をすることは卑しいこと」といった過去の日本とは全く異なる雰囲気を感じます。

投資も家族それぞれ(娘さんもジュニアNISA)で行われているので、貯まる額も多いですよ。

しかし家族旅行などの思い出作りでは決してお金を出し惜しまない。コロナ禍の中でも行かれた際の旅行時の思い出は、家族の宝のようです。

先ほど紹介したお金を貯める100のリストは、太朗さんの信条が伝わってきます。先にこの100のリストから読んでもよいのではないでしょうか。

YouTubeにおいて、「太朗のおもてなし」というチャンネルも開設されておられます→。太朗のおもてなし。 - YouTube

また先日には、YouTuberのくらまさん(『すごい貯蓄』の著者)との対談で、初めてその肉声を披露されておられます→。38歳経理マンが資産4700万円を築いて住宅ローンを8年で完済するまでに絶対に必要だった節約術。貯金3000万円以上のアッパーマス層になるための家計簿・投資・副業も公開!【太朗のおもてなし。/30代】 - YouTube

貯蓄が増えようが、収入が増えようが生活レベルは上げない。近くにいるお金持ちの皆さんは、見た目はそんなに派手な感じではないということの裏返しがこれなのかもしれませんね。


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