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レガシー バーンの所感

 こんにちは、筆ペンと申します。レガシーを始めて4ヶ月程になる若輩者ではありますが、今後バーンを使う方向け、自分の振り返り、バーンの記事を増やすために、このnoteを書きます。

 さっそくですがバーンに関してはこちらのあさきさまの記事が非常に参考になります。火力に関しての説明はほぼこちらに書いてあり短い説明が多いです。
ご一読ください。

そして私のバーンのリストはこちらになります。

デッキリスト


 バーンは上述のあさきさまの記事にもあるようにアグロではありません。火力を投げていれば勝てるものではなくレガシー特有の意思の力(以下will)による打消も持たなければ渦巻く知識等、青によるトップ操作、リソース回復手段も基本ありません。しかし撃つ順番やどこに撃つかなど考えることは割とあります。
 以下に私なりの考え方を添えてカードを紹介します。

メインボード

僧院の速槍

初手にこいこい1

 爆発力はピカ1。果敢を誘発させた時、除去されなかった時は相手のライフをゴリゴリ削ってくれます。willが入っているデッキだとここを打ち消しに来るほど恐れられているクリーチャーです。裂け目の稲妻と3点火力があると相手のライフを9点削ってくれます。
ただし、過信は禁物。

ゴブリンの先達

初手にこいこい2

 切り込み隊長。コイツが2回以上殴れた試合は勝率が高いです。期待値は2回殴って4点です。コイツの利点は速いこと以外に相手の手札を少しだけ見れることです。それは「相手のデッキの予測」「見えた札によるプランの立て方」などやれることが少ないバーンにおいては重要なことに繋がります。土地が捲れたら?捲れた土地からデッキ予測をしましょう。

大歓楽の幻霊

見えない圧力がとても良い

 打ち消され候補第1位です。will等打ち消しはまずこの娘に当たります。レガシーは3マナ以下が多いので着地すれば皆嫌な顔をします。大体除去を撃たれて2点を飛ばして死んでしまいますが、横に速槍や先達がいる場合は彼らの為の避雷針となります。
 ここからは注意点です。大歓楽を置くタイミングは火力を撃ちきってなおかつ土地が3枚ある時が望ましいです。理由は土地が3枚あれば目くらましをケアできること、火力を手札に残して置けばこちらにもダメージがあることが挙げられます。勿論ケースバイケースなのは言うまでもありませんが、パイオニアのように必ず2ターン目に置くものではないです。
もう一つは余程の事がない限り2体目を置くのはやめましょう。自分が死にます。でもクロックが足りない、ブロッカーが欲しい等の理由から置く場面が出てきます。そういう時は大抵負けてます。

稲妻

 3点火力です。ただし最も強く重要な3点火力です。稲妻は唯一無二のインスタント火力です。撃つタイミングは様々かつ複雑でこればっかりは試合で覚えるしかないでしょう。
ちなみに私はマジックフェスタプロモ版のfoilをつかっています。フルアートfoilって良いよね。

稲妻の連鎖

 2番目に強い火力です。本体、生物両方焼けます。相手の土地に赤赤が出る時は注意しましょう。裂け目の稲妻

 3番目に強い火力です。虚空の盃をすり抜ける火力であること、速槍の果敢を誘発できます。これとか1マナ火力で合計9点です。手札に来すぎると逆に扱いづらい為の私は3枚採用です。

溶岩の撃ち込み

 4番目に強い火力です。本体にしか撃てません初手にあればこれから撃つようにしましょう。

焼尽の猛火

 素撃ちで1点、上陸で3点を生物と本体に飛ばしてくれる便利呪文です。フェッチがあることで相手の虚をつくことができます。フェッチが無いときでもタフ1で焼かなくてはいけない場合は焼きましょう。フェッチによる上陸誘発を待ちすぎて負けたことが多々あります。
 フェッチが毎回来るわけではないことから2枚に抑えています。多くても3枚ですね。

発展の代価

vs土地単の時10点吹っ飛ばしてくれました

 基本でない土地1枚につき2点を各プレイヤーに飛ばすイカれた火力です。一見強そうですが期待値は4点です。多くても6点。撃つタイミングが大事です。わかってる人は基本土地だけで動けるようにしたり、不毛の大地で自身のデュアランを割って点数を減らしてきます。可能ならば不毛の大地が寝てる時に撃ちたいですね。

批判家刺殺

 絢爛で撃ちたい為2枚です。微妙にかゆいところに手が届かない火力です。

極上の炎技

 3マナ4点、打ち消されない火力です。これでトドメをさしてやりましょう。
 

火炎破

 3点3点4点と1ターンで10点削ることを可能としている切り札です。最近手札に来すぎるので3枚にしようか検討中です。

乱動する渦

私の最推しです

 打ち消され候補第二位。打ち消し、ライフゲイン、ピッチ対策にメインから入れています。これを設置できればとても動きやすくなるのがとても助かってます。こちらも目くらましをケアしながら動きましょう。サイド後は3マナある状態かつ紅蓮破を構えた状態で唱えるといいです。1マナでライフゲインを封じることができるのも忘れずに、最近はライフゲイン多いですからね……。

硫黄の渦

 ここは罠の橋だったり2枚目の極上の炎技だったりと割と地域の環境次第、乗り手の好みです。私はウーロや孤独、シェオルなどライフゲインが嫌なので乱動する渦と合わせて使っています。

サイドボード

紅蓮破

 対青における対策その1。4枚なのは必ず来てほしいからです。乱動する渦を通したりサイドから入れた置物を通すために使います。

粉々

 チャリス、薬瓶などなど割るものは多いです。火力を飛ばしながらファクトを割れるのはこれしかないですね。一時期、粉々2枚、兄弟仲or溶融1枚とファクト対策を散らしていましたが最終的には粉々3枚に落ち着きました。
溶融はxを変えることが出来状況によってはいい選択になるのですが兄弟仲は3マナ固定であることからバーンとしては重たく扱いにくいです。また溶融も兄弟仲もサイドからは1枚しか入れることが出来ない為、その一枚を待つよりは粉々の枚数を3枚にして安定性を求めました。

血染めの月

 土地を縛るエンチャントです。土地単、三色以上のデッキに刺さります。縛ることは出来ても勝ちには直結しないので過信は禁物です。

罠の橋

 バーンの必殺技、これ一枚あれば引きこもって火力を撃ってれば勝てます(壊されなければ)。メインに1枚サイドに2枚あってもいいかもしれませんね。ファクト除去がなく勝ち手段が殴りのみのデッキや実物提示教育に対しても通用します。

外科的摘出

 墓地対その1、墓地対というよりコンボ対策の印象が強いですね。忌み者と比べると打ち消さるためそれが嫌な場合は忌み者を使いましょう。うまく決まれば相手の勝ち筋を一つ潰せます。

フェアリーの忌み者

 墓地対その2、打ち消されない為こちらを採用しているリストの方が多いような気がします。

虚空の力線の不採用について

 採用する場合サイドに4枚入れる必要がありサイドを圧迫する、初手に来ないと力線を探す為にマリガンをする他、初手に来ず後引きしたときは上の2枚と比べ完全な無駄牌になります。あと初手に来て設置出来ても相手は割りと簡単に処理してきます。
 以上のことから虚空の力線は不採用となります。

硫黄の渦


 この枠は悩んだ結果、ライフゲインを咎める為に追加してあります。その地域の環境に寄りますね。

 私は相手に何を打ち消させるのかこちらは何を通したいのかを念頭に戦っています。デプス、リアニ、自分より速いコンボには基本何もできない他、相手はバーンとわかった瞬間から打ち消し、不毛の大地がないことを理解し最速で殺しにかかってきます。しかしこれら以外のデッキには案外戦えるのです。
 特に最近のレガシーはオークの弓使いが大体出てくることもありオークの弓使いの影響が少ないバーンは割とありなんじゃないかと勝手に思ってます。
 次はデッキ毎の戦い方や検討中のカード等について語っていきたいと思います。バーンの記事は決して多くなくこれから記事が増えればとの思いです。拙い文章ではありますが見てくださりありがとうございました。まだまだ未熟ものですので皆様のご意見をお待ちしております。
 以下に参考文献を載せておきます。ぜひご一読ください。

<参考文献>










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