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小さな夢と酒。再会と歌。

2022/12/29(木) #233:hiko

俺は大学のサークルでラジオを作っていた。
当時はかなりのラジオ熱に浮かされていたものだ。

そんな俺が、後輩のたまねぎの声かけによって小さなラジオ局の番組に出演することになった。
小さな複合ビルの一室にあるような小さなラジオ局の、15分のコーナーのゲストとして喋る。

小さくても立派なラジオ局だった。
自分がブースの中にいる写真を見返すと今でも頬が緩む。

コーナーが終わって、あそこはもっとこうするべきだったな、って反省が始まる。
そのとき、あぁ、やっぱり好きだな、またやりたいな、って思った。
同時に、これは俺の小さな夢だったんだ、今叶ったんだな、って感じた。

小さくても立派な夢だった。

たまねぎには感謝しないとな。
最寄り駅に帰って、ひとりで鳥貴族のカウンターに座っているとき、しみじみと感じた。


家に帰ってしばらくすると、KNから連絡が入る。
姉とグエンとyarn(初登場)の飲み会に誘われたらしく、その誘い、もとい道連れだった。

なんでこんな話になったかは覚えてないけど、みんなのコンプレックスの話をした。それだけ書いとく。


次の日、今日のことだ。

バイトが22時まであった。
その後、グループラインにメッセージを入れる。
中学時代に所属していた野球チームのLINE。
忘年会が開催されていた。
こういうのは初めて。

「まだやってたら行きたいです!」

あの頃の立ち位置を思い出し、かつ今のスタンスも示しつつのテキスト。

合流したはいいものの、1次会終了のタイミングだった。
約半数が帰り、残りのメンバーでカラオケに。
俺が来たことで付き合わせてしまった人たちがいる。悪いことをしたなぁ。

喫煙所で、ある1人の恋愛の話を聞いた。
決して頭はよくないんだけど、賢いやつだった。

俺は今、もう一度そいつと話したいと本気で思ってる。
いつになるかは、わからないけど。

終電がすぎて、始発前に解散になった。
途中までタクシーに同乗させてもらい、残りの5kmほどは歩いて帰った。
主催陣のひとりがいた。

思ったよりもみんな、ちゃんと話のできる人たちだった。
土地柄はよくないので、もっと酷いことになると思っていたけど、俺の方が間違っていたかもな。


さて、この日記をどう締めようか。

俺が思ってるより、全然違う見え方がするもんだよな。
やっぱり、俺には足りないものがいっぱいある。


By hiko.

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