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起業することが難しいんじゃない、失敗することが恥ずかしいだけ

こんばんわ、ようやくクラウドファンディングの目標達成率が1%を超えたすけまるです。

まずは、ご支援頂いている方々、本当にありがとうございます。

こんなご時世に、僕なんかのために1円でも使ってくれてると思うと、事業を成功させて、必ず恩返ししようと強く思う次第です。

そして、初めてご覧になる方もプロジェクトがいいなと思って下さるなら、ご支援のほどよろしくおねがいします。

起業するきっかけ

もともと飲食のチェーン店の社員をやっていたのですが、その時に感じた「組織に属する宿命」みたいなものを感じたときに、「あっ、自分でお店がしたい」と思いました。

とはいえ、自分ひとりでやるには度胸も知識も足りない。そこで、すでに起業しており、経験もバイタリティもある人を頼りました。

それが妻なんですが、妻と一緒に仕事をやっていく内に、いろんな失敗がありました。

もちろんいい結果になったものもありますが、とんでもなく損をしたこともあります。

で、急に結論になってしまいますが、その中で気づいたことが、よく話に出るような「失敗を恐れてできない」ではなく、「失敗を知られたくない」という思いでした。

チャレンジすること自体は、意外とできます。だって成功するはずと思ってやっているから、バーサーカー状態です。

問題はその後に、売れ残ったり、集客できなかった場合、これを事実として受け入れるか否か。

要は、「無理でした!」と胸を張って言えるかどうかです。

これが実は、めっちゃ難しくて、「あのときにあれがなければ…」とか「うちの店の規模ならここまで」と…。

言い訳して、理由付けをすることで失敗を受け入れず、誰にも悟られないようにしてしまうことがよくありました。

そうすれば誰にも失敗を知られず、言ってしまえばノーダメージ状態でいられるなぁと。

でもそれをしないと、チャレンジすること自体が億劫になってしまうので、自分の中では必要なものだと思い始めていました。

数字はリアルを突きつける

今回のクラウドファンディング、挑戦するまではイケイケGOGO状態でした。

実際に始まってから、支援者が全く増えない状態が続いた時、今までなら「お金をかけて広告宣伝をしていないから」「個人でやるならここまで」と言い訳して、またノーダメージで終わっていたかもしれません。

ただ今回、全く増えない数字を見て思ったのが、「このまま0人とかで終わった方がやっぱり恥ずかしい」という気持ちでした。

となると矛盾が発生して、「失敗を隠すために何もしないで言い訳した」なら「恥ずかしい結果が突きつけられて残る」

そう、今までは結果がぼやけて(ぼやかして)いただけで、実際の数字やデータとしてハッキリと「失敗」が残ることは、意外と初めての経験でした。

でもそのおかげで、どっちみち恥ずかしいなら、思いっきり恥ずかしいことを選ぼうと。

その結果が「いろんな人を頼る」でした。

「今自分の力では、1人も支援者を集められません。だから助けて下さい。」

これが言えたことで、なんか胸の中にあった変な括弧が取れました。

そして結果として、支援をしてくれる人が増えました。

なぜこんな簡単なことに気づかなかったのかと、普通に思いました。

”さらけ出す”より”誤魔化す”を選んでいたのは、ただ恥ずかしいからだけで、実際の結果という意味ではさらけ出すほうが確実に良い方に進みます

というか…、そんな当たり前のことを今までできなかった自分が一番恥ずかしいですね。

新しい世界

ちなみに、全てをさらけ出したことで、もう一つ見えてくるものがありました。

それは今まで以上の感謝です。

もし、誰にも頼らずに自分の力のみで挑戦し、失敗していたら、きっと「誰か」か「何か」のせいにしていました。

これを具体的な例で表すと、100個の商品を普通に販売した時、もし1人にしか売れなかったら、残った99個になんで売れてへんのや!というマイナスな気分になるってことです。

ほんっと今更当たり前なことを、お前は言っているんだとお思いでしょうがあえて書きます。

逆に100人に頭を下げて「お願いします、買って下さい」と言ってからだと、1人でも買ってくれたら「ありがとうございます!!」ってなるんですね。

これは不思議なもので、実際にやってみるまでは逆じゃない?って思ってました。

でもやってみてください、本当に感謝が強くなりますから。

あまり上手なたとえではないですが、ものを売るなら「100円のものか…」と思うけど、募金なら10円でも嬉しいと感じるみたいなものなのでしょうか。

人間の心理というか、世の中の仕組みは不思議でいっぱいです。

まとめ

よく起業家さんの話で、「とりあえず行動する」「失敗なんてない」などの言葉がよくでてきます。

実はそれは「今恥ずかしいと思っていることなんて、それをしない方がよっぽど恥ずかしい」という事実を知ってもらおうとしているだけなのかもしれません。

なぜなら、多くの起業家さんが恥ずかしい思いを経験されて、その先で成功を掴んでいると思うからです。

そんな人達からすれば、こんなことで恥ずかしいと言っている僕は鼻で笑われてしまいそうですね。

だから恥も外聞も~じゃないですが、自分の思いを丸裸にして、素直に伝えたいと思います。

現在、新しいお店の開業資金をクラウドファンディングで集めています。

美味しいケーキが食べたい、なんかちょっと面白そう、どんなことでも構いませんので、少しでも応援しようと思って頂けるなら、ご支援のほどよろしくおねがいします。

現在支援者は6名、達成率は1%!よろしくおねがいします!


最後まで読んでいただきありがとうございました。
すけまる

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