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#1 ノーコードで独自コントラクトを作り、ジェネラティブアートNFT10,000枚を公開するまでの全記録

このnoteでは、ちょっと未来なことをやってみたので、全6パートに分けてすべてを解説していきたいと思います。

概要については#0を御覧ください。それでは

面白い未来へレッツらゴー!(ダサっ)

▼イントロ

1- 大量の画像を用意するためのパーツを作る
2-各パーツを組み合わせ、大量の画像を生成する
3-公開するための手数料を用意する
3.5-コミュニティに参加
4-作品の公開や販売ルールを作る
5-販売するサイトをつくる
5.5-作品を使って楽しめる仕掛けを作る。

▼パート1:ジェネラティブアートの素材を作る

【必要なもの】
・普通のパソコン
・フォトショップ、ファイヤアルパカ、クリップスタジオなどの画像をつくるソフト

【やること】
①アートの完成図を考える
②30枚~40枚ぐらいの画像を用意する

例えば下のように完成形のアートを考える

これは背景色・目・口・イヤリング・文字・帽子の6パーツで出来ている。

あとはこの5~6種類のパーツをそれぞれ5~6パターン作れば、それらをランダムに組み合わせて大量のアートを作ることが可能。→5×5×5×5×5×5=15,625種類

間違っても1万枚書く必要はない!(書いている人もいるかもしれないけど)

それぞれの画像を重ね合わせて作るので、背景だけは一番下にしないと他の画像が隠れてしまうので注意。
ここでレイヤーという概念が出てくるけど、無視でいいです。

注意としては画像のサイズはすべて同じにする→1500pxぐらいの正方形がいい。最初は上のイラストのように、それぞれがあまり重ならないように作ると楽。

ちなみに僕はiPadアプリのアドビフレスコを使って書いたのですが、後で調整が面倒なのでヤメたほうがいいです。

▼パート2:Pythonプログラムで大量のジェネラティブアートを作る

【必要なもの】
・アナコンダ(Anaconda)、テラパッド(terapad) →パソコンにインストール
※アナコンダはパイソンで作ったプログラムを動かすために必要
※テラパッドはコードを修正するために必要

【やること】
①ジェネラティブアート生成用のプログラムコードをダウンロードする
②各パーツをフォルダ分けする
③プログラムを起動させて画像を生成する

アナコンダをダウンロードする。
Anacondaのサイトに飛んで指示通りにすればOK

参考:https://www.javadrive.jp/python/install/index5.html

下の記事からリンクへ飛んでプログラムをダウンロードする。
→ファイル名:generative-art-nft-master.zip
デスクトップに解凍しておく

解説記事:https://www.ine-oke.com/generative_nft_join/
データ配布記事:https://note.com/soudannft/n/na9e66dad6dcd

めちゃわかりやすいサイトです。ありがとうございます!

解凍したらファイルを開いて、写真の赤枠で右クリック→アドレスのコピーをしておく

Anaconda_prompt(黒い画面)を起動して、cd さっきコピーしたアドレスを貼り付けてエンター

C:¥Users¥******>: cd さっきコピーしたアドレス

するとこんな感じになる

C:¥Users¥*****\Desktop\generative-art-nft-master\generative-art-nft-master>

ここでpython nft.pyと入力しエンター

(base) C:\Users\sukem\Desktop\generative-art-nft-master\generative-art-nft-master>python nft.py
Checking assets...
Assets look great! We are good to go!

You can create a total of 97200 distinct avatars

How many avatars would you like to create? Enter a number greater than 0:

こうなったら成功、もし無理なら何かが違うから確認してやり直し。
とりあえず試しに5と入力してエンター2回

Starting task...
100% (5 of 5) |##################################################################| Elapsed Time: 0:00:05 Time:  0:00:05
Generated 5 images, 5 are distinct
Removing 0 images...
Saving metadata...
Task complete!

(base) C:\Users\sukem\Desktop\generative-art-nft-master\generative-art-nft-master>

これでさっきのファイルのところのoutputに画像が生成されている…はず。
あとはこれを自分の画像に変えるだけ。
※ちなみにエクセルがあるなら、csvファイルを確認できるならしておく、どういうルールで情報が出力されているか理解してる方が次が楽だよ

パート1で作った各パーツを、フォルダ分けしてわかりやすい名前を付ける。例えば…background,eye,mouth,earring,hat,messageとか

それをassetsフォルダに入れる。(すでにあるフォルダは削除してもよい)

config.pyを開く、何で開くか聞かれるのでterapadで開く。
コードを自分のものに合わせて修正する

背景(1枚目)
2枚目以降
ここに関しては修正してもしなくてもプログラムは動くよ

できたらnft.pyを実行する。もしうまく行かなかったらコードを貼り付けて質問ください。

ちなみにここで10,000と入力しても出力は8,000枚ぐらいになります。(僕もうっかりしてました)。かぶりは自動的に排除されるので1万枚欲しかったら15000ぐらいでやろう。あと容量が足りるかは確認しといてね。

とまあ、タイトルの大嘘がおおっぴろげになったところで、パート2は終わりです。意外と大変でしたね、でも作業としては1時間もかからんはずなので頑張ってください♪ファイト!!

▼パート3:イーサリアムの取得と専用のおサイフ(魔法のカバン)づくり

【必要なもの】
・コインチェック、ビットフライヤー、バイナンスなど仮想通貨取引所のどれかのアカウント
・GoogleChrome+メタマスク→パソコンにインストール

【やること】
①仮想通貨取引所に日本円を送金し、イーサリアムを買う
②イーサリアムをメタマスクに送金(2万円ぐらい)
③メタマスクをいろんなサービスと連携させる

このパートについてはいろんなところに情報があるので自分で調べてやってみよう!

仮想通貨の購入は自己責任!しっかりメリット・デメリットを理解してから始めましょうね

というわけで省略!!!!

魔法のカバンとは?
メタマスクは、ウォレットと呼ばれるオンライン上の仮想通貨管理アプリ…みたいなイメージだがしかし!!その機能は財布(口座)だけでなく、NFTのギャラリーであり、身分証明書でもある。これ一つでアカウントにログインできたり、ゆくゆくは現実の買い物に使えるようになるらしい。だから今のうちに学んでおこう!!

▼パート3.5:NFTを利用したコミュニティであるDAOに参加してみよう!

【必要なもの】
・ディスコード(Discord)のアカウント

【やること】
①Discord内の、キングコング西野亮廣さんが企画したCTD(チムニータウンダオ)というコミュニティでNFTを購入する
②購入したNFTを認証(鍵)としてCTDに参加する。

これはおまけなのでどちらでもいいですが、NFT関連の情報を集めるならぜひやってほしいパートです。もちろん僕も入っています!

参考サイトを見ればすぐにできます。

参考記事:https://businessman0709.com/cryptocurrency/ctd-shinzo/

他の情報もめっちゃわかりやすいよ

詳しくはパート3同様割愛しますが、全く知らない人よりも、知名度がある方のものが安心するというのはあると思います。ぜひ参加してNFTやDAOの楽しさを知りましょう!

それでは続いてパート4へ
レッツラゴー

NFT購入サイト↓
https://fnasite.bubbleapps.io/version-test/mintsite

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