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透明人間が初めて外に出た時の話!

記事を読んでいる貴方の隣に立ってるかもしれませんよ。

どーも、薄井スケルです!

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前回お話ししました、私が透明人間になった経緯ですが、お読みになって頂けましたでしょうか。あのおじさんのせいで現在も私は透明のままなのです。

では、あの後私はどうなったかというお話です。

おじさんが言うには丸一日薬の効果は切れないということだった。私はどうせ透明人間になったんだ。あれやこれやと想像できること全てをやってみようと内心ウキウキしていました!

ちなみにアニメのように靴や服も透明になるわけではないのでで出歩くわけです。最初はかなり抵抗がありましたが、そんな流暢な事を言っている間に薬の効果が切れると思った私は早々に全裸で街を徘徊することを決意しました。家を出る前に鏡を見ると本当に私の姿は写っていなかった。

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とにかく時間との戦いだと思い、ひとまず外に飛び出しました。ただ、外に出た瞬間思い出したのです。今って11月じゃん。その当時、冬になる手前でめちゃくちゃ寒かったのを覚えています。裸で外に出る事なんてありえない季節でした。ただその時はこの奇跡を無駄にするほうがありえないと思った私は体を大きく動かしながら外を徘徊しました。

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少しは温ままってきたと思いましたが流石に限界だったので一旦コンビニへ避難です。誰もいないのに自動ドアが開きます。バイトの女の子が不思議そうにこっちを見るんです。

ドアが勝手に開いたから?それとも私が全裸だから?

でもそこはドアだと信じて自信満々に店内をぐるりと一周してみました。女の子の目線は正面に向いて何を見ているわけでもない状態に変わっていた。そこで本当に気づいていないんだと実感した私はそーっとレジの上に立ち女の子の前に立ってみた。女の子は遠くを見つめたままだ。

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感動興奮が一気に押し寄せてきました。

こんなことが許されるのか!楽しくなった私はカップラーメンやお菓子を適当に落としてみた。女の子はやはり不思議そうな顔で商品を元あった場所に戻した。今思えば悪質だったと思いますが、私は偶然ではないということを示すためにドリンクコーナーのドアをそーっと開けてみたんです。女の子は遂に声を出し、休憩していた店長らしき人を連れてきて謎の現象を説明していた。店長は呆れて笑っていたが、その瞬間私がコンビニから外へ出たので2人とも凍りついていた。ニンマリした私の顔は誰にもバレていない。笑

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その後も色々ありますが、続きは次回書きたいと思いますので是非次回もご覧頂ければと思います!

薄井スケルでした!

#透明人間 #奇跡 #裸 #コンビニ #女の子 #note #no活

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