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「資さんうどん」は「旦過市場」の復興を応援しています。

4/19(火)未明に北九州の台所、『旦過市場』を襲った大規模火災から間もなく1カ月が経ちます。この火災により、「旦過市場商店街」「新旦過町内会」「魚町グリーンロード協同組合」で、1600平方メートルの範囲に燃え広がり40以上の店舗が焼損したそうです。この火災を受け「資さんうどん」では、福岡県下43店舗で、4/25(月)~6/30(木)まで「旦過市場復興支援募金」を実施しています。皆さまの暖かいご協力をお願い致します。

「旦過市場」と「資さんうどん」

現在の旦過市場は大正初期からはじまり、100年以上の歴史を持ちます。
隣接する神嶽川を昇る船が荷をあげ商売を始めたことから始まったとされ、近所には古くからの住宅街もあり、自然と市場として賑わう様になったそうです。
旦過市場は、アーケードになっており、北側入口には、日本初の24時間営業となる、スーパーマーケットの「スーパー丸和」がありました(2019年3月以降、「ゆめマート」に名称変更)。
かつて、資さんでは「おこわ」を製造しており、その「おこわ」を「スーパー丸和」にて販売をしていました。
創業者の大西章資は、「おこわ」につかうもち米を使って、他の商品を開発できないかと考え、小倉の屋台で愛されていた「ぼた餅」を作ることを思いついたのです。その後、約4カ月をかけて完成させた「ぼた餅」は、「スーパー丸和」やデパート等での催事販売を経て、「資さんうどん」全店舗で販売することになりました。資さんうどんの名物「ぼた餅」のルーツをたどると、旦過市場の「スーパー丸和」で販売していた「おこわ」にあったのです。

「旦過市場復興支援募金」にご協力をお願い致します。

こうして、「資さんうどん」の歴史を紐解いていくと、「資さんうどん」は北九州で生まれ、皆さまに育てていただき、今に至ることを、改めて強く、実感することができます。北九州発祥の企業として、少しでも被災された方の力になれたら。と言う思いから、福岡県下の資さんうどん43店舗で、「旦過市場復興支援」のための募金活動を行うことにしました。集まった募金は、全額、旦過市場の被災された皆さまへお届け致します。皆さまの暖かいご協力、よろしくお願い致します。
募金活動期間:4/25(月)~6/30(木)

福岡県下の「資さんうどん」43店舗で募金を実施しています。

先日、5/14(土)には全面的に規制が解除されたそうです。現地を訪れると、少しずつ賑わいを取り戻している様子を感じました。また、各方面からの支援の輪も広がっている様で、「旦過市場」が、「北九州の台所」として多くの人々に愛され続けてきたことが窺えます。
復旧に向け、一歩踏み出した「旦過市場」を、「資さんうどん」は応援しています。