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キッチンカーで地域貢献と食育教育!資さんの味だけでなく想いも届けたい。

古門 彰彦
2020年入社、資さん歴23年。店舗での営業に従事した後、2023年3月に店舗QSC、品質保証室へ配属。同時にSDGs副委員長に就任し、社内のSDGsの活動全般に携わっている。


資さんに入社して23年になります。入社後は店舗の営業に力を注ぎ、店長やエリア長を経験しました。ご来店いただくすべてのお客様に最高の一杯をお届けできるよう、心を込めて商品をつくる、気持ちよく店舗で過ごして頂けるよう店内をきれいに保つ、など自分なりのこだわりを持って、愛情を持ってお店を作ってきました。そんな私が、今年の3月に部署異動があり、本部にて店舗の衛生状況等を管理する部署への異動と同時に、SDGs副委員長に抜擢いただきました。衛生管理等については、店長・エリア長時代にも力を入れていた項目でしたので、仕事に対するイメージは沸きましたが、正直、SDGs副委員長は、驚きました。
資さんのSDGsの活動は行動の決定・指針を策定する「SDGs委員会」とそれを実行に移す「SDGs PJ」があるのですが、私はそのどちらにも携わることになり、さらに副委員長になる、と。
もともと、会社が「SDGsの活動」に力を入れて取り組んでいるということは、全社会議や社内報を通して知っていましたが、具体的な内容は全然知らなくて(笑)まずは、実際の取り組みを理解したいと思い、週次で「キャッチアップミーティング」を実施してもらいました。全体像から、今注力している取組等を佐藤社長をはじめとした委員会メンバー・PJメンバー混合で時間をもらったことで、活動に対する理解度が深まりましたし、「資さん」ってこんなこともしていたんだ、と新たな発見が多かったです。

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「資さんうどん」が掲げるSDGsの項目は多岐に渡るのですが、その中でも「地域の宝であるお子さまへの支援」は注力して行っています。「資さんこども基金」の設立や、長期休暇中にお子さまうどんをワンコインでご提供したりと、色々な活動がありますが、私が今、積極的に取り組んでいる活動をいくつか紹介しますね。
 
まずは、「キッチンカー」を使用した活動です。「キッチンカー」の活動は約3年前からスタートしていて、その取り組みの1つが児童養護施設への訪問です。キッチンカーで作った「うどん」を提供するのですが、私たちの活動に共感してくださった「九州プロレス」さんのプロレスラーの方も参加してくださり、プロレスアクティビティを行った後に、みんなで食事をするんです。
また、店舗の従業員さんからも参加を募っていて、この前は、ベトナムからの特定技能外国人材の従業員さんが参加してくれました。活動に興味を持ってくれて、自ら手を挙げて参加してくれることがとても嬉しいですよね。
地域の方とお話したり、子どもたちの「おいしい」の声が聞けるのは喜ばしい限りです。店舗とはまた違ったお客さまとの関わり方ができているのがキッチンカーの活動の醍醐味ですね。

 「キッチンカー」を使用した活動には、幼稚園や保育園で実施する食育活動もあります。
お子さまにサプライチェーンを学んでいただきながら、食べる事の大切さ、働いてお金を稼ぐことの大変さを学んでいただこうというテーマで行っているのが「資さんの食育教室」です。説明して、食べてもらうだけでなく、体験や触れ合いも交えることで、食材や食べること、働くことに、より興味を持ってもらえるのではないかと思います。うどんのキッチンカーも珍しくて、子どもたちは興味津々に中を覗きこんでいますね。好奇心のままに真剣に学んでいる姿勢と、驚きや発見の反応も新鮮で、教える側も楽しく活動させてもらっています。
子どもたちから手書きのお手紙をいただくこともあり、「楽しかった!」「また来てね」という言葉をもらえるのは今後のやりがいにも繋がりますね。

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食育も活動範囲を広げて、店舗にて子どもたちに「資さんうどん」のお仕事体験をしていただけるイベントも新しく始めました。ぼた餅を握ったり、ソフトクリームを絞ったり、保護者への接客・食事の提供等、食に関わるお仕事を体験してもらっています。保護者や地域の方からも大好評で、今後、実施店舗を拡大していく予定です。実際に「働く」ことで、社会のしくみを少しでも学んでほしい、という想いで実施しているのですが、その中でも「将来、資さんで働きたい!」と思ってくれると嬉しいですし、楽しみでもあります。

 養護施設への訪問、店舗での食育活動は、出来るだけ店舗の従業員さんたちを巻き込んで実施したいと思うんです。自分がそうだったように、せっかく色々な取り組みをしていても、それが従業員さんたちに届いていないのはとてももったいないことですよね。店舗営業出身の自分だからこそ、お店と本部の活動の架け橋になれるのではないかと思っています。
 
今後のキッチンカーの活動としては、まだ行ったことのない県や地域にも行ってみたいです。「あの資さんうどんがやってきた!」という話題が広く駆け巡ることが目標です。目をひくキッチンカーデザインなので、見かけたら応援してくれると嬉しいです。SDGsの活動を通して地域の方と触れ合うことで、資さんの味だけでなく、信念だったり想いが伝わればいいなと思っています。資さんブランドが浸透し、より多くの人に愛される企業に成長していくよう取り組んでいきます。