見出し画像

「PS2はレトロハード」という衝撃から考える、ハチロク世代(1986年生まれ)の葛藤

「フィクションにおける寿命差問題の絵です。 https://t.co/VZ3BMuybuV」

めっちゃエルフ側で恐怖さえ覚えた。

PS2がレトロハード……PS2がレトロハード……  <(; ゚Д゚)>

1985年1月に生まれた俺はハチロク世代と呼ばれていてゲームボーイとファミコンのドットから3D化を体験した貴重な世代である。

2000年以降生まれた世代は物心ついたころから3Dだし、2010年以降はスマホによるガチャゲーを小学校でやる時代である。

俺の感覚だが、レトロハードはゲームボーイとスーファミであり、3Dがゴリゴリ動くプレステは「当時の最新ハードであり憧れ」であり神であった。

スーファミのスターフォックスのチープだったが衝撃だった線による3D表現。当時、スーマリRPGで4000円安くなるクーポン券があって、三国志みたいなゲームは1万超えてて意味がわからなかった印象。

そこから、1994年12月3日にPS1が発売。俺は9歳の頃にプレステの衝撃を知る。
リッジレーサー、闘神伝、鉄拳、スターグラディエイター。
セガサターンのバーチャファイターの凄さもあったが、俺は任天堂でもセガでもなくソニーだった。

2Dから3Dになった衝撃を知っている世代はもう30後半という衝撃。

まあ、アタリや卓上ゲームの世代が「ゲームボーイ」や「ファミコン」というカセットゲームが出た時の衝撃と考えれば同じかもしれない。

ちょっと下の世代だと、モンハンポータブルによる複数人ゲー、オンゲー、Wiiバトレボ世代だろうか?

あの不特定多数と組んでパーティーゲーや対人ができるのはマジで凄かった。
それまではPS・DC・N64の大乱闘時代はネット接続は有料であり、金持ちの息子の嗜みみたいな感じだった。

最近だとパズドラのようなガチャ課金系の中でGTA等のオープンゲー、ソウルライクゲー、死にゲーの大頭、インディーズによるマイクラアンダーテール時代か。

時代を経て、その時の若者の世代には人生観をぶっ壊す大きな衝撃があったはずだ。


俺からすると、PS1とPS2はレトロ認定するけど、今のくそゲーよりもガチで面白いゲームあるんだよぉ……って言いたい。

PS1のパネキット、PS2のラクガキ王国1&2はホントすごいよ。

https://www.amazon.co.jp/dp/B00007G79L

パネキットは剛体シミュレーターという物理演算と自由度が凄い。
ラクガキ王国は1はストーリーとキャラデザとやり込み要素(クソロード時間は仕方ない)、2はモデラ―の自由度で評価したい。

グラフィック関係の進化はグランツーリスモ1,2,3、FF7辺りでご存じの通り。
今だとオクトパストラベラーのように、意図的にドットにする、それを個性にするような時代になった。
アンダーテールとかもそうだよね。曲調とかを8bit,16bit音楽にすることでシンプルでありながら懐かしさもある、テンプレRPGコピペガチャゲーとの差別化としてレトロの音や絵、演出が現代に生きていると思う。


あ、思い出したけどさ。ミリゴ等のプチュン演出、あれテレビのブラウン管を消す時に出るアレ、ゲームでも使われるよね。
スロバイオ7のプチュン、あれはいつやっても最高!
あれ、今の10代20代は元ネタを直接見る機会ないと思うよ。液晶しか売ってないからね。
子どもの頃思い出すとさ、テレビ消す時にこの十字の光になるのは印象あるけど、「プチュン」って鳴ってたかなー? って。
静かにブラウン管の電源が落ちて、「スゥゥン」パチパチ←静電気 みたいな感じで、電源切った時とかブレーカーでブラックアウトの時はそんな大きな音ならなかったと思うのだよね。
30代以上で、ブラウン管プチュンをおぼえている方、いたら教えてね。


PS2がレトロハードの一言から、「俺マジおっさんになってた……」という悲しみと懐かしさを感じた土曜日だった。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?