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ダレス・ジェンさんの、「男の本音」が婚活アラフォー女性に読んでほしい! 察して押し付けより、共感より目的!

Kindle読み放題で見つけた「男の本音」、これがシンプルで男性から見た灯台下暗しの感覚で面白かった。


男の本音|ダレス・ジェンの随想録

女性は察してほしいか待ってほしい分かってほしいこまめに連絡して穂いい、それが愛、というもの。

男性は、程度の違いはあれど問題解決のシングルタスクでしつこい連絡はうざがる傾向がある。


わかる。
元々男性、というかオスは集団で命がけの狩りをして集団を養っていた。
だから問題解決とシンプルタスクに特化した性と言える。

一方女性は集落で食事と子育てをして、赤子の顔色から病気に気づいたり、食材の腐り具合がわかるように特化している。
女性のほうが4つの色覚を持っているDNAが多いのは事実であり、リップの色の細かい違いを判別できる。

ぶっちゃけ男にはリップの赤色だけの識別で、細かい差なんてわからん!


男性が女性と仲良くなるための攻略本はたくさんあった。
婚活本でも恋愛本でも、女性の「なんでもいいよ」は「あなたを試しているの、わかる?」と翻訳している。

男性の「もう別れよう」は、ガチの別れたい気持ちであって、勘違い女性の「初心で言いづらい、やっぱ好き」という謎解釈はない。


男性が女性を攻略する時代から、婚活の女性余りと男性の低収入化=草食化によって逆になった。

となると、女性の男性攻略本がもっと増えると予測した。
あ、24歳までは女性は男性選べるから、これら本を読む必要はないよ。

男性女性の比率が逆転する29歳を超えたあたりから、女性はこれら「男性の本音」の本を読んでみてほしい。

お互いの歩み寄りが大事だと思う。



最後に日本+女性の察して文化が異常であること語りたい。

京都 >>> 日本女性 >>>>>>> 日本男性 >>ほかの国

これ、個人的な「察して強度」だ。
中国に半年駐在して、パーティや飲み会、仕事をしてきたけど察してはほぼなく「直接伝える」ことが多かった。

この察して文化は日本特有であり、女性はその傾向がさらに強く、京都が一番やばいとわかった。

よくある、「良い時計着けていますなあ」は「はよ帰れ」が京都のおもてなしである。
これは日本女性が京都民に「察して」という近いレベルの解釈差である。

もし海外の人が京都察して文化をやるとこうなる。

京都「ユーハブアグッドウォッチ」「良い時計着けていますなあ」

外人「オータンクス!」「ありがと」

京都(ゲダウト!) (はよ出ていけっていってんの怒!!)

うん、察してが一番離れているともう無理ゲーだね。
逆もある。
外人「ゲダオブヒア」 (Get out of here)

京都「え、出ていけ? じゃあおいとまします」

外人(いや、驚いて信じられない!ってことなんだけど)

この差を埋めるには、必要な時にシンプルにそのまま伝えるだけでいい。

京都「そろそろ時間なので、帰ってもらえませんか?」
外人「オーケー」

外人「ワーオ! イッツアメイジング!」
京都「よかったです」

異国コミュニケーションの時はわかりやすくシンプルに伝える。
なら異性コミュニケーションの時も、わかりやすくシンプルに伝えよう
今までは女性の察して国に入って郷に従っていたが、男女の需要が変わった0歳以降は男性の国に入って男女平等の良い恋愛をしよう!
日本の察して文化を「異常ではない」と認識し続けたのが異常だと気づくべき。


もし女性が「男性は察せない」と卑下するなら、まず京都で住んで仕事してみてほしい。
京都の察して文化に嫌気がさしたなら、それが「男性から見た女性の察して押し付け」であると考えてほしい。

海外から見た、日本のおもてなし、察して文化は異常であり、それが良い側面に働くことが多い。

しかし、はっきり伝えず、背景や状況から察してね♡という「日本文化の押しつけ」はやめたほうが良い。(日本国内ならOK)

つまり、普段無意識に使っている「察して文化」は日本特有であり、そのONとOFFができるよな日本人であれ! ということ。

この男の本音を女性が読めば攻略本になるし、男性が読めば「人間の不思議」「男の不思議」という自分再認識ができる本になる。

文章がシンプルでサクッと読めるので、オススメである。

なおコメント呼んだ時に、ダレス・ジェンさんは男でも女でもないから客観的な内容が書ける、みたいなものがあった。


え、中性の方? と思って名前を見て気づいた。

ダレス・ジェン

ジェン・ダレス

ジェンダーレス

Σ ( ゚Д゚) はうぁ!! 著者の名前がいい感じにジェンダーレスだった

狙ってやっているのだろうが、自然でかっこよい名前であり、こっそり意味を仕込んでいるあたり、面白い方だと思った。
※偶然だったらごめんなさい

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