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国債は国民の借金ではなくて国の借金

こんばんは。

こんなことを巷で聞きませんか? 国債は国民の借金で、国民1人当たりにすると○○○万円ある、と。

いまいちよく分からないですよね。(ん?)

分からなくても、帳簿で考えてみればよく分かります。簿記をやっている人は、わたしよりも理解が深いでしょう。今、日本政府が100万円分の国債を発行するとします、要するに誰かからお金を借りる、ということですね。借方は日本政府です。では、貸方はどちら様になるでしょうか?

これは、国民ということになります。国民が買っていることもありますが、銀行が買っていれば、それは間接的に国民が買っていることになります。銀行はみなさんからの預金で買っているので。

そして、その国債を一番買っているのは日銀ですね。奴は強いです。自分たちでお金を作れますからね。

そもそも、国債が国民の借金だとすると、国民が国債を買ったらおかしなことになりますよね。自らの借金に自らのお金を貸すって意味不明でしょう。

いずれにせよ、国債は国民の借金ではありません。国の借金です。そして、貸主は国民です。

そんなことを大学時代の知人と話していたら、知人は数秒黙り、それから「今から霞が関に行って借金取り立てて来ようぜ」なんて言い出しました。

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