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現状を打破して成功に導くブレイクスルーコーチの渡辺智子さん

夢を持った輝く人たちであふれる社会を創り、世の中全体が良くなる愛の循環を起こしていきたい!と語る渡辺智子さんにお話を伺いました。

渡辺智子さんプロフィール
出身地:神奈川県横浜市
活動地域:関東
経歴:大学卒業後、貿易関係の仕事に従事。出産を機に一度仕事から離れるが、2児出産後、下の子が1歳の時から外資系企業にてフルタイム勤務。ワークライフバランスを重視しながら仕事と育児を両立。
派遣社員のアシスタント業務からスタートしたが、その後、正社員になり、広報、ビジネスマネジメント等、多岐の部門で経験を積む。持ち前のコミュニケーション能力とリーダーシップを活かし、各プロジェクトを成功に導く。また、管理職として部下やチームメンバーの強みを活かしビジネスの成功に貢献。
しかし、子供の手が離れた頃から、自分の本当にやりたいことを仕事にしたいという思いが強くなり、自分探しを始めた結果、天職に出会い、2018年に会社を退職し、コーチとして起業する。
現在の職業及び活動:本当にやりたいことを見つけたり、好きなことを仕事にして、毎日を楽しんで過ごせるよう潜在能力を引き出し、豊かな人生の実現へ導くコーチとしてセミナー開催や個別コーチングセッションを行っている。
指針としている事:与えられたチャンスにはYESで答える。迷ったら勇気のいる方を選択する。

子供の夢を奪うのは大人

Qどのような夢やビジョンをお持ちですかか?

渡辺智子さん(以下、渡辺 敬称略):モヤモヤしながら我慢して人生を送っている人を減らして、夢を持って人生楽しんでいる人を増やしたいです。「○○だから仕方ない」との思い込みでやりたいことを諦めていたり、「我慢すべきなのだ」「こうあるべき」とあるべき姿にとらわれて生きづらさを感じている人を減らしていきたいです。
そのために、みなさんの本来の願望を明確にして満たしていきたいですね。例えば、お金が手に入れば幸せと思って、お金を欲しがる方もいますが、本当の欲求はお金を増やすことではないので、お金だけでは満たされません。お金を手にして、その先に欲しいものが本当の願望だったりします。本当の願望が分かることで、心から満たされるようになっていきます。
今、子供に夢がないと言われていますが、これは大人が夢や目標を持って人生を満喫していないからだと思っています。疲れている大人たちを見ていたら、将来像に夢を持てないですからね。だから夢を持ち、実現に向けて動いている大人を増やしていきたいですね。


本当の幸せはステイタスがあることではなくて、心が豊かであること

Qそれを具現化するために、どのような目標や計画を立てていますか?

渡辺:最初は個別コーチングだけで、やっていこうと思っていましたが、セミナーをやる機会を貰い経験していくうちに、参加者に「夢を持つ素晴らしさ」や「自身の持つ可能性」に気づいてもらえ、より多くの方にお伝えするにはセミナーが効果があると感じました。しかし、その場で気づいても日常生活に戻ると忘れてしまうことが多いので、実際に行動まで落とし込めるプログラムをつくりたいと思っています。「私にもできる!」と体感できるプログラムにしたいです。それによって、より多くの人が夢を実現できるし、実現の過程で子供やパートナーなど身近な人に良い影響を与えることができます。そうすると、幸せの集団、心が満たされている集団が増えていきます。そうなることで、いじめなんてしなくて済むし、誰かよりも優位に立とう、誰かを引きずり落とそう、というような心が育たなくなります。ステイタスを持っていることが幸せと思うと、心の貧しさを生むと私は思っています。本当の幸せはステイタスがあるということではなく、心が豊かであることだと思っています。


夢の実現までサポートしていくシステム創り

Qその目標や計画に対して、現在どのような活動指針を持って、どのような活動をしていますか?

渡辺:起業してから、いろいろな方にお会いする機会が増えましたが、自己肯定感が低くてやりたいことができない、そもそもやりたいこと、自分の願望が分からない、なんだか分からないけどモヤモヤしている、という方が多くいるということがわかりました。
コーチングはコミュニケーションのスキルなので、そのスキルを使って、心の奥底に隠れている深い部分に焦点をあて、モヤモヤした状態を解消し、願望を明確にしてゴールまで導いていくことができます。
例えば、ある願望を元にコーチングを進めていったら、途中で全然違う欲求が出てくるケースもあります。最初は条件での願望で、これがあったら幸せだという「これ」を求めていました。けれど、コーチングをしていくうちに、その目的が見えて、それに合った欲求に変わったのです。これこそが本来の願望になります。そして、それを満たすことが自己実現につながります。その自己実現を自信を持って進めるようサポートしています。土台を整えることが一番大切です。土台にある思考のクセなどは今日明日で変わるわけではありません。そこで、1回で終わるのではなくて夢の実現までサポートしていける個別継続コーチングを行っています。しかし、個別にフォロー出来る人数が限られてしまうので、「自分はできる」という可能性を感じてもらい、一歩踏み出し、実現できるプログラムも思案中です。

「やらない言い訳をしない!!」

Qそもそも、その夢やビジョンを持ったキッカケは何ですか?そこにはどのような発見や出会いがあったのですか?

渡辺:私自身悩んでいた時がありました。フルタイムで働きながら、ダブルワークで自宅で英語教室をしていて、心身ともにきつくなってきた時です。仕事を辞めて英語教室1本でやるのも違う気がして、「両立できる仕事は何だろう?」と考え始めました。凄く卓越した技術があるわけでもない私に何ができるだろう?といろいろ調べました。そこでコーチという職種を知りました。
コーチングの仕事は、クライアントさんの夢を叶えるために、その方の能力を引き出し成長させていくものだと知り、人の成長に関わることがしたいと思っていた私には、滅茶苦茶やりがいがあると感じました。
自分の能力を過小評価し、会社に従い、我慢して働いている人を沢山見てきました。そういう方たちが自分の能力に気づいて、もっと自分の望む働き方ができたら、もっと生き生きと仕事している人が増えると思い、絶対にコーチになってそれを叶えたい!と思ったのです。
ただ、講座はかなり高額だったため、私が迷っていたら、講師に「やらない言い訳をしない!」って言われたのです。「そうだなー、私はコーチングをやるということは決まっているのに、やらない自分を許そうと言い訳している」と気がつき、コーチングの世界に飛び込みました。
それから世界が一変しました。周りの人たちも夢を持った人たちが多いので、とても刺激を与えてもらいました。また、コーチングを学び始めトリプルワークがスタートしましたが、やりたいことを出来ていて楽しいから全然苦ではありませんでした。
逆に、やりたいことが見つかったのに、そのまま会社に勤めていく事に違和感が出てきました。
やりたいことや夢、目標を持つことで人生がこんなに楽しくなるんだ!と自ら実感したので、同じような境遇の方をサポートすることに集中すると決め、11年間勤めていた会社を退社したのです。


人はもっと求めてもいい!!

Qその発見や出会いの背景には何があったのですか?

渡辺:小さい頃は、父親が厳しく、私はその顔色を伺っていたので、外でも人の顔色を伺うタイプでした。けれど、アメリカに留学した時に自己主張しないと存在が認められないという経験をしました。日本では沢山の友達がいたのに、アメリカでは誰も話かけてくれなかったのです。一人寂しく廊下の隅にいたときに「私はこんな寂しい思いをするためにアメリカに来たんじゃない!何のためにここにいるのか?」と悩みました。留学生が1人でいたら、誰かが声をかけてくれると思っていたけど、アメリカでは話したくないから1人で居たいのだと受け取られます。その違いがわかった時、「自己主張する文化では、自分が変わらないければ、誰も話してくれない」と思い、英語力に自信がないけど、勇気を振り絞って、とりあえず皆の輪に入ってみたら、色々と質問してきたのです。この経験が私を変えました。自ら自分の殻を破った経験が、自己肯定感を上げたのだと思います。
これをきっかけに「自己主張はするものだ」「意見は言ってもいいのだ。逆に自己主張しないと存在がないのと同じと受けとられる。」と思考が変わりました。
日本は謙遜の文化で自己主張があまりされてきませんでしたが、これからの時代は自己主張も求められるし、教育も自らの思考が問われる世の中に変化しています。逆に自己主張した方が欲しいものが手に入ると私は実感しています。そして、それは誰にでも手に入るので「もっと求めようよ」って思うのです。

潜在能力を引き出すための自己肯定感が重要です。

Q AIが出てくる時代に人間に必要なものは何だと思いますか?

渡辺:AIは学習した内容を取り入れますよね。それは現時点でわかっている世界のことです。
人間の持っている潜在能力の世界はまだわからない未知の世界です。そこに人間の可能性があると思います。人間の夢を実現させるために必要なのが潜在能力です。
今の自分が見えている範囲で考えてもできないと思ってしまうことも、潜在能力を引き出せば出来るようになるのです。それは経験していないのでAIの学習履歴にはないですよね?人間の底力です。その潜在能力を引き出すためには、自分にはまだ眠っている能力があると信じる自己肯定が必要です。幸せな人生を送るためにはとても重要な要素です。
自己肯定感が高いという事は心が満たされている状態です心が満たされていれば、人に「愛をくれくれ」と求めるのではなく、愛がいっぱいなので、愛を人に与えることができます。そこで愛の循環が起き、世の中がより良くなりますよね。

記者:人に対して可能性を実感されているからこそのお話に元気をもらいました。貴重なお話をありがとうございました。

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【編集後記】今回、インタビューの記者を担当した、高柳、善家です。
「自分で決める」ということがこんなにも美しくやわらかで朗らかな関係性をうみだすものだとシンプルな会話から教えていただきました。人の夢の実現まで共に歩んでいくその姿勢態度は今までの様々な体験や追求からの哲学をご自身のなかで育んでいるしなやかな強さを感じました。
渡辺さんのご活躍を今後とも楽しみにしています。


この記事はリライズ・ニュース”美しい時代を創る人達”にも掲載されています。
https://note.mu/19960301/m/m891c62a08b36