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お坊さんがあえて貧しい人からお金をもらう理由

「一生お金に困らない生き方」という本にいいことが書いてあったので紹介します。

著者は、心屋 仁之助さんという方。カウンセラーみたいな仕事をしています。

「見返りを求めず行動できるようになるために、神社に1万円寄付しなさい」という面白い教えをしている方。

そんなぶっとんだ著者が「裕福になるために必要な事」を書いていたのです。

それが、「貧困を抜け出すには、まずお金を使うことが重要」ということ。

僕は2010年に無料のカウンセリングを始めました。それは本がたくさん売れたので、社会へ還元したいなと思ったからです。  
本当に困っている人は、カウンセリングのお金も払えないのではないかと思ったことも理由のひとつです。無料にしたら、本当に困っている人がたくさん来ると思っていました。
でも、無料にしても来ない人は来ませんでした。たとえ無料にしても、来ない人は来ない。何かと「来られない」理由をつけて、来ないのです。  

その頃、先輩のカウンセラーに、お釈さまの托鉢の話を教えてもらったそうです。(托鉢とはお坊さんがお鉢を持っていろいろな家を回り、お経を唱えて、お布施をいただく行為のこと)

お布施させることが貧しさから救う方法

驚いたのが、お坊さんは托鉢で、裕福な家ではなく、貧しい家を回っていたこと。そこには、こんな理由が。

貧しい人たちは自分たちのことを貧しいと思っているので、他人に施しをしてきませんでした(できなかった)。逆に、そのせいで貧しさから抜け出せないでいるからです。  
托鉢で、貧しい人たちからお布施をいただくことは、貧しさから彼らを救ってあげることでもあるのだ  
貧しい人がなぜ貧しいままなのかというと、自分のことを貧しく、不幸だと思っているので、なかなか自分以外のためにお金を使えないからです。  
その人たちにお布施を出す(=人のためにお金を出す)という行為の大切さを教えて、それによって貧しさから救ってあげるのが、托鉢の本当の意味だったのです。  

このお話が意味しているのは、ほしいものは先に出さなければ手に入らない、ということです。

お金が欲しいなら、それを差し出さなければ、その人の元には行き渡らないんですよ。

こうした事例から、著者は無料のカウンセリングを有料にしたそうです。

無料のうちは手に入らない、これ鉄則です。

ブログで稼ぐとかもそうで、アメブロなどの無料ブログで稼ごうとしてる時点でダメです。お金を使わずに、稼ごうなんてそんなうまい話ありません。

ビジネスでは、なんでも投資が必要です。投資で学ぶ意思のない人は伸びません。

僕は、現在ブログを書いて生活しているわけですが、あらゆることに投資してきました。それが今を支えているのです。

受験勉強で「参考書かして」って言う人って成績悪かったですよね。逆に、いい人はちゃんと参考書を出して買うのです。

なので、欲しいものがあるなら、まずは「自分からさし出しましょう、与えましょう」。それはお金だったり、行動だったり様々です。

ぜひとも意識したいところ。

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