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結婚式、迷っていたけど挙げてよかった

元々人前に出るのが苦手、目立つのは嫌。
自分の容姿が嫌いなので、ドレス姿で大勢の人の前に立つ結婚式なんて、私にとっては恥ずかしいだけだと思っていました。

それでも、結婚式を終えてからは大金がかかったのも気にならないくらい、挙げてよかったと心から思っています。

まだ、結婚式の熱が残っているうちに、挙げてよかったと思える理由を書き残しておきます。

1:100%ポジティブな言葉をもらえたこと

移動中のワンシーン

当たり前かもしれませんが、結婚式ではゲストも会場のスタッフさんも、移動中道ですれ違った人も、会う人会う人みんな「おめでとう」と言ってくれるんですよね。
結婚が決まった時も祝福の言葉はいただいていたのですが、なぜか結婚式だと「おめでとう」の言葉が、その人が心から伝えたいという気持ちを感じる、より深みのある言葉のように思えて、嬉しさが倍増しました。

そして何より「綺麗」「かわいい」と口々に言われたことが嬉しかったです。
もちろんお世辞も含まれているかもしれませんが、この日のために時間をかけて探し出したお気に入りのドレス、皮膚科に通って、毎日クリームを塗って、少しでも綺麗になるようにと磨いた肌、元気がある日は筋トレ、食事制限もして体型のコンプレックスを改善しようとしたこと、好きな人の隣にいる私自身、全部を肯定してもらえた気がしました。

結婚式の前よりも後の方が美意識が高まって、筋トレを続けられたくらいです!
褒められることって前向きに生きるために大切なんだな〜と感じました。

2:ずっと言えなかった気持ちを伝えられたこと

花嫁の手紙

高校生のとき、両親と意見が衝突して、結局私が親の意見を泣く泣く飲むような形で部活をやめた過去がありました。
部活をやめてからは、辛い練習に耐えることがなくなり、友達と楽しくおしゃべりする時間が増えて、圧倒的に伸び伸び過ごせるようになったので、退部してよかったと思っていたのですが、素直にその気持ちを親に伝えることは高校を卒業してからも成人してからも、ずっとできずにいました。

この機会に一番両親に伝えたいことはなんだろうと考えたときに、真っ先に思い浮かんだのがこの出来事でした。
あのときは素直になれなかったけれど、今は心から感謝していることを花嫁の手紙にしたためて結婚式で読んだところ、父からはやめさせてよかったのかとずっと心に引っかかっていたからほっとしたと言われました。母は涙してくれました。
事情を知らないゲストがたくさんいる中で、親子間の出来事を話すのはいかがなものかという思いもよぎりましたが、ゲストの中にも涙してくれる方もいました。

普段、私は親への照れと甘えがあり、冷たい態度を取ってしまうことが多いです。結婚式という非日常の空間を利用して、素直に気持ちを伝えられたことは私にとってもわだかまりを溶かす良い機会になりました。

3:大好きな人たちに集まってもらえたこと

披露宴会場にて

高校、大学、職場関係…いろんなコミュニティの友だち、お世話になった親族が一堂に会す機会は、結婚式以外はなかなかないと思います。
私のために集まってくれたことがとても嬉しかったです。

また、初めて顔を合わせる旦那さんの親族や友達も多くいます。
彼らの投げかける言葉や眼差しから、旦那さんへの信頼や愛情を感じて、こんなにたくさんの人に大切に思われている相手なのだから、私もより一層大切にしなければという、旦那さんに対する思いが高まりまったこともよかったことの一つです。

4:好みど真ん中の式場で過ごせたこと

披露宴会場の装花

結婚式場といえば、シャンデリアが輝くお城のような会場というイメージがありましたが、ゴージャスな空間は私にとってはトゥーマッチだなと思っていました。
ナチュラルでシルバニアのお家のような可愛らしさと、非日常を感じられるリッチさ、両方をバランス良く兼ね備えた会場が私の理想でした。

ゼクシィのカウンターでおすすめを聞き、3件式場を見学した結果、まさに私が探し求めていたところと感じられる式場が見つけられました。
当日は好きな色やテイストの花で飾り付けていただけたので、私の好きを目に見える形で表現してもらえたような空間になりました。

自分の部屋を好きなもので埋め尽くすことはできるかもしれませんが、トータルバランスを考えて理想的な空間にすることは私には難しいんですよね。
結婚式ではプロの手によって完璧な空間を作ってもらえたことに加え、ドレスもヘアメイクも好きなものを突き詰められたので幸せでした。

最後に

当初心配していた、見せ物になる感覚は私にはありませんでした。
ウェディング業界の回し者だと思われそうですが、結婚式には何にも変えられない価値があると心から思います。

結婚式をしようか迷っている友達がいたら、全力で挙げることを薦めたいくらいです!
もし、このnoteが結婚式を迷っている方の目に留まったら、判断材料の一つになったら嬉しいです。

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