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0から始める初心者英語学!形態論part1

初めまして!健やか英語生活と申します〜 (おい名前…w)

この記事では英語学の形態論をゆる〜く、そして時には詳細に扱っていきたいと思います。
今回は、パート1ということで以下の内容についてお伝えしていこうと思います。

1そもそも英語学って?

2.形態論は何を学ぶの?

3. 英語学習者が英語学に触れることで得られることは…。


今回は、イントロダクションなので気軽に読んでいってもらえれば嬉しいです。
それでは、よろしくお願いします!



【そもそも英語学って?】

英語学なんて言葉が出てきましたが、英語学とは何でしょう??

英語学とは、言語学の一分野で、英語の音(音声、音韻学)、語のつくられ方(形態論)、文の作られ方(統語論)の特徴などを科学的に説明しようというものです。

例えば、私たちが小中高と学んできた英語の文法というのは、手続きでしかありません。その裏にはこんな仕組みが隠れていたんだよ〜そんなことを教えてくるのが統語論であったりするわけです。

とはいえ…。いきなり文(センテンス)という大きな括りを説明するのではなく、
私のノートでは形態論という語(センテンスの素)から説明していきたいと思います。ゆくゆくは、統語論まで扱いたいと思っているので、ぜひお付き合いいただければと思います!


【形態論は何を学ぶの?】

それでは、形態論ではどんなことを扱うのか、詳しくお伝えしていきたいと思います。

形態論とは、語を作っている要素の種類やそれらの要素のくっつき方を明らかにする領域のことです。

例えば、接辞(接尾辞、接頭辞)という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
英語を学んでいる方でしたら、馴染みがある言葉なのではないでしょうか?度々、TOEICや英検では、これをヒントとして答えを導こうというアプローチが取られている対策本があると思います。

接辞の具体例としては、こんなものがあります。

boyから転じて

boys, boyish, boyfriendなど

これについての詳しい説明は次回に置いておきます。こういった風に、英語では接辞がついて、単語が派生していくわけです。この派生の仕方を理論的に説明するのが形態論になります。これには、文法と関わる部分もあるので、「あれはこういうことだったのか!」と新しい発見を得られるかもしれません。。。

【英語学習者が英語学に触れることで得られることは…】

それでは、最後に英語学が英語学習者にもたらすメリットについてお伝えします。そのメリットとは、手続きとしての英語からの脱却し、より論理的に英語を捉えることができるようになる。というものがあります。

先にお伝えしたように、小中高と学ぶ英語の文法というのは、「こういう表現には、こういう文法を使おうね」というマニュアルみたいなものなのです。

もちろん日常会話で自分が使うだけなら、それだけでもいいでしょう。

けれど、こういう仕組みがあるから、こういう文法ができているんだよ。こういう深いところまで潜って得た知識は、学校で得たインスタントな知識より定着すると思います。まして英語を教えるという立場の人であったら、この知識は生徒からの質問に答える上で大いに役立ってくれるでしょう。

ここまでお読みいただきありがとうございます!

最後は真面目な話をしてしまいましたが、次回からは早速、形態論の内容に触れていきます!

↓次回のリンク


参考書籍
→ファンダメンタル英語学 中島平三著 ひつじ書房

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