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呟きとも言えない、3

先日の話になるんだが、友人AとBとでお昼ご飯を食べに行った。
高校時代からの友人で、社会人になってもニートになってもこうしてたまに連絡と取ったり、ご飯を食べに行ったりしている。

今回は友人Aの愚痴ぶちまけ大会という名目だったのだが、いざ友人と集まると、仕事の愚痴や身の上相談よりも楽しい話の方が盛り上がるもので、昔の話なんかしながらも4時間半喋り倒した。

喋り倒している内に何故か自分も悩みも聞いて貰ったりした。
※わたぬきスペシャルよりはもちっと軽めな悩み

友人Bというのが博識な曲者(最上級の誉め言葉)で、ためになるアドバイスから面白い雑学まで、聞き入ってしまうような分かりやすさで話をしてくれる&聞いてくれるので、ついつい話をしてしまう。
すごくおもしろかったのが、相対性理論の解説と、透過の話。

なあえるしってるか
くっそつめたいうつわにえきたいをいれて
ちょうていおんのしんどう(?)をあたえつづけると
えきたいがとうかして
うつわのそこからこぼれるらしい

なくちえう。

本当はもっと分かりやすく用語も含めて説明してくれたのだが、自分に分かるのはこの程度が限界だった。
あとアレだ、紫外線と赤外線の違いの話も面白かった。
Bは本当に博識で、何故あんな高校にいたのか謎である。いや、Aも大概賢いので何故あんな高校に(以下同文
まあそんな愉快なメンバーだったので4時間半もモスバーガーで屯ってたわけだ。

そうそう、同じグループの中に友人C(今回は不在)というのもいて、Cが栄転した話を聞いた。
新卒で銀行に就職して早々に東京へ行ってしまったので、最後に会ったのはコロナ前とかになってしまうのだが、どうやら今は中国で支店勤務しているらしい。

Cもかなり賢い変人で、いつかABCの頭をかち割って自分の脳みそとどういう造りの違いがあるのか見てみたいと思う。そういやなんでCもあんな高校に(略

すごいなあ。誇らしいね。友人の中にそういうのがいると。
自分の周りにはとても賢い人間がたくさんいるので、誇らしい。誇らしい反面、その陰に隠れさせてくれと思っている。
まあ今回Cはいないので、栄転したというおめでたい話だけに留めておこう。

とまあ、色んな話をした。いつになったら我々の話題は尽きるのか。

結局Aのための設けた機会だったのに、Aの心が軽くなったのかどうかは分からない。
Aが大変な状況に陥っているというのは以前から聞いていた。体長も思わしくないが、体に鞭打って来てくれた。

外部からの介入でどうにか解決出来たら良いのだが、友人という立ち位置は難しく悲しいもので、ある一定の線を踏み越えて行動する事が出来ない。あくまで見守り隊を結成して、心に響くかどうかも分からない声援をかけるだけ。
ところで「鞭打って」という言葉をひらがなに変換すると「むちむち」みたいになってすごい語感が可愛くなるね。

最後に「次はいつ会おうか」という話をしながら解散した。
今度はAも元気になって、もっと大勢でワイワイガヤガヤしながら楽しい時間を過ごしたい。
自分の性質上、一人の時間が最高に落ち着くタイプなのだが、大勢でワイワイしているのを少し離れたところから眺めている分には大丈夫らしい。


振り返りの時間はここまで。

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