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中津川市の郷土料理「朴葉寿司」

まだ中津川市に引っ越す前からずっと好きだった料理があります
団子がたの五平餅や栗きんとんもそうなのですが、この料理

朴葉寿司(ほおばずし)

も、私が大好きな料理の一つです

元々ご飯があまり好きではない私・・・
でも、チャーハンやピラフなど、具材が中に入ったご飯なら結構好きだったりします
なので、お寿司もどちらかというと普通のお寿司よりも「すし太郎」みたいなものが好きなのですが・・・

この「朴葉寿司」は特別です!!

「朴葉寿司」は、その名の通り、朴の木の葉にお寿司を包んだ料理です
朴葉は大きな葉ですが、そんなに大量のものは包めません
なので、お寿司もかなり小さめです
それがまたいい!!
具材が違うものを作ってもらって、いくつも食べちゃいます!
(私は作れません・・・)

朴葉寿司のはじまり

朴葉寿司は中津川だけのものではなく、中部地方、近畿地方でも作られているものだそうです
その中でも、中津川市を含む「東濃地方」と呼ばれる地方での「朴葉寿司」の始まりは、農業や林業などの仕事で、昼食を野外でとることが多かった昔のことです

持ち歩くこと、野外で食べることを考え、携帯に便利で悪くなりにくいこの料理が考えられました

昔からこの地に住む方から聞いた話によると、近隣の主婦と助け合って作ることも多く、違う具材を持ち寄るためにお寿司の具がとてもたくさんになるのだそうです
それが、たくさんの具材を少しずつ乗せたこの朴葉寿司の形状になった理由なのですね

そんな感じですので、家庭に寄って当然味も具材も違います
私はサーモンが大好きですが、サーモンが食べられない人にはツナ缶を甘辛く似たものにしたり、貝類がダメなら玉子を増やしたりなどなど

春のものなので、ワラビなどの山菜も乗せたりしますよ
私の定番は、玉子、サーモン(もしくはシメサバ)、きゃらぶき、ショウガ、細かく切った緑のお漬物です♪

私は作れませんが(笑)

写真の朴葉寿司はスーパーのものですが、この時期にしか食べられないものなので思わず買ってしまいました

この自粛自粛の時に、このように季節を感じられることに感謝です
作ってくれた方、ありがとうございます

いただきます!!


ありがとうございます! 更に精進します!!