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【読売新聞 2023/11/15】都立雑司ヶ谷霊園・島村抱月墓所の墓じまい③

都立雑司ヶ谷霊園の島村抱月墓所の墓じまい問題が、本日11/15読売新聞島根県版に掲載されました。島村抱月先生の祥月に、奉職された読売新聞且つ、故郷である島根県版に掲載されたことは実に意義深いです。勿論情報提供者は当協会です。

6/25東京新聞、10/3中日新聞を経て、地方版とは言え、全国三大紙の一翼を担う読売新聞に本日11/15に掲載されました。同じニュースが3つの新聞社で扱われることは実に稀有です。それだけ島村抱月先生が日本演劇史・日本音楽史において果たされた功績は卓越したものであり、史跡の喪失が悔やまれているということなのです。

そして、今回の読売新聞では、島根県浜田市の浄光寺にある分骨墓所を皆で守っていかなければならないという前向きなメッセージを、島根県民の皆様にお届けすることが出来たのではないでしょうか。

松井須磨子は3通の遺書を残しても合葬されなかった都立雑司ヶ谷霊園・島村抱月墓所。松井須磨子の親族が情報提供及び調査をし、抱月先生の盟友で遺書を託した1人でもある伊原青々園先生が奉職した都新聞の流れを汲む東京新聞と中日新聞、そして抱月先生が奉職した読売新聞が取り上げ、墓じまい後の混乱は解消されたのです。


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プロフィール

堀川健仁
静岡県出身。日本初の歌う女優・松井須磨子養家子孫(高祖父が義従兄)。松井須磨子の功績を讃え、次世代に伝えていきたいという想いと、新型コロナ禍で苦しんで来た芸術活動を支援したいという2つの想いから、2022年より神楽坂で松井須磨子の顕彰活動(主に講演会やコンサートを主催)を開始し、2023年に「一般社団法人松井須磨子協会」を設立。「松井須磨子記念館」の設立を目指している。


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