きっとこの蒼穹は、どこかで繋がっているから

――初めに

それはある一言から始まりました。

はい、そんな訳でトラカレ第二弾、夏の陣的なあれです。3日目担当の皇セルスです。
今回なに語るのか、と言うのをお話する前にちょっと宣伝を

こちらの合同誌にSSを一本、プロットを一本お渡ししてきました。どんな内容を書いて、どんなプロットを投げつけたのかは君の目で確かめろ!
作品に使った楽曲は沼倉愛美さんの「彩 -color-」

こちらにもSSを一本書きました。ゲームのお話です。自分の考えの一つでもあります、ぜひ
作品に使った楽曲はangelaの「DEAD SET」

こちらにもSSを……お前いっつもSS書いてるな。まぁ、その書きました。
千羽鶴とハンバーグを食べる内容です。健全(主催判断によりR18)ですよろしくね
作品に使った楽曲は沼倉愛美さんの「Desires」

SSではなくイラストを描きました。スク水の千羽鶴描いてます。他の人のイラストも楽しみです。ワクワク
作品に使った楽曲はなんか色々曲聴きまくってたせいでどれだったか忘れた(

トライナリーではなくボクタイですが、こちらにもSSを一つ書いています。主催の人が頭おかしいおまけ付けるみたいなんでもしよければぜひお手に取ってください
作品に使った楽曲はボクタイのBGMいっぱい
――

うん。冬より多いじゃないかお前。なんだこれ。いやまぁそんなこんなで5本ほど参加してます。自分の本は余裕がなくて作れませんでしたが頑張って書いてます。よろしくね

――本題の前の前座

じゃあそんな訳で本題、なにを語るのかなのですが
「トライナリーの話をする為にボクタイのお話をします
さらに言えばその過程でサージュのお話もします」

と書いたのでトライナリーのためにボクタイの話をしてその過程でサージュの話をします
いかがでしたか?で終わるタイプのクソサイトみたいなこと言ってますけどそれ以上のこと本当にないからこう書くしかねぇんだ許せ

そんな訳でまぁ話していこうと思うんですけど実はもう一つお話することがあって、実は今日7月17日はボクらの太陽の発売日で、今年で16周年なんですね

そう言う理由から自分の担当を17日にしたわけだったりします。結果現在投稿日前日に必死にやってて死にそうなんですけどね

――ボクタイのお話

なんやかんやそんなこんなで本題です。
そもそもボクタイってなに?という方に向けてざっと説明すると
ゲームジャンルは「太陽アクションRPG」まぁまずこの時点で「太陽アクションRPG」ってなんだよと思うと思うんですがまぁそれは追々
そしてどう言う物語なのか、というと

”そう遠くはない明日
いつか来るはずの世紀末
生と死の輪廻に
アンデッドが介入する時
種の進化は止まり

種は滅びる”

というお話です。やってないとなんのこっちゃだなこれ
もう少し細かく、かつわかりやすくなるように頑張って解説すると

世紀末に世界が崩壊、輪廻の輪と言う事象が狂い死んだ人間はそのまま死ねず『アンデッド』として蘇り、人を襲い、その数を増やしていく。
そんな世界になってしまった結果『世紀末現象』と言う怪現象が発生。
一部の世界は時の流れ、四季の順番、
あらゆるものが狂った状態で繋がり、混沌としていた。
そしてその混沌とした世界において『生命を持たない』暗黒の主
イモータル』が各地を支配。
世界は文字通りの意味で闇に包まれていった。
そんな中太陽を忘れず、その太陽を武器にして戦うことのできる一族
太陽仔』の子孫が
殺された父の仇がいるとされる『イストラカン』へと赴いていた。
その右手に、父の形見である『太陽銃 ガン・デル・ソル』を持って……

とりあえず太字にしてるとこ覚えとけばなんとなく分かると思います。
続編や外伝的立ち位置のお話などもしていきたいのですが、マジでやらないと分かりづらい話なので割愛。気になったら遊ぶなり動画なりなんでもいいから自分の触れやすい方法で触れてみてください
まぁそんな訳でコンセプトとしてはざっくり言うと
太陽光を使って主人公をサポートして戦うゲーム」なんですね
個人的にはこれが当時凄く印象的でゲームの主人公と一緒に戦ってる、と言う感覚がすごく強かったんですよね
特にボス戦の最後には概ね「パイルドライブ」と言う特殊戦闘があるのですがこれは現実の太陽を使って、その太陽光の強さがそのまま攻撃力になると言うシステムなんです
こういったシステムのおかげで当時ものすごくのめりこみました。と言うか今ものめりこんでる
元々自分は創作物にのめりこむのが好きで、その世界にいたいと言うタイプでした。でもまぁ結局はゲームなのでどこかで現実にひっぱられるタイミングがあるんですよね。まぁそれが良くも悪くも境目を意識することになるのでなんともですが
ただこのボクタイの場合、確かに現実にひっぱられるタイミングはあるんですがシステムの関係上それ以上に
自分がこの世界のために一緒に戦っている」感が凄いんですよね
こういう自分の世界とあちらの世界が繋がっている感じ、凄くよくてこれが自分の根底にあったからこそトライナリーそしてサージュに惹かれていったんだと思います
シナリオやキャラクターの生き様もそれらを後押しする力があり、本当に素晴らしい作品です

――サージュのお話

さてまぁそんなこんなでボクタイの世界をがっつり体験してハマってから数年後、「シェルノサージュ」が発表されます
元々自分はアルトネリコシリーズが大好きでこちらも世界観やキャラクターが好きでした。なので個人的には凄く気になってたのですが当時の感情としてはアルトネリコがやりたい……だったので気にはなっていたものの触らず……という期間が続きます
これは続編のアルノサージュが出てからもそうで、個人的には「シュレリア」が出るという一点で非常に惹かれ、また知り合いからもやったほうが良いと太鼓判を押されてたのですが私生活の忙しさなどからやはり触れずにいました
そこからさらにさらに数年後、ようやくサージュに触れるわけですが……まぁ、それ以降のお話は何度かしてますし、割愛しましょうか

――トライナリーのお話

そんなこんなでようやくトライナリーのお話です
そんなこんなでトライナリーに対して自分はボクタイで感じたそれを見出して、「実質トライナリー」ならぬ「実質ボクタイ」状態だった訳なんですけどそもそもなんで自分がトライナリーにボクタイを感じたのか、そもそもなんでボクタイにそれほどのめりこんだのか、をもう少し掘って話すと
そもそも自分は現実に対してここにいる、と言うあんまり実感できず「この世界自体ゲームなんじゃないかな」って思ってるフシがありました。
そこにボクタイと言う「世界と世界をつなぐシステム」があるゲームが現れたのは自分にとってはある意味救いで、言ってしまえばただのそういうシステム、遊びの世界を広げるだけのアイデアの一つでしかないのですがそれでも自分にとっては「今自分がここにいる理由」足り得たんですよね。
同じようにトライナリーもまた「自分が自分である必要性」のあるもので「自己の実在性」を確かにする力があった、と思っています。
この辺りの感覚については大なり小なりきっと多くの人が感じたことがあって、でも気づかない内にそれは忘れ去られてそんなものがなくたって自分は自分であると自我と自己を確立していくのだと思います。自分はそうじゃなかったので、思いっきりぶっ刺さってその後のサ終で大変なことになりましたが……
ボクタイが「自分がこの世界にいる理由」であったならトライナリーは「自分が自分である必要性」を教えてくれたのだと思います。
なに言ってるかわからない?わからないならきっとそれはそれで良いことなんだと思います
トライナリーも、言ってしまえばそういうシステムで、そういう作品でしかないと言えると思います。でもそれ以上に「実在する」と感じた思いはそれらを凌駕して現実として形作られて、一つの世界として存在しているのだと、そう信じるに値するものであると感じています
まぁそれらのさじ加減や尺度は人によって違いますし、それらとの向き合い方もまた各々それぞれのやり方があるので難しいところですが、世界なんてきっとそんなもので、そうだからこそ、世界はそうあるんでしょうけど

――創作のお話

そんなこんなで色々あって今に至る訳ですけどこの2つは自分が何かしらの形で創作しているものでもあります
そしてどちらも「この世界でこういうことがあったんじゃないか」みたいなことを考えて、自分なりに世界をより広げたくて作っているフシがあります
トライナリーで言えばあの世界でこんなことがあったんじゃないか、こういうことがあってほしい、こうありたい。ボクタイなら過去にこういった出来事があってあそこに繋がるんじゃないか、ここのやりとりはこういった裏があったんじゃないか。とか
これらはきっと他のどんな創作をしててもやることで、でもだからこそ忘れちゃいけないやりかただと思ってて
自分にとって創作とは「願い」でありまたこの願いを見て誰かが同じように何かを作って欲しいと言う「望み」でもあります
私程度でもなんとかやれるんだから、これ見てやってみようって思ってくれたら嬉しいし、これ見て感動したならそれも嬉しいし、両方を得てくれたなら。もっと嬉しいです

――終わりに

そんなこんなでだいたい自分語りで内容がないようなアレでした。個人的に主題としてはボクタイの記念日にトライナリー知ってる人にボクタイ知ってほしくて、自分がトライナリーにボクタイを見出したようにボクタイにトライナリーを見出してほしいなと言うわがままの記事です
コミケまであともう少し。あいかわらずあれこれ色んなとこで書いてきて、ここで語った内容のようなことを思いながら作品として形にしています
あ、あとこれは個人的な欲求なんですけどこの記事みたいに誰かにとってのトライナリーから○○を感じた。を知りたいですね!きっとそれは、その人の人生を、その人がその人である貌を知れるキッカケになると思うので

それではここまで読んでいただきありがとうございました

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?