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オタクをやめてはいけない

私は趣味、好きなアーティストの種類がバラついている。
だから、あるひとつの話題で繋がった友達と、
2個以上の興味が被ることが滅多にない。

しかも、
「推しは変えるものでは無い、増やすものだ」
という考えなので、
SNSのアカウントをちゃんと分けて作ったら
12個とかになる。
頑張って4個にとどめているが、
「星野源・芸人全般・ドラマ垢」とかいう
無茶苦茶なアカウントがあったりするので
耐えられてはいない。

ーーー

そんな、興味が飛び飛びで多趣味の私が、
推し活をしていて1番嬉しい瞬間。
それは、
「推しが推しを推している」ことが発覚する時だ。

子供の頃から色々なものにハマっていく中で、
周りとも合わないし、自分の中での統一性もなくて
「結局自分って何が好きなんだ」と思うことが多々あった。

だが、数年に一回、
推しの口から他の推しの名前が出るイベ
が訪れる。

その度、
自分の 好き は間違ってなかったんだ!!!!
筋は通っていたんだ!!!!

と救われるような気持ちになる。

例えば
踊り方が好きなダンサーさんとは
好きなアーティストが一緒だったり、
その好きなアーティストとは
好きなお笑いが似ていたり。

ちなみに私の興味の系図は最終的に
星野源 か オモコロ に行き着くことが多い。
星野源さんもオモコロが好きだそう。

ーーー

今までそうやって数珠繋ぎで
興味の自我を保ってきた私だが、
最近、私が推している人々ほぼ全員にあてはまる
共通点を見つけた。
それは、「オタク」であること。

周りの友人と話が合わず落ち込み、
こうしてインターネットに
行き場のない興奮を投げ入れる、
私と同じ景色を知っている人が作るものが、
私の心を掴むのだ、と気づいた。

そういう方の作品は、

作者

作品

ファン

図1

ではなく、

作品

作者・ファン

図2

こんな感じがする。(急にアバウト)

ーーー

オタク心とは
=爆裂な愛・リスペクト
だと思う。

そんな素敵な気持ちが乗った作品を、
あちこちからいっぱい見つけられた自分が
今は誇らしい。

これからもその愛が人生を繋げ、人生を味わい深いものにしてくれると思う。

だからこそ
自分は、オタクをやめてはいけない
と心に誓った。

やめようとしてやめられるものじゃないけど。

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