7月の短歌

めちゃくちゃな勢いで7月が終わってしました。
梅雨が比較的長く続いて、突然の雨やそれでいて晴れてくる空模様にかなり悩まされたが、いざ猛暑の夏がやって来てみると、あの頃のままでよかった気さえしてくる。無常。

さて、私はかねて高校時代、文芸部に所属していた(クソオタク部活、部室を私物化していた、あの時はご迷惑をおかけしました)。
活動は結構ちゃんとしていて、私は精力的に短歌を詠んだりしていた(本名で調べると、全国高校文芸コンクールだったかで受賞した時の記事が出てくるよ!自慢だね!)。

大学も3回生半ばにさしかかったいま、高校時代ほど短歌に触れてはいなかったが、なんと周囲に短歌を好き人間がちらほらと、新しくできた環境の中にいたので、私はまだ短歌への馴染み(?)を捨てきれずにいる。歌を作るのと同じで、短歌は私の中の重要な表現方法の一つだ。

というわけで、曲を作るかたわら作った短歌を、ひと月ごとにまとめてnoteに置いていこうと思う!よかったら読んでね。

眠るとき 背中が溶けた 魔法陣
形状記憶合金の夜明け

後輩のひとりが像を撫でながら
近づいてくる 夢を見ていた

蟻はいま 生きているのよ 私の目
小さくたって 生きていたいよ

双子語で 話しているけど 私たち
双子ではない 〇ですらない

連絡を 返さないことで有名な
あなたの心臓 素早い返信

重要な書類に押した印鑑を
私の甲に 押す彼女 ばきゅん


1回Twitterに出したものなんだけどね、これをもって、私の7月を終わる。


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