見出し画像

親と子の土曜クラス「そら」ありのままでいられる場所

朝から
「しんどいー」
と言って起きたにもかかわらず。

ご飯を食べたら元気でたから
お山に行きたいと言う息子。

無理だったら帰ってこようということにして
行ってきました。

親子クラス「そら」

昨日から
新しい年度がスタートということで
体験の人や
初めての人がいて
部屋の中は
大人と子どもでぎゅうぎゅうでした。

そらはもう定員いっぱい。
キャンセル待ちが発生とのこと。

昨年度から継続の人たちもたくさんいて
再会が嬉しかったです。

よもぎとりいきたい人はこのスタッフ
虫とりしたい人はこのスタッフ
あと自由に楽しんでくださいねと
説明を受けた後
親たちは子どもに
「虫がいい?よもぎとる?何したい?」
って聞いていました。

他の場は大抵
「今から虫とりです。準備をしてください。」
と言われて
親が子どもに言うことは
「○○持った?トイレ行きなさい。」

とかになります。
ここには選択肢があり
子どもたちの思いが尊重される。
だから私はここが好きです。

息子は虫一択でした。
虫を想定していなかった私は
虫籠も網も忘れてきてて
半年前に網が欲しいとグスっていたことを
思い出して汗。
でも、今回はグスりませんでした。

近くにいた子たちが素手で
どんどん虫を捕まえていくのを見ていて
あぁ、そうするのかと学んだらしい。

どろんこの土ををじっと見ていたかと思うと
あっという間に

アカハライモリ

ゲットしていた。
母、びっくり💦

このアカハライモリは
お腹が赤くて毒毒しい。
どうやら
フグと同じ毒を持っているらしいです。

だけど、みんな素手でバンバン捕まえてます。
手を水で洗ったら大丈夫とのことでした。

私だけだったら
絶対に、逃してきてーーーー‼️って
大慌てだったと思います。
みなさんがいてくださったから
安心して、息子は一つの体験ができました。

よそのお父さんが持ってた網に群がる息子たち


隣のお兄ちゃんの真似して登ろうとする



子どもって
育てるのに100人の大人がいるって
どこかで読んだ記憶があります。

ここの大人たちは
みんなでみんなをみている感じ。

泣いてたら
近くのママがどうしたのと聞いてくれて
剣を手にしたら
近くのパパが戦ってくれる。

息子がスタッフの人と木工をしている間に
私は昨日初めて会った女の子と2人で
アクセサリーづくりをしていました。

銃をつくりたいらしい

女の子のお母さんが
トイレに行ってる間に
数珠玉のアクセサリーが完成。
私もとても楽しかったです。

お母さんはずっと見てもらっててすみません。
と言われたけれど
それで少しお話ができたし
それもまた嬉しかったです。

銃と剣と盾ができると突然
「お外で戦いごっこしたい」
と言い出した息子。

おぉ、戦いよりも母は工作がいいなぁと
思いつつ
剣と盾を持って外にいくと
男子たちがお父さんたちを相手に
戦いの真っ最中でした。

剣と盾を携えた息子はみんなに大注目されて
少々固まり気味でしたが。
みんなに見てもらえて
お父さんたちが相手になってくれて
めちゃくちゃ嬉しかったと思います。
剣と盾を持ったままロボットのように動く
息子にやーとやってくれてた
お父さんたち
素敵すぎました。

昔は子どもはご近所さんみんなで
育てていたと言われていますが。
そういう雰囲気が自然と生まれている場所だと
感じています。

少し前の記事
『私の子育ては、ただの二人暮らし』
に書いてるように
母と息子だけで過ごすことが多いので。
子どもを一緒に育ててくださる場所。
私にはそういう場所がとても必要なのだと
思います。

どんな私でもいい。
息子も私も。
ありのままでいられる場所が。
里山にある。

そういう場所に出会えて
とても幸せです。

ただあるがままに認めること。
それができる場所。
私はその担い手にもっともっと
なっていきたいと思いました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?