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THE 虎牙道 49 ELEMENTSがサイコーって話をします

こんにちは。SideMが大好きな旗Pのすみ です。

いよいよ週末に7thライブが迫り、改めてTHE 虎牙道の各ソロを聞き直したところ、サイコーすぎて叫びたくて仕方ない状態が続いております。
なので、「サイコーすぎるぜ、虎牙道…」って話をします!

F-LAGSをメインに追っているPなので、虎牙道のイベストは読めていないものも多いです。
それこのイベストであったよ!ここのあれそれがあるからそれは違うよ!ということがあったら優しく教えてくださいor見逃してください。

これは豆知識なんですけど、モバでのF-LAGS・THE 虎牙道の6人共演イベントってないんですよね…

虎牙道との共演は今後に期待してます!

それでは…いくぜ!


Reflection BREAKERS

ユニット曲。Reflectionは反射・反響・投影などの意。
視聴時には冒頭のハモリが話題になった。Go Aheadもすごかった。

歌詞もしっかり見つつ聞いて、「Reflection」は鏡像、つまり己自身。
己自身がライバル、虎牙道はいつも最強でかっこよくて最高!

ただ単に、最強で強くてかっこいいだけではなくて

高めてく 己の力  届かない手に焦る日もあった

諦めちゃ、悔しいだろ…!!!

全力の果て  出し切ってさ 挑み続けようぜ

Reflection BREAKERS歌詞(Uta-Netより)

ライバル関係故の焦り、一度夢破れたからこそ何度でも立ち上がれるところ、泥臭い努力…

あんまり虎牙道のイベストを読み込めていない、いわばファンに近い立ち位置からすると、
「こんなこと言っていいの!?」
という印象でした。

特に、漣パートの『届かない手に焦る日もあった』はそれを歌うのか…と意外に感じました。
タケルへのライバル意識を出すことはあっても、タケルへの劣等感はあるんだろうな、と想像するくらいで実際声に出すことは無いのかなと思っていたので…

ただ、そういう己の内から現実を突きつける声もBREAKして、明日に向かうという信念の曲なのかな、と思いました。


これはモバに囚われてるPの妄言なんですけど…

魂 燃え滾るのは
"あの日"の壁 ぶち壊すため

Reflection BREAKERS歌詞(Uta-Netより)

ここの"あの日"の壁というのが
タケルにとってのボクサー引退につながった怪我
漣にとってのタケルに対する敗北、あるいは破門
道流にとっての柔道引退につながる故障
のような過去の敗北、折れた経験だとは思うんです。

でも、モバの事務所で新しい仕事ができなくなって、次のステージはサイスタだがモバに囚われてしまう私P…
スタでの出来事に対して「でも、モバではこんなことがあって、こんな成長があって…」と管を巻いてしまう私P

そんな不甲斐ない私に対する喝のように
「あの日々をきっと超えてみせる」
と決意表明を突きつけられた気持ちになりました。

そう思って聞く『諦めちゃ、悔しいだろ…!!!』が身に染み渡って、
負けたく無いなと自然と前を向けました。
虎牙道のこういう突破力、いつも頼りになるなあ…。




Resolution

大河タケルソロ。Resolutionは決意、決断などの意。

まず、Resolutionを聞いた時の私の心象風景をご覧ください。

夜明け前、太陽が登る直前の青い冬の空。
夜明け空は、太陽が登る直前が一番青いと思ってます。
(日々朝まで眠れなくて夜更かしを繰り返してきたので、少しだけ夜明けの景色には詳しいです)

夜のわびしさ打ち消すように
星のライト 灯されて

Resolution歌詞(Uta-Netより)

歌詞の描写が美しくて素敵。アイラ先生の歌詞、いつもすごい…
これは「黒い夜空に星が瞬いている」シーンだと思います。

でも、私には「街灯が灯った」シーンにも見えました。(以下幻覚)
脇道の街灯ってたまに「夜は消えていて人通りが多くなる朝に灯る」パターンもあるんですよね。(昔住んでいた郊外にそんな街灯がありました。タケルくんのランニングコースの街灯は整備されてて欲しいですが)
朝が近づいてきて、街灯が灯る、その瞬間の点滅する光まで見えた気がしました。(幻覚終わり)

静かな歌い出し、後ろで流れる川の流れのようなメロディー、一歩一歩踏み締めるような歌声。

私には、早朝のまだ暗い空の元ランニングをする大河タケルが見えました。

ちょうど歩きながら聞いたんですが、歩くには少し早いテンポで曲に合わせて歩くと息が切れるくらいでした。
逆に、ランニングのテンポならこの程度なのかもしれない…と思いました。

そして、明けていく空は下から水色になっていき、太陽が見えると一気に青が消えて紫・黄色・白のグラデーションになります。

いわゆる夜明け空

夜明けの色がうなずくように
辺り一面 染めあげて

Resolution歌詞(Uta-Netより)

ここの描写も美しい。
わびしかった夜が開けるのを「うなずく」と表現するの、すごすぎ…
タケルくんは、何に対して「夜空がうなずいた」と思ったんですかね…?


歌詞には描かれてないんですが、
私は「夜明けの光を見つめるタケル」に「客席からのライトに照らされるタケル」が重なって見えました。

そう思うと上記の「夜空がうなずく」が、
「ライブ中アイコンタクトにうなずき合う漣と道流」を「明けていく夜空」に重ねているようにも見えます。

ランニングをしているとついつい自分の内面に思考が籠もってしまいがちだと思うんですが、(タケルくんは内省含めてランニングが好きそう)
夜明けと同時に、

かけがえのない時間に 気付かされてく

笑顔たちに会える奇跡

Resolution歌詞(Uta-Netより)

と、周りに目を向ける描写が入っていく。

ストイックに自分を高めていたタケルくんが、ユニットメンバー・事務所の仲間と一緒に切磋琢磨しあって成長するようになったようにも感じます。

ソロ一曲目『その場所へ行くために -KEEP ON FIGHTING-』では孤高の強さ・頂点に立つプライドを感じたんですが、(3rd仙台のイメージが強いので…)
『Resolution』ではその続き、1人で走っていたタケルくんが仲間やファンに目を向けるようになる様子を感じました。


以下、ポエム詠みますね〜♪

冒頭、1人で例の川沿いをストイックに走るタケル
冬の夜明け前、吐く息が白く染まる様子まで見えるような寒さ
足音が規則的なリズムを刻んで、見つめているのは夜空の星のみ

一気に明けていく空
黒 → 青 → 水色 → 紫と橙と黄 一瞬で朝が来る
ランニング中、内に向いていた思考がふっと外に向かう
複雑な色合いに染まる空が、まるで虎牙道のステージにファンが振るペンライトの色のように見える
吐く息の白さが、ライブ中の熱気の湯気のようにも見える
前に前に走っていく。
もう1人では無い。振り返らなくても分かる、盟友がいつだって共に走っていることが。
だから、変わらず走り|《戦い》続けられる。

ご清聴、ありがとうございました。(?)





Determined Soul

円城寺道流ソロ。Determinedは断固としたの意。同士のDetermineは決心する、決意するの意。

最初に前ソロ曲の話をして申し訳ないんですが、ソロ一曲目『ROAD TO FUTURE』冒頭歌詞を見てください。

行き止まりの標識が
目の前に現れたような心地だった
受け入れるしかないこと
わかっていても悔しかった

ROAD TO FUTRE歌詞(Uta-Netより)

それでは、『Determined Soul』冒頭も見てみましょう。

確かなプライドだった
あのときに 味わった衝撃
それは燃えそうな想い
ずっと知っていた強さ 嗚呼

Determined Soul歌詞(Uta-Netより)

『ROAD TO FUTURE』は派手派手な曲ではないんですが、裏でギターが鳴っていたりで秘めた熱さのようで良い。ROADというタイトル通り、荒れた道を走っていくジープの力強さを感じます。

これは聴き比べて欲しいくらい対照的なんですけど、一方の『Determined Soul』の歌い出しってびっくりするくらい静かなんですよ。
なめらかなメロディーが、前ソロではボコボコの道にしか見えなかった過去への捉え方の変化を示しているみたいだ…


(これはもうほぼファン目線というか私の妄言なんですけど、)
道流さんって柔道を引退しているけど、それでも未練がある…のとは少し違うんですが、「柔道をしていた未来」をふと思ってしまう瞬間があったのではないかと勝手に思ってます。

だから、『ROAD TO FUTURE』は
そんな描いていた道が不意に折れてしまい情熱を失いかけていた円城寺道流が、また夢を探しはじめた歌なんじゃないかと思ってます。
『We search for the future』って歌ってますしね。


対する『Determined Soul』

新しい世界 選び取ったのさ

Determined Soul歌詞(Uta-Netより)

search=探していた未来を掴み取った逞しい拳が目に浮かぶようです。

どこまでも 行けるさ
終着点は 見えないけれど

Determined Soul歌詞(Uta-Netより)

でこぼこの折れそうな道だった未来へ続く道が、今は終着点が見えないほど遥か先まで見渡せる。
もしかしたら、8年前はずっとずっとその先へを歌いながらも先がよく見えていなかったかもしれない道流さんは、今は先の見えない道を走っている。

『ROAD TO FUTURE』は荒れた道を走るジープに喩えましたが、
『Determined Soul』は無限の広野に一本伸びるまっすぐな道を走っていく人、だと思いました。


ここまで道流さんの変化にスポットを当ててきましたが、変わらないところもあると思います。

大きな心と勇気があれば
倒れやしない どんな時だって

ROAD TO FUTRE歌詞(Uta-Netより)

何度も 倒れたとしても
決意は折れることないから

Determined Soul歌詞(Uta-Netより)

何度倒れたとしても立ち上がる逞しい背中は変わらない、道流さんの芯なんだろうなと感じました。
柔道自体、何度も倒し倒され、それでも相手に向かっていく競技ですからね。
きっと、これから何があったとしても立ち上がる姿は、見ているこちら側まで鼓舞していくのだろうと思います。


これはモバに囚われてるPの妄言なんですけど…(2度目)

この自分に 重ねてきた日々
全て 噛み締めていくさ

Determined Soul歌詞(Uta-Netより)

モバエム、エムステ、サイスタ(なんならラジオ、ライブ、その他たくさんのお仕事)、全ての経験を自分に重ねるって歌うんですよね…道流さんは。
全て身につけてとか、全て連れていくとは言わず、「全て噛み締めていく」という表現なのが優しくて誠実で素敵だなと思います。

「全ての経験が重なってる。全部噛み締めて生きていくよ。」というメッセージ。
モバやステの幻影をスタのアイドルたちにも重ねてしまうことを申し訳なく思っている現状にスッと染み渡って、もう少しPとしての自分を肯定してあげてもいいのかな…と思える、そんな気もしますね。




From Genius

牙崎漣ソロ。Geniusは(生まれつきの)才能、天才の意。
最強大天才からの挑戦状。

初見の感想として、まず
「静かだな…」
と意外に思いました。

ソロ1曲目『RULE 〜牙ヲ穿テヨ〜』(以下、ヲテヨ)のレーザーバシバシでセンターステージで踊る演出が大好きだったので、2曲目はもっと派手派手にいくのかな?と思ってたんです…


でも、よく聞くとすごいことを歌っていて、

思い出せないくらい
当たり前のように戦って

From Genius歌詞(Uta-Netより)

タケル、道流が戦う理由を歌う中、漣は生まれた時から当たり前のように戦って生きてきた。
だから、戦うことに理由は不要で、アイドルになっても戦い続けてきたんですね。
この時点ですでに「トクベツ」で「選ばれし者」であることが分かる。

『ヲテヲ』でも同様で、歌い出しは

"不可能"なんてワードは皆無

RULE 〜牙ヲ穿テヨ〜歌詞(Uta-Netより)

すごい。最強大天才にふさわしい文言ですね。


ただ、今聞き比べてみると『ヲテヲ』では少し「自分を本来の力より大きく強く見せようとしている」ように感じました。

イントロの強者感あふれるメロディーやレーザービームのような音が、漣の歌声と同時に耳に入ってくる。
これは好きなところでもあるんですが、『最強になる、そういう運命/天命』など音ハメ…というのが正しいのかわかりませんが、歌とリズムが完全に一致するところがあります。
楽曲が漣の力を増幅させるアンプのように振る舞っているみたいだな、と思った理由はこの辺りです。

また心象風景を雑画像で示すと、こんな感じのレーザーがぐわんぐわん動くステージの客席に張り出した部分で踊っている様子が見えるようです。

赤い

客席のペンライトを描かなかったのはわざとで、

見せてやるよ 驚くようなステージを

だったら黙ってついてこい!

RULE 〜牙ヲ穿テヨ〜歌詞(Uta-Netより)

と歌詞にあるように、客席まで赤に染め上げているイメージが強いからです。
(客のペンライトを赤に変えさせるではなく、牙崎漣の力=ステージからの光や演出によって客席を赤くするのニュアンスです)
客席にいる人もいない人も、全員自分のパフォーマンスで圧倒できると信じ切っている傲慢さも、人を惹きつける魅力になると確信させられました。


『From Genius』でも文言はあまり変わらず、

生まれた時からトクベツでしかない(Oh-oh)
異議ある奴は来やがれ!

From Genius歌詞(Uta-Netより)

むしろすごくなっている気がする…
生まれた時からトクベツでしかない、ってすごいワードじゃないですか!?
今までの人生で私は、こんなこと思ったことも考えたこともない、圧巻の思考。
でも、その歌詞に見合う才能と実力があるのが牙崎漣なんだと思います。


ただ、必要以上に自分を大きく見せるという印象はなくなったと感じました。
『From Genius』のサビ終わり『轟け From Genius』などのがなるような割れた声が印象的だと思うのですが、
これが等身大というか、牙崎漣そのもののように感じました。

他にも、曲自体の音量が抑えられていて、漣自身の歌声が際立って聞こえる構成なのも自分を大きく見せる必要がないことに気づいたからこそ、なのではないかと思いました。


他にも変化を感じるところはあって、
『ヲテヨ』では客席を自分色に染め上げていたと感じたのですが、
『From Genius』では客席を見る視線や帰ってくる反応を楽しむ様子を感じました。
『異議ある奴は来やがれ!』なんかが分かりやすいかなと。
これはアイドルのライバルに対する言葉でもあると思うのですが、多分虎牙道はライブの客(の期待やまだファンでない人の先入観など)に対しても戦いを挑んでいると思うので、
それに対しての「異議ある奴は相手してやる」という宣戦布告なんじゃないかと思いました。

なので、『From Genius』の心象風景はこんな感じで

赤のスポットライト

赤のスポットライトに1人照らされる漣が、客席の光を満足そうに見つめている…そんなイメージを受けました。


そして、目指す場所も

あの山の一番高いトコで煌めく光を
確かめたい だから戦う

そうさ、世界の一番高いトコで笑うのはゼッテー
誰なのかは わかってんだろ?

RULE 〜牙ヲ穿テヨ〜歌詞(Uta-Netより)

の「一番高いトコ」から、

歴史変えるような新境地へ行くぜ(Oh-oh)

From Genius歌詞(Uta-Netより)

「歴史変えるような新境地」に変化しています。

これはまだまだ虎牙道のことをあまり知らない私の妄言かもしれないんですが、
「あの山の一番高いトコで煌めく光」は結局わからないままなのではないかと思っています。

その上で、「一番高いトコ」に1人で立つことではなく、ライバルやファンと戦って共に目指す「新境地」に行くと決めた…と私は思っています。


というのも、私は花風イベントが好きでして、
特にみのりさんのこの言葉がすごいな…と思っています。

モバエム:想いは花風に乗り 〜桜舞う校庭で〜(イベスト4)より

これに対して漣は「ワケわかんねー」とつっぱねるんですが、何も思っていないわけではないはずです。

だから、こういった315プロの仲間たちとのふれあい/馴れあいから少しずつ変化していった結果の、「新境地」なんじゃないかな?という話でした。


新境地に行くにあたって、倒すべき相手が『地球まるごと』なのはもう、お見事。完敗です。としか言いようがない。

変化したところもありつつ、根本の魅力がさらに研ぎ澄まされていっているように感じる、素敵なソロでした。

今回のところは完敗です。

が。
いつかどこかでこの時の漣もまだまだだなぁ…なんて思える未来が来るのも少し、楽しみです。
負けっぱなしは悔しいのでね!!


締め

以上、THE 虎牙道の49ELEMENTSの感想でした!

ぜ〜んぶ私の個人的感想なので、おかしくないか?解釈違うな〜?ってことがあったらそちらの感想もまた正しいので、お互い気にせず楽しく曲を聞いていきましょう!


49 ELEMENTS THE 虎牙道は絶賛発売中!
詳細はlantis特設サイトで確認できます!
全部名曲のサイコーのCDですので、よろしくお願いします!!https://www.lantis.jp/sidem/releaseinfo/release_LACA-15986.html