監査役日記2 株主総会

株主総会って、上場企業なら、テレビで見たり、
株主になって参加したりしたことがあると思いますが、
上場企業の子会社や中小・中堅企業の場合は社内の会議室で
こじんまりと行われるようです。

私の会社は上場企業の孫会社に当たります。
親会社が100%株主なので、本来なら親会社の社長が株主と
して出席すべきですが、グループ長クラスの社員が代理人として
出席します。普段、仕事上で直接やり取りする人が急に偉い
立場になるので、お互いやりにくい感じです。

議題としては、前年度の事業報告、決算報告があり、監査役が
その内容について問題がないという監査報告を行います。
その後、新任の取締役、監査役の選任決議が行われて、新たな
役員が誕生します。
他にも定款の変更などの議題があれば、決議されますが、
直前の取締役会で議論は尽くされているので、「異議なし」と
議事進行し、10分から20分で終わってしまいます。

なんともあっけなく株主総会で選任され、前任の監査役も
監査報告を終えて、お役御免となります。
社内の形式的な行事となっており、感激はありませんね。

その後、引き続き新任役員で、代表取締役を選任するなど
定型的な決議事項が承認され、月次の業績報告など含め
1時間半くらいで終了します。

あとは、懇親会ということで、飲みながら懇親を図り、
1年間よろしく!ということになるわけです。

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