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満員御礼 その2。【サマーライブパーティ】


「おいしい。たのしい。うれしい」

今回のイベントのコンセプトはそれでいこうと思った。
美味しいというのは自然と笑みがこぼれ、楽しいというのは笑いが生まれ、うれしいというのは心が躍る。
それをみんなそれぞれに感じていただければ、イベントとしては大成功ということとなる。

だが、おつまみ部隊には青写真をはっきり示すことができず、個別対応にて、とにかくお祭りに参加するつもりで楽しんでください、楽しんでくださいとお題目を唱えていた。

――「おいしい」とみんなに思ってもらわなくては!――

などというプレッシャーを感じてほしくなかったのだ。
なので、おつまみ部隊もそれぞれが主役でそれぞれのステージ、それぞれの作品のご披露だったのだが、うまく伝えられずに当日を迎えていた。

後悔したことは、私がもっとマイクを持って、ステージにあがり、お料理の紹介をひとつひとつすればよかった、人物とレシピ紹介をもっとしっかりすればよかった、ということだ。

ライブというのは、出たとこ勝負で、その時に最高のパフォーマンスができるよう普段から鍛えておかなければならない。悔しいかぎりである。

とにかく、素晴らしい料理の数々、それを召し上がった方々の記憶に残るに違いない。

おいしい、ということの尊さ、それを熟知している人たちの愛情料理。
家族の健康を考え、家族においしさを届けたいという思いが料理上手になっていく。
愛というものはこのように形になるものなのだと、北千住さん、fjさん、玉兎さんたちの料理をいただき、そう思った。
だから、きっと召し上がった方々の輝く思い出となる。
そして、おつまみ部隊のみんなに楽しんでいただけたことを願う。

下準備大変でした。本当にお疲れさまでした。

それから。

私はこの日のために、書道家の雲泉氏、noteではunimamさんに文字を依頼し、贈ろうと思っていた。

「耀」
その意味はそのまま、耀く。
MA3さんに最もふさわしい文字だと思った。

墨象作品。
まるでマイクを持って歌っているかのように見える「耀」。

素晴らしい書は、パーティの一員でもあった。

以前のイベントで、雲泉氏が書を書いている動画に三味線を合わせるという試みをした。

書と三味線、良き動画作品となっている。
そこで三味線を弾かれた佑村河内攻さんが今回はバックに。

攻さんから伴奏ならば民謡がいいというご意見があり、そのあたりの曲選びからお任せし、MA3さんとお二人でやり取りしてもらった。

そして、三味線でバースデイソングを弾いてもらったらどうか、ということで、単体に演奏してもらえばいいか、という話だったのだが、津軽あいや節からのバースディソングへの移行ということが可能だという提案をいただき、即採用。

あいや節の節回しがバースディソングの節に合うということだった。
その後、バンドが引き継ぐという流れにしていたのだが、リハーサルをしてみると、一緒に演奏したほうがおもしろいということで、それで決定。

そうして本番を待つのみとなり、当日が楽しみになった。
サプライズの演出にみんなわくわくしたことだろう。

ケーキは会場の隣にある喫茶店にオーダーし、時間まで保管してもらい、あいや節が始まったら、ローソク点灯というおつまみ部隊の活躍。

それも、サプライズということで、おつまみ部隊のみんなに、MA3さんには内緒で、とお願いした。

ケーキを運ぶのは北千住さん、他のみんなはクラッカー。

サプライズは大成功した。

満員御礼 その3に続く。

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