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クレジットカード利息にさらに利息がかかる「逆複利」とは?

さて、クレカの「リボ払い」は毎月の支払いが一定額になる支払い方法です。例えば10万円のスーツを買うときに、「月額1万円の支払い」で購入することが出来ます。クレカで買い物をする際に「お支払い回数はどうされますか?」ときかれるあれです。

クレジットカードで「リボ払い」にすると「手数料(利息)」がかかります。

それは年15%ほどの手数料が一般的です。この手数料が実に曲者です。それは複利なんです。それも「逆複利」です。元金にだけに手数料がかかるのではなく、「元金+手数料」に対しさらに手数料がかかります。「複利」は、「元金+利息」にさらに利息がつくというものですからその逆という事です。

資産運用では「複利効果」は72の法則でわかるように利益をもたらすものですが「リボ払い」では、「複利」の逆に利益をクレカ会社に渡すことになります。そうすると、利息に利息がつくので、借金が複利効果で増えます。


分割払いとリボ払いの違い

クレジットカードには「一括払い」「分割払い」「リボ払い」がすぐ思い出す支払い方法です。

「一括払い」はもちろん手数料は不要です。
「分割払い」の場合は、2回払いまでの場合、手数料不要が大半です。

ただカード会社も基本的には、3回払いから手数料がかかってきます。この事に早くから目につけて、型落ち等を大量に安く仕入れ購買者の金利負担を行う事で大量販売するビジネスモデルを作った『ジャパネットたかた』の凄さが解ります。

※ジャパネットたかたのカードは3回、5回払いの分割手数料が「ポイント還元」で1ポイント1円で実質金利無料となります。2年目からは手数料がかかりますがその分もポイント還元の対象です。ただポイントはジャパネットでしか使えませんし有効期間は2年です。囲い込み戦略ですね、

なかよしファームお金の話

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