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中二病の肩をもつ僕

中二病精密診断機

僕は基本的に人と違うことがかっこいいと思っている。いや、厳密に言えばみんながみんな好きだと言っているものに対して一歩引いてしまうのだ。

さあ、これを読んだ方々はこう思ったでしょう。
「こいつ、中二病だ」と。
思ったでしょ?もし思わなかったのなら、あなたも中二病です。そして僕と同じく友人が少ないはずだ。

一応僕が本当に中二病かどうか確かめるために、中二病界の有識者に話を聞いたところ、中二病の三大症状として
「自分を特別な人間だと思っている」
「HUNTER×HUNTERを全巻持っている」
「妹に嫌われている」
が挙げられるらしいので、僕はどこに出しても恥ずかしくない中二病だと言えます。

邪気眼(新訳)

それでですね。何も僕は自分が中二病であることを発表したいわけではありません。僕が言いたいのは、中二病の人はそっとしておいてあげてってことです。

中二病は悪ではないです。基本的に中二病は誰にも迷惑をかけていません。強いて言うなら妹に若干かけていますが、全国の妹の8割は家族の中で傍若無人、唯我独尊ぶりを発揮しているので妹にも非があります。むしろ中二病は大体お母さんの言うことはちゃんと聞くので、家庭的に育つ場合が多いと見受けられます。

話を元に戻します。中二病は悪ではありません。そして何より「他人と違うことがかっこいい」の思考は自分を見つめるチャンスになると思います。中二病はあえて人がいない方に動きます。はい、ださいです、分かります。しかし頑張って付いてきてください。中二病が動いた先には人が少なく周りの声がないので、そこにある映画だったり音楽だったりの娯楽の良し悪しを判断するときに、頼れるのは自分の感性のみになります。つまりそこで好きになったものは本当に自分が素晴らしいと思っている可能性が高いです。流行っているものが良くないものと言っているわけではありません。良いものだから流行っているんでしょう。しかし、自分だからこそ素晴らしいと思えるものが世の中にはあると思います。そういうものの中に自分らしさとか、個性が色濃く表れているんじゃないかと僕は思います。「個性=正義」の世界も好きではないですが、自分がどういうものが好きかくらいは知っておいて損はないと思います。そして自分のことを深く理解し、自分の個性や自分らしさが見えるようになった眼を「邪気眼」と呼びます。

中二病でも政治がしたい!

そういうことで、もしあなたの周りに中二病の方がいたらそっとしておいてあげてください。多少うざくてもそいつが何か見つけてくるかもしれないから我慢してやって下さい。お兄ちゃんが中二病でも許してあげて下さい。ホントうざいけどね。中二病のやつ。お前らとは違うアピールしてくるし。まぁでも大目に見てあげて下さい。だってもし日本国民全員が中二病になったら、多分犯罪とかいじめとかなくなりますよ。素晴らしいじゃん、中二病。まぁそのかわり政治とかその辺の難しいところはムチャクチャなりますけどね。まぁ、なんて言うか、何事もバランスですよ、重要なのは。はい、終了!

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