見出し画像

アトピーの症状別 身に着ける衣服、下着 について

アトピーの症状別 身に着ける衣服、下着について

症状の度合いによって、季節によって衣服、下着の選択に違いがでてくると思います。

【症状について】
①局所的に一部分に症状が出ている
(肘の内側、膝の裏側、わきの下等)     
②一部分がさらに広がって症状が出ている
(ポツポツ、または斑点のように赤みを帯びている)(腕全体、背中、太もも、腰回り等)                           
③広がった症状が全体に赤みを帯びている
(斑点がつながり全体に広がっている)(腕全体、背中、太もも、腰回り等全体的)

他パターンもあるかと思いますが、私自身の経験から3パターンで考えてみようと思います。

【下着(肌着) 衣服について】
①の場合
部分的なため、症状が出ている部分のみ気を付ければ普通の衣服
症状が出ている痒みを帯びている部分が、衣服のタグや縫い代が当たらないように
することにより、痒みを防ぐことができます。
②の場合
綿100%等は肌が不快に感じない素材がベスト
衣服のタグや縫い代が当たらないようにすること、下着等肌に直接当たるものは、裏返しに身に着ける
できる限り通気性のよい素材で熱がこもらないように、また、肌が当たらないようにすることが大事です。
③の場合
綿100%の肌当たりのよい素材にて、肌を保護する(包帯の代わりともいえるでしょうか)
広範囲で肌が乾燥していますので、肌の保護が必要です。
保護されることにより、身動きがしやすくなります。
㈪の方法に加えて、
女性は、下着の上からブラジャーを付けることにより、直接肌に当たる部分をなくす。
できる限り通気性のよい素材で熱がこもらないように、また、肌が当たらないようにすることが大事です。

②③の症状の場合は、衣服についても綿100%等、自然素材がおすすめです。
綿100%がない場合は、綿の比率がなるべく高いものを選ぶといいと思います。
また、肌触りの良いもの、自分自身が不快と感じないものならば良いと思いますが、化学繊維100%はおすすめできません。

③の症状の場合について
皮膚が乾燥をしているので、保湿が必要です。
保湿する場合もクリームでは保湿が十分ではありませんので、軟膏を塗布して患部を保湿と保護が必要になります。
軟膏を塗布するとべたつきがありますので、そのまま服を身に着けると服に軟膏がついてしまうので、包帯の代わりのように肌着にて体を覆うことで保湿を保つ服へ付くことを防げることができます。

この肌着については、なかなか良いものがないのが現実です。

私は現在SUMIREにて、アトピー、敏感肌にやさしい服を制作しております。
特徴としては、縫い代が肌に当たらないように内側に折り込んで縫製しています。現在、衣服は作成しておりますが、肌着、下着については制作していないので、第二の皮膚となるような、皮膚を覆うことが出来る包帯の代わりになる、そんな肌着を作ってみようかとも考えております。

eri kaneko
アトピー性皮膚炎 敏感肌にやさしい服 SUMIRE


お読みいただきありがとうございます!!!よろしくお願いします☆