宇宙戦艦ヤマトのプラモデルを作る支援をする(その1)

相棒のやまとがわさんのBlog「ヤマトプラモ建造日誌(1974-2199 宇宙戦艦ヤマト とはず語り)」の連動企画。

宇宙戦艦ヤマト(ヤマト'74)の仮想再放送の感想ブログを無事完走した彼女がいままでに買い集めた、宇宙戦艦ヤマト2199のプラモを作るという。

イタレリの1/35レオパルドA1とハセガワの1/72メッサーシュミットくらいしか作ったことがない彼女が、組みやすくなっているとはいえ、プラモデルを真面目に作るというのだ。

それも、blogのネタに。

悪い冗談だと思っていたのだが、最終目標を決め、やることを見定めているので、納得して見守ることにしたのだが・・・

少しあたまを働かせればわかりそうなものだけど、手助けはいらないけど、助言を求める気はマンマンだった様子。

なぜ、彼女がボクに助言を求める気マンマンなのか。

それは今を去る40年ほど前から、ボクが一端のモデラーだったからに他ならない。

いまみたいに懇切丁寧な模型雑誌もなく、スナップキットも、プレカラーリングモデルもない時代。模型店に出入する先達の方々から口伝同様に伝えられる技の数々を駆使して、思い通りにプラモデルを作っていく。

当然、自分で編み出したと思っている技(ほんとはどこかでだれかがやっているはず)も数多く存在する。

中高といやほどのプラモデルを作り倒してきたから、手先の感覚と記憶ははっきりと残っている。

30年ほど本気の模型作りから離れている間に、世の中はガラッと変わってしまって、どこまで古の技が通用するかわからないんだけれども、ま、お役に立てましたらってところ。

そもそも、プラモづくりに決まったやり方はないのだ。

使う道具もやり方も人それぞれ。

模型のジャンルによって、結構フワっとしたお流儀というか流派というか、そういうものは存在するのだけれど、こうでなければ作れないということはない。

自分のやり方(自分に合ったやり方)や技のようなものを、試行錯誤から導き出すしかない。

昔に比べて、便利な道具も増えたし、簡単なキットも増えた。

そんな昨今のキットを相手に、ボクのやり方がどこまで通用するかわからない。

ただ、知っていることとできることはすべて伝えようとおもうのだけど、まさに

「この老いぼれに何を期待する!?」

である。

どうなりますことやら。