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「想い」とつながる: ぴったりな言葉を選ぶコツ⑥

ぴったりな言葉を選びたい!
その目的はどんなことでしょうか?

言葉にした先にみている目的が
それぞれにあると思います。

言葉にすることは
外に伝えることでもありますが
内に向かう力もあります。

自分の想いを知りたい、表現したい

実は、そんな目的もあるのではないでしょうか?


自分の想いに気づいていく

ぴったりな言葉が見つからない理由をさがせば
・語彙の量(自分の言葉のバリエーションの中から見つからない)
・言葉をさがす技術(表現をみつけるプロセスに慣れていない)
などがあります。

でももっと深いところに
なんとなくは感じているけど
自分の想いがはっきりわからないという感覚が
潜んでいることもあります。

書いたり伝えたりするとき、
サービスや商品の特徴を前面に出す場合には、そんなに困らない。
でも、もうSNSでつながっている、興味をもってくださっている方に
「自分」を伝えるとなったときに
サービス・商品の説明以上の言葉にならないのであれば
自分の想いがはっきりわかっていないのかもしれません。

わたしはこれが好き
目の前のニーズとは関係なくこれがしたい
本当に届けたいのはこの部分
自分はこれを大事にしている!
こんな感覚が「想い」です

ずっと続けてきたこと、実績やスキルがあるほど
目の前の仕事、お客さまを思うことに一生懸命で
その仕事を始めたきっかけとなった思いや
それ以前から自分が大事にしていた信念のような想いから
ずれてしまうこともあります。

そうすると、自分で自分の想いがわからなくなる

わたし自身も自戒を込めて!
喜んでいただけそうな方向に引っ張られて
自分の大事にしているところから角度がずれてゆき
はっとして軌道修正することが、たびたびです

そうかも!と感じる方は
想いの水脈をたどって見つめなおして
自分の重心を取り戻すことが必要かもしれません。

いきなり、ぴったりな言葉をさがそうとせずに
(しない方が絶対おすすめ)

想いをたどるその過程で
今のあなたの内面で展開していく思いにも気づきながら
ゆっくり結晶化していってください


想いを届けるベクトルの向きを知る

自分の内面での想いが形になってきたら
もう一つ意識してほしいことは
その想いを届けるベクトルの向き。

誰にどんな声かけをしたいか、とも言えます。

サービスの内容が同じでも
「大丈夫!そんな時はわたしに任せて!」なのか
「そんな時も一緒にがんばりましょうね〜」なのか
「そんな時ありますよね、でももう充分できてますよ」
なのかで
想いの矢印その人に対してどんなポジションで関わるのか
も変わってきます。

これについては、おすすめの本があるので
次のシリーズ「ライフワークの言語化におすすめの本」で紹介します

お客さん目線での言葉に「翻訳」して伝えていく前に
自分の想いとつながるプロセスを忘れないで。
そして、
想いにどんなエネルギーを乗せて届けたいのかも意識してください。

それが想いとつながること。

想いとつながってから出てくる言葉は
文章が上手とか、言葉選びが上手いかどうか以上にも
お客さん目線での言葉に変えていくときもパワーがあります。


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