新しいサービスやビジネスをはじめるときには
やっぱり自分の売りとなる「オリジナル」がほしいな、と思います。

でも、もう時は2022年。
人類が、累々（るいるい）と積み重ねてきた文明と
コロナ禍を契機に
たくさんの起業家がメキメキ活躍している大海原で
100パーセントのオリジナルをつくるなんて、むずかしい！
これは本当にオリジナルになっているかな？

そう感じている方にも、
コンテンツそのものがオリジナルでなくても大丈夫！
オリジナルは組み合わせから生みだせると伝えたいです。

英語に「synthesize（シンセサイズ）」という言葉があります。
日本語では「合成する」とか「統合する」と訳されるのですが、
ぴったり対応する動詞はないのではないかと思います。

イギリスで、研究のアプローチ方法を学んでいたとき、
「新しい発見や知見を生みださなければ！」ともがいていたわたしに
講師の先生が声をかけてくれたことがあります。

「Do you know what synthesize means?
（synthesize の意味を知っているかい？）」
その先生は「こういうことだよ」と
右手の5本の指と左手の5本の指を一本いっぽんからめて
ぎゅっと握って見せてくれました。

もう持っている力やスキル、知識を
指と指をからめるように
縦糸に横糸をからませながら織っていくように
自分の視点で組み合わせていくことで、新しいものになる。

この後わたしは
20代に京都で取り組んでいた
日本の古い写本（しゃほん・書写して作られた本）をもとにした文学研究と
オンライン上で見られる「デジタル博物館」という新しいメディアを組み合わせ、
文化からみた日本人のアイデンティティに対する願いを込めて、
論文を書きました。

わたしにとって
一つひとつの知識はあたり前のものでした。
でも、それぞれのパーツを組み合わせながら
自分の思いの軸にとおし、
違う文化をもつ読者に投げかけたとき、
それはとても新鮮で、おもしろいものになったようなのです。
（その年の該当分野での
　最優秀論文賞と賞金をいただきました！びっくり！）

もちろん、組み合わせの途中では
イギリス人、ビジネスでいえば未来のお客さまの意見も
その分野についてよく知っている人のアドバイスも
伝えてゆくストーリーや言葉の使い方の提案も
いっぱいいただきました。

あなたのオリジナルのサービスづくりの
ご参考になれば嬉しいです！

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新たに生まれたサービスの
貫く思いや魅力を伝えてゆく言葉やストーリーの提案は
わたしも得意とするところ。
その新しいサービスのプロフィールを書くように
お客さまに届けるメッセージに紡いで行きます。

まずは無料でお話を聞かせていただいています（40分）
* サービスを押しつけるようなことはしませんので、ご安心ください。
ヒアリングが主にはなりますが、
その時間の中での気づきや、お客さまの視点から見た時のアドバイスなども持って帰っていただけたらと思っています。

お問い合わせください♪