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紀伊半島カブ&トレイル旅01

2020/11/11

なんとなくまた旅行にいきます。
瀬戸内の島再びのつもりでしたが、若干遠すぎるのと島巡りに飽きがきたので別方面の旅にしました。

というわけで今回は紀伊半島。
近くていいね!

小辺路ルートで高野山から熊野本宮大社に抜けるというロングトレイルが今回の大きな目的です。
というかそれ以外はほぼノープラン。
トレイルまでの足はいつも通りカブです。

では早速出発。
朝から風が強くて心が折れかける。
一応防寒はそれなりにしましたが、もう11月だし不安はある。というかかなり不安。

まぁいつも通り伊勢湾フェリーに乗ります。
旅の始まりはいつもここから。

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なんかフェリーの中でモーターサイクルの取材を受けたので、数ヶ月後に載るかもしれません。
ああいうの初めて遭遇したわ。

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さて、鳥羽につきましたら、まずは個人的に興味があったところにいきます。


「ろん農園」

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かなりストイックな自給自足の生活をしている農園です。
収入源はほぼ養鶏のみ。

自給自足生活と言えど、家を購入して改装から入る方が殆どですが、なんとろん農園さんは家から完全セルフビルド。

電柱から電気を引っ張ってくる以外は、井戸堀りの道具の製作、家の基礎、養鶏小屋、五右衛門風呂に至るまでほぼ完全にたったひとりで作り上げています。
本当にただの野っぱらから。

詳しくはこちらのブログをどうぞ。

ブログを見てこいつぁただもんじゃねぇと思い、今回訪問させて頂きました。

人様の家の写真を大量に撮るのもどうかと思ったので雰囲気だけ。というより、技術的なことを含めブログにめちゃ詳しく書いてあるのでそちらをどうぞ。

ど田舎を想像していましたが、思っていたよりも都会というか、人里の中の一角という雰囲気。

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そしてかなりコンパクトに纏まっていました。本当に自分達が食べる分、暮らす分を最低限生産している感じ。

鶏の飼料になるとうもろこし。

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6畳の家の入り口。土間。

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壁は収納スペース。ロフトの上が寝室。他は全て6畳のスペースに。

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縁側があります。

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公共のライフラインは電気とネットのみ。
ガスも水道も下水もありません。
勿論炊事は全て薪。薪の調達はなかなか大変で奔走しているそう。

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薪と井戸水と傾斜土層の浄化、そしてコンポストトイレで賄っています。

屋根には黒い塩ビパイプ。太陽光で水を暖めて薪を節約する。

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なかり徹底したオフグリッドスタイルです。

まぁこれはライフスタイルの程度の問題で。
自分にあったやり方をすればいいと思います。(わしはプラモとか電子工作とかしたいしね。工作機械もほしい。)

そんな感じで見学とお話をさせていただきました。
この後まーじでノープランなんだよな。

とりあえず昼ごはん。
見かけた所に入る。「味楽」というそば屋さん。

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なんかそばが食べたかった。普通だった。

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とりあえず賢島に行ってみることにします。
なんにもなさそうなところですが。(基本的に観光地は何にもない認定をしている)

橋がかかっている離島って離島カウントしていいんですかね?
なんか個人的には離島じゃないと思っているんですが。
しかしそれを言ったらしまなみの島々もアウトになってややこしいのでいいことにしときます。

駅でけぇ。

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電車めちゃ止まっている。

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一番手前が近鉄の普通列車。他は全て特急らしいです。真ん中の青いのが多分しまかぜ。奥の黄色いのがビスタEXみたいです。

離島に5車線…。
大阪、名古屋、京都からアクセス可能で、鉄道好きにはなかなか人気みたい。
鉄道旅ならいい終着点ですね。

そもそも近鉄の資本で観光地化が整った島だそうで、そう考えるとこの電車の数も異様に綺麗な駅も納得です。

真珠で栄えた地域の島故に、どこもかしこも真珠店だらけ。

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こんなに真珠の需要ないでしょ…。
バブルから時が止まっている。

アコヤ貝が埋め込まれた下水の蓋。

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賢島から行ける間崎島も、真珠養殖で栄えた島です。三重の高額納税者トップ10を間崎島だけで独占したこともあるとか。

少し行ってみたい気持ちはありましたが、あとが詰まりそうなので今回はパス。

いやー、想像以上になにもなかったな、賢島。
クルージングとかリゾートとか高級ホテルとか鉄道が目的なら色々ありますが。
わかっちゃいたけど一人貧旅ではご縁がないところですねー。

まぁ天気は良いので、真珠養殖が栄えたこのリアス式海岸を一望しにいきます。

島を出て「横山展望台」にきました。
スロープを上って展望台へ。

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流石に綺麗に整っています。
つい最近テレビでやったらしく、平日でもそこそこ人がいます。

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わーい展望台だー。

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これは流石に綺麗。

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地図で見ただけで複雑なことがわかる地形、一望するとこんな感じなのですね。
入り組んでいて島か本土かわからねー。

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この辺り、ここ見ておけばいい気がするな…。
なかなかいい景色ですよ。日本三景に選ばれてもいいくらい。


そしてこのあとは……


早速の快活です…。
基本的に快活は都会にしかないので、行けるときに行っておくのがええということにします。
横のサイゼで少し時間を潰して12時間パックになるようにしました。
快活マスターに近づいてきた。

日の入りが大分早く、5時過ぎたらもう寒くて運転無理。
今回は遅くても4時半には寝床確保を目安にします。

今日は流石にノープラン過ぎたな~。
ろん農園にもすこしいるつもりだったのだがあっさりと終わってしまったからな。
と言うことで快活で少し調べます。

ではおやすみなさいー。
また明日ー。

旅の費用にさせていただきます!