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5月

話を聞きたい
自分は聞いてほしいと思うのに、相手の話うまく聞けない
あなただから聞いてほしいのに、あなただから話せるのにって、相手も思ってくれてたら嬉しいね
ただ聞くっていうの、できるようになりたいね
興味ない話だとしても
それで好きな人を癒すことができるなら

4月は現実を思い知った
初めて出会った、でももう2度と会わないだろうと思うからなんでも話せた、相手は親身になって無償の愛で全てを聞いてくれた
遮らず、自分の話もせず、全部聞いてくれた
私も泣かずに話せたし、泣きそうになっても聞いてほしいと思えた

頑張ったのに何をしてもダメだった、辛い と思いこんでいたが
私はやれてなくて、何もできていなかったと知った
頑張れていなかった
まだ始まってすらいなかった
頑張るほどのパワーもなかった
自分のできることのキャパを超えたことをしようとしていた
できていない自分を責めていた
頑張れない、自分との約束を守れない自分を信用できなかった

頑張ってきたのに、と悲しくなったけど、後々確かに何もできていなかったと気づいた
やろうとしたことはある、だけ
やろうとしたけどやることすらできなかったというストレスは実はとても強い

年下の子の話って、なんかちゃんと聞こうってなるのかもしれない
自分より汚れてない、諦めきれていない、そのもどかしさの間で頑張っている姿に、尊さを感じる
そんなの諦めなくたっていいとも思うし、他の方法もあるよとも思うし、言いそうになる
でも子供の私はそれを言われるのは嫌だったから言わない
すごくやり方にこだわっていたから
そうなんだね、頑張ってるんだんねってただ聞いて欲しかったから、できるだけそう言いたい
自分より若い子の方が断然賢い、聡明

本当の話を少しずつできるようになってきた
食事について、過食についての話を軽くいろんな人に打ち明けられた
食べ過ぎはみんなあることらしい
食べることに興味や執着のない人に怒り、殺意
美味しいものを食べることが好きでお金も時間も使う職場の人たち、会話が楽しかった

食事内容や体型の否定はまだ続くものの、疲れて諦め始めている

次の職場は決まっていませんと嘘をついた
お世話になりありがとうございますは割と全員に言えた

正直にいたい
けど、私のこと知られたくない
私がどこで何をしているか知られたくない
死んだって知られたくない
なんで死んだって知られたくない
死ぬまでどこで何してたかって知られたくない
誰にも知られずに死ねるのならいますぐに死にたい


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